情報を知るのと知らないのでは大違い
人事異動で、片道1時間半以上かかる職場で(それは変わらず)
知らないところへ旅に出たくなりました「さいはての彼女」原田マハ
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(3時間27分)
感想…
心の癒しということが、共通のキーワードになっていしました。
現代社会の中、毎日の生活で気づかないうちに、私たちの心が疲れて、何が普通かがわからなくなってなっている。旅でその地を訪れて、思いもせずに来たその土地や、そこで偶然出会った人たちに、心をほぐされながら気づくこと。それは、同じことを日常の中で言葉で言われただけでは、気づかないことでもある。
その土地が教えてくれることと、出会った人がかけてくれる言葉、その両方が相乗効果となって人の心に響いている。
そういえば、自分もそういった経験があったことを思い出しました。
旅に出て、些細な事に心を動かされると言うことは、日常生活では、やっぱり心の隙間がないと言うことなんでしょうか。
知らない人からの言葉が温かく心に染みいると言うことは、日ごろの生活ではしがらみが多くてそちらにばかり気がいっているのだろうかと少し寂しくも感じました。
私も、どこか遠くに旅に出たい気持ちがした本です。
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
「いつか虹の向こうへ」伊岡瞬
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(5時間9分)
感想…
私にとっては、すべてのバランスが心地良い作品でした。
推理小説であってストーリーが良く、少しダークな部分もあり、最後には報われるような
そして、登場人物たちはそれぞれの闇を抱えている。
私向きで、良い読み心地が良かったです。
登場人物は、人とのつながりを求めていて
現代の社会では、利害関係が存在する人間関係がほとんどなんだが
人はどこかでそういうことが全く関係のない、無償の愛を与えたい、差し出したいと思っている部分があるような気がしました。
それはある意味、自己満足かもしれないけれど、相手も同じ感覚だったときに奇跡的に良い関係が生まれると感じました。
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
大切な年金に思うこと
年金は大してもらえないと、漠然と思ってはいますが
だからと言って、それに備えるような事も特にしていないです。
年金が十分にもらえない、とわかっていても
子供の学費もあるし、毎日の生活もあるしで
貯まる分だけ貯めようかくらいの
年金に対して、特にどうこうすることもなく
気にはしているけれど、ノープランという感じです…。
ドルコスト平均法を使って
定年退職までのあと10年ほどで、自分の仕事をしながらも
将来に向かってのスキルを、少しでも積み上げていくようにしたいです。
理想は、年金を受け取らなくても済むくらいの収入を
自分で得られることが、ベストですが
私の理想は、年金をもらいながらも
自分で一定の収入を得られるくらいにはなりたいです。
これも、メンタルブロック
生涯現役で社会とのつながりを絶やさないためにも
そういう道を歩いて行きたいですね。
juneberry-miyatomo.hatenablog.com
「月の裏に望む」ことわ荒太
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(4時間28分)
感想…
一つ一つの話が短編なのかと思って読んでいたら、少しずつ、つながりのある人物の話でした。
少しずつリンクしながら、違った視点でストーリーを見ている。
考えている事は、口に出さないとやはり伝わっていないんだなぁと思う。
人は全て知ることが必ずしも幸せでないし、
自分が行きたい方向へ行ったけれど、
それが、結果的に違うような気がする場合もあるだろうが
自分がどうしたいかと言うところをはっきりと持つこと持つ大切さ
その先にしか、自分の幸せはない。
あと、幸せに思う事を大人が察することは、なかなか難しいものかと感じました。
内容(Amazonより)
他人の闇を覗き見る快感。
全てが上手くいっているはずなのに、何か足りない…。仕事で。家庭で。恋愛で。決して見ることのない、月の裏のような闇を抱いて生きる人たち。
このままで良い訳がない。だけどもう、やめる事も出来ない。何かが欠けている日常から逃れるように、強く依存しあっていく。
全ての人物の抱える闇が明らかになったとき、あなたは必ずこの物語を読み返す事になるだろう。
「不協和音」大門剛明
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(3時間25分)
感想…
警察官の兄と検事の弟の物語。自白に対する捉え方に、若干の食い違うところがある。
推理小説だが、表面的な推理ではなくすべてもう一段深いところでの推理が必要になる構造です。
私の文章わかりにくいですね…。
その答えを導き方は2人とも異なるけれど、実の父親の無実をどこかで信じている弟の姿が最後に回間見れたような気がしています。
