心理師 juneberry’s blog

読みたい本が見つかる

素朴な疑問も調べてみると力に…

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朝から出勤までで、思いついたモヤッとした内容の一部です。

でも、私の中に思い浮かぶものは
ホントにしょうもない内容ですが
回答があればスッキリします。 


きっと、こんなちょっとしたことでも
もやもやとして、ワーキングメモリーを使ってるんでしょうね…。 
 
○ 実家にたくさんの魚の缶詰(サバ、イワシ、マグロ)があったので、弟と妹と3人で分担して引き取って、今、消費している日々です。朝から食べました。 
 
そもそも、サバ等の缶詰を購入される方は、朝、昼、夕、いつ食べるために購入されているのでしょうか。そして、温めてそのまま食べているのでしょうか。ツナはつかいますが…。 
 
○ 家のリビング考える時に「子どもが小さな頃のリビング」から「年老いた後2人暮らしになった時のリビング」をイメージして、リフォームもしました。リビングの黄金期は終わったと思った ので、2人暮らしになってもいいようなイメージのリビングにリフォームしているのに、高大生の息子たちのリビング共有率が、予想に反して高すぎています。(よく考えれば、今、大人4人が家の中にいて一番幅も取る時期なのですが…)私は、子どもが小さい頃が黄金期だと思っていました…。
家のリビングの黄金期っていつなんでしょうか。
 
○ 通勤中の車内で思ったことですが 
渋滞などの割り込みへ入れてあげると、ハザードランプで「ありがとう」と言われるようになってきましたが、たまにそれに「どういたしまして」と返す人を、見たことがあります。(たぶん、そういう意味かと…違ったら、教えてください) 
でも、そんなことしていると、いつまでも続いてしまうというか、またそこが、日本人ぽくって、ガラケーのように、ハザードランプの使用方法が、ガラパゴス的な進化をしてくるのではないかと、思ってしまいました。
「ありがとう」のハザードランプに対して「どういたしまして」と返したことありますか。
 
まだまだいっぱい出てきましたが… 
 
今日、分かったことは 
私はどんどん疑問が湧いてくるタイプで 
質問(しょうもない質問)もいっぱい出てきますが 
ググっていません。(これがダメだとわかりました) 
 
その疑問から、どんどんと妄想へと発展していき 
自分だけで楽しんでいることが多い、と気づきました。 
 
つまらない疑問も最後まで調べきると 
自分のものになるんですね。 
 

質問から成長?

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転勤する前、今から3年ほど前

私の仕事の引き継ぎに、隣の席に来た同僚は
40歳過ぎの男性でした。
私自身は、40歳からの採用なので
私よりも、キャリアや経験、知識や理論的なものは
私よりも、彼の方が上でした。

すると、私が疑問に思うことを尋ねても
とても、快く応えてくれるので
その1年間は、仕事にまつわる素朴な疑問を
毎日、聴き続けることができました。

例えば

「どうして(どういう意図で)この書類はExcelで作っているの」

(私ならWordで作る書類を、彼はExcelで作っていて。
表計算でもないのに、なんで…?)

答え「表の欄を後で、足す可能性があると思うから、このほうが楽と思って」

「なるほど〜」

答えは、ごく当たり前なんですが
例年、Wordで作られている引き継ぎ文書を見たら
それだけで、その通りにやってしまっていました。

それからは
「どうして、ファイルはこうやって分けてるの?」
「どうして、このフォントを使うの?」
「どうして、これはアナウンスしないの?」
「どうして、すぐに答えを返さないの?」などなど

