心理師 juneberry’s blog

読みたい本が見つかる

ビジョンをもつ国 

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地政学について、相変わらず、あまり身近に感じることが少ないですが

中国は、研究したり、また、何かビジョンをしっかりと持っていると
強く感じています。

それは、ランドパワーとシーパワーや、人口動静など
地政学を軸に不足しているところを
補っていっている感じが、一貫しているように
受け取れました。

あと、高齢者に対する資源配分と子供に対する資源配分というのは基本的に競合関係にあるということは初めて意識しました。

あと、日本が超高齢化社会を先に進む中で
輸出できるような、ビジネスモデルができればいいなと
本当に思います。

そして理想を言えば
地政学などに基づく、今後日本の将来のビジョンを政府が持っているのであれば
とても安心できるのだけれど、と感じています。

 

 

 

孫正義「リスク」を「成功」に変える28のルール 三木雄信

 Kindle本を耳読しています。

 

 

孫正義「リスク」を「成功」に変える28のルール  三木雄信

読み終えるまでの平均的な時間 (4時間6分)

 

 

孫正義さんから学んだ生き方やビジネスにおけるルールなどを、社長室長出会った三木雄信さんが執筆されたものです。

ざっと読んだ印象は、すべてビジネスの王道だと感じました。

また、孫正義さんにも失敗が数多くあったと言う事も、とても意外でした。

だからと言って、新規事業に展開しなければ、あっという間に衰退してしまう業界の中、信じるものに対しての挑戦し続け「情報改革を通じて人の知恵と知識を共有し世界に貢献する」というソフトバンクの理念をもとにやってきたことが、とても素晴らしいと思いました。

大切な事は、企業規模が違うから自分ごとではないと感じることではなく、自分にどれだけ引き寄せて考えられるか、ということだと分かりました。

 

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

大胆不敵すぎる!破天荒すぎる!!なのに、孫正義だけが勝ち続けているのはなぜか?それは、成功するためのルールを持っているから。さまざまな事業を支えてきた元ソフトバンク社長室長がだれも知らない勝利の秘密を解き明かす!

 

著者について

三木雄信(みき たけのぶ)

1972年、福岡県生まれ。久留米大学附設中学校・高等学校を経て、東京大学経済学部卒業。1995年、三菱地所株式会社に入社。丸の内活性化プロジェクトを企画。1998年にソフトバンク入社。カーポイント(現カービュー)、ナスダック・ジャパン(現JASDAQ)、あおぞら銀行買収などを担当。2000年、社長室長就任。2001年にはブロードバンド・プロジェクトを担当した。その後、管理本部長、サービス・プロセス・マネジメント本部長、サービス企画本部長、品質管理本部長、光事業本部長を兼任・歴任。

2006年、ジャパン・フラッグシップ・プロジェクト株式会社、トライオン株式会社を設立。

2010年、日本年金機構理事、厚生労働省システム開発委員に就任。

2013年、内閣府原子力災害対策本部廃炉・汚染水対策チーム プロジェクト・マネジメント・アドバイザーに就任。

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

三木/雄信

1972年、福岡県生まれ。久留米大学附設中学校・高等学校を経て、東京大学経済学部卒業。1995年、三菱地所株式会社に入社。丸の内活性化プロジェクトを企画。1998年にソフトバンク入社。カーポイント(カービュー)、ナスダック・ジャパン(JASDAQ)あおぞら銀行買収などを担当。2000年、社長室長就任。2001年にはブロードバンド・プロジェクトを担当した。その後、管理本部長、サービス・プロセス・マネジメント本部長、サービス企画本部長、品質管理本部長、光事業本部長を兼任・歴任。2013年、内核原子力災害対策本部廃炉・汚染水対策チームプロジェクト・マネジメント・アドバイザーに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

 

 

 

地政学 自分の戦略を決めるかということの国家版と考えると

 

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地政学について考える1週間。

生まれながらに持っている特徴をいかに活かして、自分の戦略を決めるかということの国家版


地政学の一端が、私の中でやっと腹落ちしました。
その国や地域がもっている特徴を
個人と同じように、ストレングスファインダーみたいに、資源として考えて
それをどう活かして、戦略を決めていくか。