警察官と検察官の兄弟2人が、いいコンビだと感じました。
内容(「BOOK」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。2009年『雪冤』で第29回横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞をW受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
長生きリスクと世代による価値観
50代になると同年代でも随分と差が出てきます。
「仕事が速い人はどんなメールを書いているのか」平野友朗
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(2時間2分)
感想…
本当にためになりました。
仕事が速い人は確実にメールの返信が速い。それは、私も実感しています。
優先順位をつける前に、目の前から、取り掛かっているというところも理解できました。隙間時間で取り掛かっている姿よく見かけます。
メールは伝達手段なので、相手に内容を伝えるために、見やすく、わかりやすくということが、一番重要なことだと感じました。
しばらく手元に置いておきたい1冊です。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
一般社団法人日本ビジネスメール協会代表理事/株式会社アイ・コミュニケーション代表取締役。1974年生まれ。筑波大学人間学類(認知心理学)卒業。広告代理店勤務を経て2003年独立。2004年アイ・コミュニケーション設立。2013年、一般社団法人日本ビジネスメール協会設立。ビジネスメールの第一人者として知られ、メールスキル向上指導、組織のメールに関するルール策定、メールの効率化による業務改善や生産性向上などを手がけ、官公庁や企業などへのコンサルティングや講演、研修回数は年間100回超。取材を受けた数は300回以上。著書に『誰も教えてくれなかったビジネスメールの書き方・送り方』(あさ出版)、『お客様から選ばれるウェブ文章術』(日本実業出版社)、『カリスマ講師に学ぶ!実践ビジネスメール教室』(日経BP社)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
著者について
1974年生まれ。筑波大学人間学類(認知心理学)卒業。広告代理店勤務を経て2003年独立。2004年アイ・コミュニケーション設立。2013年、一般社団法人日本ビジネスメール協会設立。ビジネスメールの第一人者として知られ、メールスキル向上指導、組織のメールに関するルール策定、メールの効率化による業務改善や生産性向上などを手がけ、官公庁や企業などへのコンサルティングや講演、研修回数は年間100回超。取材を受けた数は300回以上。著書に『誰も教えてくれなかった ビジネスメールの書き方・送り方』(あさ出版)、『お客様から選ばれるウェブ文章術』(日本実業出版社)、『カリスマ講師に学ぶ!実践ビジネスメール教室』(日経BP社)など多数。 --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
「リバース」北國浩二
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(4時間38分)
感想…
主人公が殺人事件を匂わすヒントのような、超常現象を見るところから始まります。
主人公自体の以前の怪我から、もしかしたら認知にも、歪みがあるのではないかという疑いと、犯人だと思っている思い込んでいる人物への疑いと、動機がわからないこと。周りの人が怪しく見えてしまう状況。
終始誰が犯人だろうか、とすべての人を疑える要素が、ちりばめられていて、その不安定な感じが、なんとも心地悪く面白かったです。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大阪市出身。フリーライターを経て、2003年に『ルドルフ・カイヨワの憂鬱』が第5回日本SF新人賞に佳作入選。2005年に同書を刊行し、デビュー。第二長編『夏の魔法』がAmazon「Best Books of 2006エディターズ・ピック」の文芸ベストに選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
ねずみ小僧は善か悪か「レアケース」大門剛明
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(3時間24分)
感想…
生活保護受給について、甘えと支援についての違いにを考えさせられました。
ねずみ小僧のしていることは善か悪か。
本当に困っている人たちに、お金が届かずに、悪い人が儲けてしまっているような現状が見えると、どこで制度が歪んできたのだろうか、と考えさせられました。
ここに出てくる、後継者のねずみ小僧は、現金を支給するのではなく、その人に足りていない物品を配っていました。
では、制度もお金でなく物品にすれば良いのだろうか、と考えたり。