普通では、質問するほどではない(できない)
素朴な疑問ばかりです。

でも、たまには

「特に、理由はないです」とか
「単に、やってみたかったからです」

という答えが返ってくると
別に全部に根拠がある訳ではないんだと、それも納得できました。

とにかく前年、私がやっていた仕事なので
自分でも、やりやすいようにと思ってやっていたのに
私の発想とは全く違っていて
本当に疑問と、新しい発見、だらけでした。

また、隣の席、だということと
私よりも年下、ということが手伝って
毎日気軽に、思いついた時に、素朴な疑問をぶつけることができて

私もその度に、長年くすぶっていたことや
ふと、思いついたことを、すぐに質問できて
あの1年は、毎日スッとする生活でした。

そして、今は離れ転勤先で
今までではない様式の、文書を作ったり
見やすいフォントに、変えたりして

1年間横で見て、教えてもらったその根拠は
自分の中に入っているな、と感じています。

今は、分からないことを教えてもらえる上司はいますが
ふと思いついた質問に、答えてくれる人がいないので
質問自体が、湧き上がって来なくなっていますが

たぶん、毎日小さな質問は頭をよぎって
消えていってるんだろうな、と思っています。

なんでも質問できる人
どんな質問をしても、変な顔をしない人が
近くにいると、人は成長すると思います。

質問好きの私は、そんな環境に憧れます。

頭の中の質問 的確な質問をできるように…

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「何か質問はありますが、せっかくの機会ですので…」

と言われることがありますが

質問が、すぐに思い浮かばない時は
そのお話で、納得することが多かったり
新しく知ったことが、多すぎて
自分の中でまだ、噛み砕き切れていない時です。
あまり興味がない時もあります。

また、大きな会場だったりすると、浮かんだ質問が
小さな質問すぎて、聞けないこともあります。

あと基本的に
私は、素朴な疑問を持ちやすいタイプです。
小さい頃から、視点はちょっと違ったように思います。

その質問をしてしまうと、本筋から離れて行く場合なんかには
頭の中に思いついても、大きな場だと、周りの人に悪いので
あまり質問はしないです。

それが、プライベートであれば
話は、つきないというか
尋ねたいことはたくさんあるのですが。 

少し話はズレてしまいますが
先日、会議である意見について、反対意見が出て
会議全体が、嫌な雰囲気になりました。

説明した側にも、言葉足らずな部分もありましたし
意見した側も、初めから反対するような節もありました。

とにかく、どちらにしても
その他、大勢の人も嫌な雰囲気の中に入ってしまうので
私は何とかしたい、と感じて

「~は○○も含まれていると言うことですよね」
「△△の意味は、~と言うことですよね」
(お互いに悪意はないよね)

みたいな押し量った質問をして、確認したい!

と言うところまでは、思いついたのですが
頭をフル稼働して
どちらにも角の立たないような
そのセリフを考えている間に
時間切れになって、その件は終わってしまいました。

別に、私がそんな質問しても、しなくても終わっていくのですが
なんか、頭の中だけですが
頑張って考えて、ひとりでドキドキしていました。

 

 

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 八木仁平

 

 私がKindle本を耳読した本を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間( 2時間34分)

 

感想…

気軽に読んだ本だったのですが、意外と重く考えさせられました。

やりたいことを探すときに「好きなこと」「得意なこと」「大事な事」とされ、意外と得意なことを使っていないと言うところへの指摘が多く、自分のことも振り返りながら読みました。

自分の得意な事は、日常生活で普通にやってのけていると言うことで、自分では気がつきにくいと言うこと。

著者の思いや、試行錯誤を繰り返しながら出会った今の働き方をまでの道のりを、具体的に書いてもらっていることで、身近に感じられ「なるほど〜」と納得できました。

私なら…と考えながら、結局、この本を3回以上は読み考えることになりました。

著者の熱意が強くて、自己理解が好きな私が、自分自信についても、しっかりと考える機会となりました。

 

 

お知らせ

2週間ほど、「読書感想は」お休みさせていただきます。

 

 

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生涯にわたって様々な形で社会と関わり続ける

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私の若い頃のイメージでは
定年退職後は、社会からも少し一線を引いて
悠々自適な生活を送って…というのが理想でしたが…

「生涯にわたって様々な形で社会と関わり続ける」

その中にワーキングメモリーを鍛える場面がたくさんある。

高齢の知り合いには
ボランティアをしている人が、たくさんいます。

その一つは
街中の、放置竹林を再生するボランティアがあるのですが
「竹林は竹と竹との間を傘をさして歩ける」のがベストなので
竹林がそのくらいに保てるように、活動されています。

毎年、筍はどんどん出てくるし
古い竹もどんどん伸びていくので

いつも、切って切って燃やして(許可をもらっているそうです)
あとは肥料用のチップにしたり
子どもたちが遊べるようなおもちゃや水鉄砲を作ったり
新製品を作っておられます。

筍が出てくる頃は、とても忙しく毎週のように竹林に入って
それ以外は、月に2回。

元気だな、といつも感心していましたが
メンバーの方も50名くらいはおられるので
いつも忙しくされていて
社会性を持った、そしてチャキチャキと働く方が残っているんだろうな
と思いました。