世界の動きともなると、その資源の偏りによって
有利不利が出てしまうかと思いますが
国内くらいだったら
その地域ならではの良さを示していく、ということになるんですね。

その土地の良さを、その土地の人たちが知るということは
自分の良さを知るのと同じように、意外と難しいことと 
どうしても、都会で良いとされていることが、集客率も上がるので
目先、都会のマネをしがちになってしまうというところも
ネックになることもあるかと、個人的には感じます。

自分の良さを認めて
それがどのように社会に役立つのか

を発見するのが簡単ではないのと同じように 


その地域の良さを認めて、それを社会に還元していくのか
そして収益も…となると

すぐには思いつきませんが
そういったところを上手く見つけている地域が
すでに成功しているのだろうと思いました。

 

少なくともアメリカが日本よりも遠く離れてる限りにおいては良い友人となり得る


遠く離れている限りというところがポイントなのかも知れないですね。

もし、日本が中国やロシアの隣国でなければ

アメリカから見向きもされない、まったく異なった位置づけになっていたということかと思うと、また不思議な感じがしました。地政学ですね。

いろいろ地政学について考えてみて
日本の政治家の中に、どれくらい地政学からの観点をもっている人がいるのだろうか、と感じています。

頭がまだまだ柔らかくなくて、簡単ではないように感じましたが
とりあえず、基本的な考え方は理解できたと思っています。

 

投資やお金について考えてみたい人へのオススメの本

Kindle本を耳読しています。

私が読んでみて、よかったと思う本をご紹介しています。

 

今日は「お金」についての本をご紹介です。

 

『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』中桐啓貴

投資についての学びを物語風に書かれていて、とても読みやすかったです。

資本主義からお金のこと、投資をする際の気持ちの整え方などを、登場人物の先生と呼ばれる老人が主人公に教える口調で説明しながら、進んでいくので、すんなりと話が入ってきます。

長期投資が非常に優れている点についても、丁寧な説明があります。

人が損失への不安が大きいことを考慮して、損切り水準を検討しておくことなどが示されていました。なるほどと思ったところです。その他内容分かりやすかったです。 

日本一カンタンな「投資」と「お金」の本

日本一カンタンな「投資」と「お金」の本

 

 

 上記は、内容のメインが長期投資についてや投資になっているので、もう少し入門的な内容が良いという方へオススメの本は

 

「こんなお金の知識のない彼とは別れなさい!叱られバーへようこそ」FP得子

 

こちらも物語風に書かれています。

20代の若者の実生活から、お金についてのあるあるをもとにわかりやすくお金の知識を学べる一冊となっています。福岡中洲のバーを舞台に登場人物がお金の知識をつけていくという小説風になっているので、どんどんと読み進められます。

所々にQ&A形式での解説があり、ストーリーに出てきた内容が具体的に示されています。

お金の管理が苦手な人や社会へ出る前の学生さん向きだと感じました。

内容は、お金に無頓着だった人へのお金の基礎知識となっているので、あまりお金について考えたことのない人でも読みやすいです。

 

 

 

「世界観の創り方(長倉顕太)」を読んで

Kindle本を耳読しています。

 

世界観の創り方

世界観の創り方

 

 

 

「世界観の創り方」長倉顕太

Kindle本 読み終えるまでの平均的な時間(1時間1分)

 

 

ゲーム攻略本が売れる国。

多くの人が、どこかに答えがあると思っているが、そんなものはない。

人生に答えなんかないと言われてみて、その通り。

やり方は無限にあって、それが生き様になる。それが世界観だと。

 

当たり前だけれど「人生に答えなんてない」

けれど、成功した人の本を攻略本のように読んでしまっている自分もいる。

「やり方は無限にある」だからそう言った本の中から自分に合う部分をチョイスして

いいとこ取りで自分の人生を生きていけばいいと思う。

 

 

それが「生き様」になるんだよ。

 

 

 「生き様か…」と思う。

泥臭くてもいいから、自分の思う通りに生きてみてもいいかも。

「生きてみて」と言うのは、少し大きすぎるので

「組織の中でちょっと主張して」でもいいかも…

と言うとほとんど骨抜きか。

 

でも、泥臭くてもなんでも、その人の生き様がないとダメなんだろうね。

 

 

その「生き様」が魅力的だと、人やお金が引き寄せられてくる。

それを、オレは「世界観」って言ってるんだよ。

 