歳をとって、社会の中に居場所があって、社会貢献に繋がっているって
理想的だな、と感じています。

女性はどこかそういう場所があるんでしょうか…
新たな疑問も湧いてきました。


以前の職場の同僚には、ボランティアをする人が多かったので
私も、よく入れてもらっていました。

災害ボランティアにも息子とも行きました。
気軽なボランティアでは、近くでのフルマラソンのゴール地点での
出店ボランティア(みたいなの)にも何年か参加しました。

ボランティアの感想は、早朝からの仕事でクタクタになるし
それこそ、ノンペイドワークですが

みんなで協力してやっていると
自分が高校生だった頃の、学園祭のような…

お金のために、やっているのではなくて
自分がやりたくてやっている、という感じが
とても心地良かったですし、私は大好きです。

そして、それが誰かの役に立っているということであれば
こちらとしても、ありがたいです。

定年退職後はどうしよう? とか
なんの仕事しよう? と考えていますが

その条件に
社会との関わりからくる、ワーキングメモリーについても
ちゃんと入れておかないと

せっかくの時間が
どんどん老化をたどるだけになってしまう、と想像すると
恐ろしいし、ホントにもったえないと実感しました。

 

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ワーキングメモリーの範囲を超えたとき・・・先送りの共通点

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うちの夫は、お腹が空いている時や、眠たい時に必ず不機嫌です。
小さい子供はお腹が空いていたり、眠たいとぐずぐず言いますが
それと同じだということは、
ワーキングメモリもそれと同じと言う事なんでしょうか…。笑

私が疲れている日は、家に帰ってから
ちょっとしたことでも、イライラしたり
いつも見ている、片付いていないリビングの景色でも
イラッとして、子どもを叱ったり、怒ったりすることがあります。

これは、もうワーキングメモリーの範囲に
収まっていないということなんだな、と思いいました。

なんか、ちょっとした、いつものことでモメるって
余裕のない状態の、自分のワーキングメモリーが関係しているんですね。


あと
先送りしているものごとの、共通点にも
ワーキングメモリーが、関係しているということは、また発見です。

今、先送りしながらも少しずつ進んでいるのは
家族のNISAと、夫のiDeCoです。

自分一人で、いろいろできるなら、楽なんですが

二十歳を超えた息子は、本人でないとできなかったり
夫にも説明して、手続きをやってもらわないといけなかったりで
何度も挫折しかけながら、少しずつ進んでいます。

また、高校生の息子は
マイナンバーカードの受け取りに平日行けず
土日に受け取れる日は、クラブの試合があったりで
まだ、受け取れていなくて

さらに、マイナンバーカードがないと
NISAもできない…。

この家族のいろいろの調整は、とてもワーキングメモリーを使うので
私は、嫌いなようです。
まさに、先送り案件です。

別にもういいか、と何度も嫌になりながらも
少しずつ進めています。

 

 

私の不安な時は、ワーキングメモリーが頑張っていた

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車通勤で、片道40数キロ運転していますが
ほとんど、ルーティンワークになっています。

そして、運転は苦手ではないのですが
新しい場所へ行くことに対しての、苦手意識がすごく強いです。
不安です。

車のナビを使うと、物理的にはだいたいたどり着けるのですが
いつもドキドキします。

初めての場所って
右折レーンや、左折レーンがイレギュラーに出てきたり
急に「左折可」だったり
まっすぐと思っていたら、道なりで右折していたり
とにかく、イレギュラーだらけで
泣きそうになります。

確かに、さっきナビがそう言った気も…と思っても
もう遅い…

とっさの判断で、隣の車線へ入れてもらうことが
難しいというか、度胸がないというか
それで、ずいぶん離れたところまで行って
どこかでUターンしたりしています。

だから、遠くへ行かないといけない場合には
すんなりと行けない場合を仮定して、家を早くに出るので
無事、すんなりと行けた場合には
めちゃくちゃ早く、到着してしまっています。