 

世界観って、やっぱり結構しっかりと自分軸を持って生きてないと出ないんだなと思った。

 

日本では、どこか優等生になろうとしてしまうところがあるから、その人の世界観ってなかなかないのだろうか。

だからこそ、貴重なものなんだろう。

 

世界観の創り方

世界観の創り方

 

 

小さな地政学 文化資本かなと思うこと

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地政学、やっぱり少し日常生活から遠い話かな、と思いながら 

今週は毎日地政学について考えています。

 

ふと、お茶お華のことを思い出しました。 

私は大阪府の端の生まれで、私鉄沿線でしたので 

京都市とすぐの所に位置したところにいました。

 

実家では気が向いたときに、頼まれると母が教えるくらいで 

特に教えたりはしていませんでしたが

実家には、お茶室やお水やもあり 

茶道、華道を小さい頃からやっていました。

 

「自宅で母から習っていても…」ということで 

気楽に近くで教えておられる先生のところに習いにいったりもしていました。

 

いろいろな流派はありますが 

近所でやっておられるお家があったので 

母と妹とで「お茶会」にお呼ばれしましたことがあったのですが 

非常にきらびやかだったので

秀吉の茶室は見たことはないですが、その時には

「秀吉の茶室か?!」

と驚いてしまいました。

 

とにかく、お茶という文化が浸透していたということです。

 

その当時、習っていた先生のお家では、おばさまと同じくらい

高校生や大学生、社会人の方も多く

お茶とお華を、そこで一緒に習って

友だちとしても仲良く遊んでいました。

 

ただ、昔は恥ずかしくて

大学の友だちや会社の人には

お茶やお華を習っていることは

隠していました。

 

そして、結婚して落ち着いたら

またやりたいな、なんて思っていました。

 

現在は京都府なのですが、田舎に住んでいます。

そういった文化は、あまり入っていなくて 

カルチャーセンター等での茶道、華道はありますが 

ご自宅でのお教室みたいなのは、まずないことに 

びっくりしました。

 

洛中の人(だいたい京都市内の人)には

京都府やからって、京都って言わんといて」

と言われそうですが

 

今住んでいるところが、新興住宅街であることも

理由の一つだと思いますが 

「こんなに近くでも、文化って違う…」 

と強く感じたところです。

 

自治体の線引きではなく、沿線などの立地で

文化資源も随分と違うという感覚は持っています。

 

地政学というと、なかなか身近で感じることは少ないようですが 

無いようでも、よく考えると実はそういったことがあったりして 

引きつけて考えると、小さな地政学、面白く思いました。 

 

「断る力(勝間和代)」を読んで

Kindle本を耳読しています。

 

「断る力」勝間和代

 Kindle本 読み終えるまでの平均的な時間(3時間33分)

 

「断る力」という言葉を聞くと、どうしてもシャットアウトするようなマイナスなイメージを持ってしまいがちですが、この本では、断ることから得られる多くのプラスのものや、自分自身のしっかりとした軸を持つこと等、断ることで、私たちの生活が豊かになるといった視点で説明されています。

 

私の心に残っているところは

「断る力」を養うを養うためにはコミュニケーション能力を磨くことが必要であるということと、相手との認識の違いや誤解や立場の違いを理解し合う必要があるということ。

 

当たり前のことだが、相手には言葉で説明しない限り伝わらない。その時に「アサーティブ」を持ちながら自己主張することが大切だと。

 

 

アサーティブ

1、誠実(自分の気持ちに気付いて、ごまかさないこと)

2、率直(気持ちや要求を伝える時は、相手にきちんと伝わる形で行うこと)

3、対等(自分を卑下したり、相手を見下したりしないこと)

4、自己責任(自分の行動の結果をすべて、自分で引き受けること)

 

 気持ちの良い自己主張ができれば、断る力がついたも同然だと、私は感じています。

断る場面というのは、相手は何か頼りにしてきてくれている場面でもあるので、相手の気持ちを慮るために、自分のことがなおざりになっていたりすることがあります。

自分のことも大切にしながら、相手のことも考えてアサーティブに断ることができれば、自分もマイナスの感じをもたずに断れる。それができず、他人の評価に重きを置いてしまう人はどうしてもウツになってしまいやすいということでした。