今日わかったことは
私の頭に、負荷がかかるときに共通していることは
不安になるということです。

確かに私は、すぐに不安になるタイプで
子どもの頃から、ずっと不安と付き合ってきたので
慣れていたのですが
めちゃくちゃ納得しました。新たな発見です。

イメージをもてていないような、新しい仕事内容を始める時
新しい道を車で走るとき

ゲームは全般的に苦手ですが
特に初めてのゲーム、苦手なゲームをするとき
子どもの頃の、ちゃんと練習できていないときの習い事へ通う道

ワーキングメモリーを最大限に使わないと
対処できない状況になると
今まで、すごく不安になっていたんですね。

そう考えるとこの1年は

転勤して2年目なので
あまり不安になることがなかったです。
その分、スラックがあって
投稿できているんだと思います。

 

 

ワーキングメモリーを鍛える 思いつかない日にもどんどん書く

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私はテーマを毎日、考える時に 

昔のことや、日常生活の中であったことにつなげたりして 

自分の思っていることが、伝わるように考えて投稿していますが 

本当にいい脳の活性化になっているな、と感じています。 

内容が思いつかない日、書けない日にもなんとか書く。結構Mです。 

 

でも、そこから脳の作業スペースが 

少しずつ、広がってきているように 

自分でも実感しています。 

日常では、仕事でも文章を考えて書く時間が早くなって 

量が増えてきてる、と自分でも思います。 

これは、本当に嬉しいです。楽です。 

 

ワーキングメモリーを鍛えていく方法はたくさんありますが 

ホントに日々の少しずつの積み重ねって大切だな 

と感じています。 

 

小さい頃に、あまり意味も分からず練習させられていたけれど 

その結果、上達しているっていう経験。 

楽器やバレエや、ほか、習い事をなんでも 

同じだな、と思いました。 

 

日々の少しずつの練習が 

1年後や数年後の姿につながっているということを 

身をもって経験しているので 

それが上達する方法でもあり 

ワーキングメモリーが鍛えられる方法でもあるな、と思いました。 

 

知的な刺激を、常に脳が起き続けるような生活を考えた時 

退職後の不安がよぎりました。 

辞めた時に、そういったことを維持できる 

ライフスタイルにすること重要ですね。 

 

 

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弥生志郎の私が読んだ3作品「明日、今日の君に逢えなくても」他

 私がKindle本を耳読した本を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

私は年甲斐もなく、ラノベも好きなんですがブログにはあまりあげていません。

今日は、思い切って最近読んで面白かった弥生志郎さんの本をご紹介します。

弥生志郎さんについては、初めて読んで面白かったので3冊続けて読んでしまいました。

 

「明日、今日の君に逢えなくても」

読み終えるまでの平均的な時間(4時間12分)

 

 

明日、今日の君に逢えなくても (MF文庫J)

明日、今日の君に逢えなくても (MF文庫J)

 

 感想…

多重人格障害のようなシノニムと言う病気を持った少女が主人公です。自分の中に複数の人格が存在しています。それぞれの人格がお互いのことを思いやりながら、その中でも自分の人生を全うしようと言う姿が心に残りました。

その中での兄の存在がとても大きく、保護者みたいな立場でもあり、1人の少年として、兄としての振る舞いに心があたたまります。

ちなみに、シノニムというのは架空の病名です。

 

内容(「BOOK」データベースより)

「わたしは、あなたが好きです」夏祭りの夜、由良統哉は妹に告白され、ファーストキスを奪われた。だが、彼女が誰なのか統哉には分からない。何故なら、彼女の身体には三人の少女の人格が宿っており、『かごめゲーム』の真っ最中だったから…。彼女たちの中で誰が本当の人格なのかは誰にも分からず、普通の女の子に戻る方法は一つだけ。それは、別人格が夢を叶え、この世界から消えること―そして、夏祭りの夜から少女たちはそれぞれの想いを抱く。ある少女は音楽を奏で、ある少女は全力で疾走し、ある少女は恋を綴る。たとえ自分が偽りの人格だったとしても、最後まで自分らしく在るために―現在を駆け抜ける四つの青春群像劇、ここに開幕。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

 

 

 

「中古(?)の水守さんと付き合ってみたら、やけに俺に構ってくる」

読み終えるまでの平均的な時間(2時間47分)

 

 

 感想…

ビッチな噂のある音少女と陰キャな少年が主人公。その2人が付き合いだします。

傷つきやすい少年の心を、とても一途な優しい少女の気持ちが、少しずつ少年の心を溶かしていく様子、私は嬉しかった。

ところどころで少女が少年をからかう様子が面白いです。

ボーイ・ミーツ・ガール。続巻があるようです。

 