 

もうひとつ、この本から学んべたことは、自分の得意分野と不得意分野を知り、限界を認めた上で、謙虚さを持つということ。

お互いに学び合っていくということのできる人たちの例として、何人かの有名人が上げられていましたがそこからの引用です。

 

自分自身ではここまではできる、ここからは自分の分野ではないから謙虚に学ぶ…ものすごく物腰柔らかなのですが、目の中には強い意思があり、言葉には強い力があり、そしてそれを行動で表すような軸が一貫しているのです。

 

 

 自分の軸をしっかりと持つことが、アサーティブに自己主張できることでもあり、無駄に見栄を張ったり、威嚇する必要もなく、人に謙虚に接することができる、そう言ったことをこの本を読んで感じました。

 

一般的に日本人には苦手とされる分野ですが、日常生活内でのコミュニケーションの中でアサーティブな自己主張を練習していくと、少しずつでも変わっていけるかも…。

断る力 (文春新書)

断る力 (文春新書)

 

 

地政学 シーパワーとランドパワーについて考えてみる

 

 

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そんな視点からの分け方があるということを初めて知りました。

日本は、本当に島国でシーパワーの国だなと思いました。

私のイメージですが

ランドパワーの国は日本に比べてガツガツしたイメージがあって
それが世界っていう感じではあるのですが
今の主流のように感じました。

そして
アメリカはシーパワーとランドパワーの特徴の両方を兼ね備えている」
これも、納得です。

ランドパワーの国は、常にお隣との緊張感があって
島国日本とはまったく違った価値観
お人好しではダメ、というような感じが強いということは伝わってきます。

中国が一帯一路にしたたかに注力している点も
ランドパワーの強い中国も
アメリカのようにシーパワーも手に入れたいと考えているのだろう、ということが
わかりやすく感じられました。
今まで、何千年も大国を統治してきたことと、事実を作っていくそのしたたかさが
今後の世界情勢の中で、目が離せないと感じています。

また、様々な紛争地域の大きな理由は、自然の国家の発展を妨げて恣意的な介入が行われたことにより、民族間や宗教間の紛争が大きくなったり、強い政府がなくなったことが原因であるということ、

国家がある中で、宗教や民族といった線引きが難しい問題との折り合いが難しく、いろいろな問題が出てきているのだと感じています。

ちょっとした生活のヒントがほしい方へオススメの本「天才たちのライフハック」

Kindle本を耳読しています。

 

 

「1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック」許 成準

 Kindle本 読み終えるまでの平均的な時間(2時間44分)

 

 

成功に必要な後天的な要素とは「習慣」が最も有力であるとのこと。

 

この本には、偉業を成し遂げた先人の様々な習慣が綴られています。

 

私の心に残ったところは

イヴ・サンローランは10代の頃、着せ替人形を使って「お人形遊び」をしていたとのことだったが、一見するとプロに似つかわしくないような遊びの習慣が、仕事に応用できた。

そういった子供っぽい遊びや習慣もその後の仕事に役立つ場合があるということ。

 

また、ゴーギャンはたびたび目を閉じる習慣があったらしい。それは外見ではなく、その印象を描く事を重視したことからだったとのことだが

しばらく目を閉じているだけで脳の中では心理を安定させるα波が発生するということです。

 

 

習慣というと、少し堅苦しいイメージと正しい事をするというような感じがありますが、この本ではそういった習慣ではなく、それぞれの成功者がそれぞれに合った習慣を持ち、それが成功のきっかけになったのではないか、という内容が記されています。

だから、真似をしようということではなく、そういった自由な感覚を持っていてもいいんだという感想が強く、生き方や嗜好についても枠を取り払われたような感覚をもちました。

 

そして、たくさんの偉人のそれぞれのライフハックを知ることで、自由な考え方を持つことができました。

 

1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック
 

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

すべての天才は、もれなく「習慣の奴隷」である。圧倒的な成功を生んだ小さな習慣88。生産性/集中/アイデア/思考整理/健康/お金に効く!! --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。