内容(「BOOK」データベースより)

恋愛なんて非効率だ―そんな恋愛アンチを掲げる十神里久は、ある日の放課後に探し物をする女子生徒を見かけ声をかける…が、「もしかして、私とえっちなことしたいの?」「え…はい?」その水守結衣という少女は、ビッチとして有名な学校一の嫌われ者らしい。その後、里久は水守の探し物を手伝ったことをきっかけに仲良くなり、後日告白されることになる。恋愛を諦めた里久は水守に対して恋愛感情はないが、とある理由から彼女のために付き合うことになり…!?「ねっ、ちゅーしよ?」「里久君成分が不足してるから補充しなきゃ」「さっきから、ずっとどきどきが止まらなくて」中古(?)で一途な女の子との青春ラブコメ、始めました。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
 

 

 

「Q .もしかして、異世界を救った英雄さんですか?A.違います、ただのパシリです。」

 

読み終えるまでの平均的な時間(4時間42分) 

  感想…

陰キャでぼっちな主人公かと思っていたら、まさかの英雄でした。

図らずも、異世界の雰囲気を交えた学校生活が始まります。

主人公の立場が少しずつ変化していく中で、自分にとって何が大切なのかを、友だちから教わります。

登場人物のやりとりの面白さの中にも、人や自分のことを思う気持ちの大切さが伝わってきました。

 

内容(「BOOK」データベースより)

織原識は(嫌々ながらも)異世界の危機を救った英雄にして元引きこもりの少年である。現代へ戻った識は殺伐バトルな過去をぶん投げ、高校でのパシリ生活、もとい青春を謳歌していた―が、そんな学園ライフをぶち壊したのは落ちこぼれの女神だった!「ねー、識さま。パシるついでにもう一度異世界救ってくださいよ~」「一応聞くけど、お前女神だよな?」さらに英雄としての識を求め、別世界から女騎士とエルフまでもがやってきてしまい―「識、私と共に戦場を駆けてくれ」「あ、そういうの間に合ってます」「シキ、アーシェと子作りしよ?」「ぐ…間に合って、る!」「ハーレムもあるよ?」「…だから、俺はもう異世界に行きたくねえんだよっ!」 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
 
 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

弥生/志郎
1992年生まれ。2012年にMF文庫Jにてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

 

まとめ

私の好きなライトノベルズでした。

私が読んで、スッとするタイプのお話です。

学校生活の中で陰キャな存在が思うことや、そこから出てくる「嘘みたいな話」とても面白くて好きなんです。

弥生志郎さんの作品3冊しか、まだ読んでないですが

主人公が優しい。人のことを考えていて、思いやりのある優しい陰キャたちが、活躍するところが爽快でいい。

また、こういうお話も投稿してみたいと思います。

 

 

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ワーキングメモリー通じて長期記憶を上手く引っ張り出す

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今月、長男が運転免許を取ったので
助手席に乗って、先日、買い物へ行きました。
まぁ、精神的に疲れました。

何に疲れるかというと
私が、もっとスピードを落としたほうが良い、と思うところと
少し早く走っても良い、と思うところが
まったく違い

私にとっては、危なっかしさの連続で
気がつけば、背もたれにももたれずに助手席にいました。

ただ、本人も初めての運転で、頑張っているので
よっぽど危ないだろうと思うことしか、口にはしませんでした…。

とにかく、まだ経験が少ないので
大切なことが何か、ということの
「シンプル化」ができていないんだろうと思いました。

抽象化とも言えますが

職場でも、若い人に新しいことを教えると
とりあえず、目の前のことや例に挙げたことに対しては
同じようにできるのですが

残念ながら、本質が伝わっていない場合もあって
違うパターンの応用問題が来たときには
対応ができないことが、見られます。

これは、私の教え方にも問題があるかとは思いますが
たぶん、ものごとを
シンプル化できていないんだろうな、と感じました。

その本質を理解できれば、応用はできますが
教習所で習ったことだけで、運転が上手くできないのと同じように

初めての経験だと
実際に目に見えた部分にばかり、どうしても目がいってしまって
シンプルにって言っても
何をシンプルにしていいのか自体が、わからないのですね。

これは、経験も必要です。
それが失敗も含めて、長期記憶になっていくのだろう、と感じました。

「長期記憶からその場その場に応じて必要なものを引っ張り出してくるのが、ワーキングメモリーの役割」

私の経験から、何についても全体像が見えたときに
とてもいろいろなことが、とても楽に考えられるようになります。

それは、シンプル化ができた時で
その時に、ワーキングメモリーと長期記憶を繋ぐ何かが
私の中で、しっかりとできたということなのだろう、とイメージができました。

 

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「動物農場」ジョーン・オーウェル 高畠文夫 訳

 

動物農場 (角川文庫)

動物農場 (角川文庫)

 

 私がKindle本を耳読した本を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(4時間33分)

 

感想…

物語の背景を知らずに読み始め、途中でその背景を知りました。

その時代を風刺した物語を描いた勇気がまず素晴らしい。

そして、環境が変わっていくにつれて、善悪も変わっていくこと。

客観的に見ていると、おかしいと感じるが、その中にいると日々少しずつ変化していくことに、気づかずに過ごしてしまい、いつの間にかとんでもないことになっている事にも気づかないと言うことなのだろう。

何を信用するのかと言う事を自分の中にしっかりと持っていないと、噂が全てで操られ、最終的には恐怖政治となっていく。

過去から学んでこのことを知っているのであるから、自分は間違えずにいきたいと思いました。

 

 

動物農場』(どうぶつのうじょう、原題: Animal Farm)は、1945年8月17日に刊行されたジョージ・オーウェルの小説。とある農園の動物たちが劣悪な農場主を追い出して理想的な共和国を築こうとするが、指導者の豚が独裁者と化し、恐怖政治へ変貌していく過程を描く。スペイン内戦に自ら参加した体験を持つオーウェルが、人間を豚や馬などの動物に見立てることで20世紀前半に台頭した全体主義スターリン主義への痛烈な批判を寓話的に描いた物語である。出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

 

ワーキングメモリー 生活の中での頭への負荷

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ワーキングメモリーって 

単なる決められた容量だと思っていたので
それは動かないモノで
ワーキングメモリーを鍛える概念は、あまりなかったです。

頭への負荷。
得意なモノと苦手なモノって
歳をかさねてくると、とても分かりやすくなってきて
やっぱり、苦手なモノには頭の中で
シャッターを下ろしているのが、自分でもわかります。
認知症のテストでよく聞く100-7。

私は、計算というだけで
考えたくない、とシャッターが下りています。

やればできるけれど…
そういう簡単な計算を避けて、日常生活を送っているので
その部分は、どんどんと弱っているんだろうなと
自分でも、薄々は思っていました…。
時間割引率低く、イヤな暗算もちょっと頭使わないとダメですね。

好きなことは、質はちょっと置いておいて
優先順位をつけてサクサクやっていくこと。 


これから先のことを考えると
数字系のワーキングメモリーを鍛えた方がいいんだと
自分でも思いました。

家事や仕事をしていると、否応なしに頭を使うことがやってくるので
確かに、ワーキングメモリーは鍛えられているということ。

仕事を辞めた時に、どんな生活が自分の理想なのかを

考えていく時の、新たな視点が加わりました。

 

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あるあるを斬ってくれていてスッキリしました「伸びる会社は「これ」をやらない!」安藤広大

 

伸びる会社は「これ」をやらない!

伸びる会社は「これ」をやらない!

 

 私がKindle本を耳読した本を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(2時間26分)

 

感想…

 あるあるの上司像、組織像が面白かったです。ズバッと斬ってくれていて、気持ちよかった。

管理職になる人、なった人に読んでもらいたいと思いました。

表面的な優しさでなく、厳しさと同居する優しさが、管理職や社長には必要だと思います。

人材育成、組織の構造、管理職の仕事前を共通理解していないと

頑張っている感は出ているけれど伸びない会社になるのだと感じました。

最近、王道が続いていますが、この本も素晴らしく王道だと思います。

 

 

出版社からのコメント

近年のマネジメント論の主流を、真っ向否定する上司・社長本です。
最近では、部下のモチベーションを維持・向上させ、ホメて育てるのが上司や社長の仕事、ともされがちですが、そもそもなぜ、上司が部下の機嫌をとらねばならないのでしょう?
そんな素朴な疑問に、「そんな必要はない! そもそもそんなマネジメント論がおかしいのだ! ! 」と小気味よく、納得感を持ってぶった切ってくれる1冊です! ! --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