著者について

許 成準(ホ・ソンジュン)
2000年、KAIST(国立韓国科学技術院)大学院修了(工学修士)。ゲーム製作、VRシステム製作、インスタレーションアートなど、様々なプロジェクトに携わった経験から、組織作り・リーダーシップを研究するようになり、ビジネス・リーダーシップ関連の著作を多数執筆。主な著書として、累計10万部を突破した『超訳 孫子の兵法』をはじめとして、『超訳 君主論マキャベリに学ぶ帝王学―』、『超訳 論語孔子に学ぶ処世術―』、『超訳 資本論 ―お金を知れば人生が変わる―』、『超訳 アランの幸福論』、『超訳 韓非子 ―リーダーの教科書―』(すべて彩図社刊)などがある。 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。

 

 

 

 

地政学について とりあえず身近で考えてみたこと 

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 地政学についてあまり考えてたことが無かったのですが
とりあえず、考えたことです。 
 
若い頃、知人で 
中国から研究職として来日し

日本に帰化した人と話した時に心に残っていることは 


「中国は、ひらがなやカタカナはなくて、文字がすべて漢字だから
子どもの頃から覚えることがとても多い。

だから、日本語での勉強はとても楽である」 
というようなことでした。 
 
そして、長期の休みには中国に帰ってたりしながら
自分のお子さんにもある程度の中国語は教えておられたけれど 
日本で生活していては、話せても書けないだろうと。 
 
ご両親と同じくお子さんも素晴らしく優秀でしたが 
中国の人からすれば、

日本語や日本での勉強は簡単なのだろうな、と感じたことを 
思い出しました。 
 
中国は、世界で一番人口が多く、それが日本の約10倍。
日本とは比にならないのだろう、とは想像していました。 
 
陳腐な例えですが 
転勤で規模の小さなところへ行くと

同じ仕事内容でも楽に感じます。 
それは競争相手が少ないからだと思うのですが 
それと同じような感覚が

中国から見た日本にもあるのだろうか、と思いました。 
 

雑談力を学べる本「最高の雑談力(茂木健一郎)」のご紹介

Kindle本を耳読しています。

 

本選びのご参考に… 

 

 

「最高の雑談力 結果を出している人の脳の使い方」茂木健一郎

Kindle本 読み終えるまでの平均的な時間(2時間29分)

 

 

雑談はAIができないもの。

雑談には5つの性質があり、その中でも再現できないというところに納得しました。

雑談は、本当に偶然に偶然が重なって、話がどんどんと流れていく感じがあります。

だからそこから、いろいろな話の中から、偶然、美味しいお店を教えてもらえたり、たまたま知り合いになる人ができたりと、予期しない情報を得ることができるんですね。

 

あと、知り合いが多い中では、どうしても知人の中で話してしまうことが多いですが、予定調和の中ではストレスもない代わりに、ドーパミンも出ない…と。

そういった場面でも、どんどん知らない人とお話することにもチャレンジしてみようかなと思いました。

とにかく全編とおして、茂木先生の暖かい感じがあって、雑談から人間力的なお話になっているところも私はよかったです。

 

雑談の難しさと魅力を知ることができた本です。

 

 

 グローバル化やIT化が進み価値観が多様化してくると、何か高いビジネススキルがなければ生き残れないと思いがちです。
語学? 特殊な資格? プログラム技術?……
しかしこれらのスキルよりもまず最初に重要なのは、実は「雑談力」だと茂木さんは言います。
本当の雑談はとてもクリエイティブで、新しい発見があったり、アイデアを生み出したり、気づかない魅力を引き出したりする……。
そしてこの能力は、AI(人工知能)には決して真似ができないものなのです。
人は、とても高度で複雑なことを、雑談のときにしています。
仕事ができる人ことと、雑談のうまさは比例します。
それは集中するときと、雑談するときとで、脳の使い方が似ているからなのです。
雑談力を高める方法を、脳科学の見地から解き明かす茂木流コミュニケーションの決定版です! (amazonより)

 

 

 

 

 

1週間 構造について考えてみて

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構造を理解して、それを変えたいと思った時に

外部からの声の影響は大きいと感じました。

 

家庭でも職場でも

構造を共有している人の声だけだと

声の大きな人の思うように進んでしまいます。

 

でも、本当にそれを良くしようと思う時は

上手くやっているケースを知って

マネしていけばいいと思っています。

 

そこから構造を理解するというところにつながればいいですが

周りの人が、それを表面的にマネしただけでも

よくなれば、ひとまずはOKかな、と思っています。

 