安藤/広大
1979年、大阪府生まれ。1998年大阪府立北野高等学校卒業。2002年、早稲田大学卒業。株式会社NTTドコモを経て、2006年にジェイコムホールディングス株式会社(現:ライク株式会社)に入社。主要子会社のジェイコム株式会社(現:ライクスタッフィング株式会社)で、取締役営業副本部長などを歴任。2013年、「識学」と出会い独立。識学講師として、数々の企業の業績アップに寄与する。2015年、識学を1日でも早く社会に広めるために、株式会社識学を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。

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干し方から見るワーキングメモリー

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以前、何かで
「ワーキングメモリーの違いが洗濯物の干し方に出る」
と聞いたことがありました。

① まず、洗濯機から出すときに、
洗濯物を干す種類ごと
(ハンガーに干すモノや、直接せんたく竿に干すモノ、たこ足に干すモノなど)
に先に分けて
それからそれぞれの種類ごとに干すタイプ

② 手に取ったモノを順番に、どんどん干していくタイプ

私は、洗濯機に手を突っ込んで
手に取ったモノをそれぞれの干し方で干していくので
②だったのですが、うちの夫が①なのです。

いつも見ていて
なんでわざわざ分けているのか、と思っていましたが
それって、ワーキングメモリーの違いからだということで
とにかく、同時に2つのことを考えるのが大変だと
無意識で、そういう行程にしているようです。

それを知った日にも、夫に話しましたが
自分でも驚いていました。

だから、訓練してワーキングメモリーをどうのこうの…
と言うことは、まったくないですが
それからは、そういうタイプなんだと思うと
イラッとしなくなり、気が楽になりました。

お互いが家事しているので
お互いに、いろいろと目につくところはありますが
「そうなんや」ということで終わっておかないと
せっかく気分良く分担している家事なのに
お互いにギクシャクするのはイヤなので
やり方にはお互いに何も言いません。笑

料理も洗濯も掃除も、なんでも家事って
段取りを考えると
ワーキングメモリー、使いまくりですよね。

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〜僕がOWNDAYSの経営をしながら考えていた10のウソ。〜「大きな嘘の木の下で」田中修治

 

 私がKindle本を耳読した本を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(3時間30分)

 

感想…

「破天荒フェニックス」を読んで、田中修司さんに興味がわいて2冊目です。

田中さんは、お金を紙と考え、交換するものと捉えています。

そうすることで、お金があることが幸せなのではない、と言うところを押さえておきたいと言う気持ちが伝わってきました。

お金と、幸せと、豊かさと、言うところに、きちんと線引きをされていました。納得です。

 

心に残った言葉は「いざと言う時に、自分を助けてくれるのはお金ではなく信頼」。

あと、考えているだけではなく、行動しないといけないと言うこと。

行動できない人に向けて、リスクをちょっとしたコンビニでの飲み物や、お昼ご飯で毎回冒険をすると言う、リスクを取れない人が、人生に関わるリスクを取れるわけがないと。

その通りだと思いました。

ちなみに私は、いつも同じものばかり頼みます…。

 

歳をとると変化を嫌います。

毎日歳を重ねていくと心が固まってしまう。

どんどん行動を変えていくことが必要だということです。

リスクを取るとは、今まで作り上げた自分の規則性を壊さなければならないと言うこと。

私には突き刺さる言葉でしたが、本当にその通り。

日常生活の中から、ちょっとした変化を恐れず…ですね。

いい本でした。だから、続けて2回読みました。

 
内容(「BOOK」データベースより)
何故、世の中でこれほど「成功にまつわる本」が売れるのだろうか?それは読んでも成功なんてしないからだ―。“立派な大人”の言うことの99パーセントは真っ赤な嘘だ! --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
 
著者について
10代の頃から起業家として活動。2008年に巨額の債務超過に陥り破綻していたメガネの製造販売を手がける株式会社オンデーズに対して、個人で70%の第三者割当増資引き受け同社の筆頭株主となり、同時に代表取締役社長に就任。2013年にはオンデーズシンガポール法人、2014年にはオンデーズ台湾法人を設立し、同社代表取締役社長に就任。2020年3月現在、12か国340店舗を展開し、独自の経営手法により、事業拡大と成長を続けている。 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。

 

 

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