私は、「物ごとの骨組みだけをシンプルに観る」ということを

3、4年前に知って

とても複雑だと思っていたことでも

本質や骨組みを観れるようになって

それがとてもシンプルで分かりやすくなりました。

すべてが、楽になりました。

 

骨組みや本質と、構造は少し異なるかも知れないですが

そういった視点で、理解する力はとても大切で有効に使えると思っています。

これは理解できるというだけで、その後は、行動ですが…

 

 

ハッタリの流儀 堀江貴文

私は、Kindle本を毎日耳読しています。その簡単な感想のご紹介です。

 

ハッタリの流儀 堀江貴文

Kindle本 読み終えるまでの平均的な時間(3時間4分)

 

簡単な感想

ハッタリをかましたことで、必死につじつまを合わせる。できると言い切る覚悟。それが重なると信頼へと変わっていく。 親の考え方をかたっぱしから捨てていき、宇宙人になったように考える。堀江貴文さんの信念をもった生き方からのメッセージ。

 

 

 

テレビで拝見する堀江さんの内面にはこういった考え方があったのかと思った。

「できる」と言い切る覚悟、それを重ねながら信頼を作っていく。

いろいろな騒動だけが、報道されるが、その裏で、自分の信念をしっかりと持って、それに正直に生きて来られたのだなと、重く受け止められられた。

どこか過激な、ミーハーな人のようなイメージも少しあったが、(当たり前だけれど)シッカリと自分を見失わなかったから、今があると感じた。

外部ショックを受けて変化することとハレーション

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「構造が変わる」という一点においては
この急に現れたコロナは

素晴らしい働きをしてくれたと思います。

 

オンラインになるまでは
そこまでの行き来の時間や交通費などは

当たり前という感覚で捉えられていましたが


オンラインが、メジャーになってきた今では
その時間と費用とがもったいなく感じます。

 

今も、ある研修会を受講しているのですが
本来なら、その申し込みもすぐに埋まってしまうもので
受講会場も各地にあるわけではなく
日程や場所が合ったところを探して、泊まりなら宿も…と


申し込むまでにいろいろ調べたりしなければいけなかったようです。

 

でも、今年は全てオンライン(動画視聴)ということで、制限人数もなく
自宅で空いた時間で受講すれば良いので、平日にも少しずつ見ています。

土日ごとに凝縮されないので、とても楽な気がします。
(ただ、演習的なことには課題が残っていますが)


技術的には、コロナの前にもできたことかも知れないですが
なにかのきっかけ、外部からのショックがなければ
これは進まなかったことだと、私も思いますね。

 

そう考えると

生活の中にはもっともっと構造変化できることって
潜在的にはあるんだろうな、と感じています。

 

 

現在の職に就いて

初めて「ハレーション」という言葉を耳にしました。
ハレーションなんて言葉

私は日常生活では聞いたことがありませんでしたが
そもそも上の人たちは、ハレーションを恐れているようですので
構造の変化を望んでいない、と思うことが多いです。

人の運は「少食」にあり「プチ断食」がカラダとココロに効く理由 を読んで

Kindle本 (読み終えるまでの平均的な時間 2時間56分 168ページ)

題名に惹かれて選びました。

「少食」っていう言葉、腹八分みたいな感じかなと。

 

簡単な感想

少食が良いと言うことからプチ断食まで、それが良い理由やその方法等が説明されている。またそれを人に押し付けてはいけない、というところが入りやすく感じられる。1番響いたのは、究極には心の卑しさを戒めているところである。節制するにしても心がしっかりとしていなければならないからであった。断食についてもいくつか説明があり興味を持った。

 

 

著者が臨済宗大徳寺で修行したこともあり、宗教的な視点も多いが、現在、大学教授とのことで、幅広い知見から説明されている。

 

個人的には、プチ断食には興味があり、偶然にも詳しい説明があり一度やってみたいと感じた。ただ、断食に興味のない方には、勧誘の本のように感じられる部分もあるかも知れない。

 

だいたいの健康食系統の本と同様、昔の食事が良いといった内容が多いが、生の野菜を食べるということへの着目度が強いように感じられた。

私も玄米や発酵食品を食しているが、「生の野菜」には、それほど重きを置いていなかったので、これから取り入れてみようと思った。