心理師 juneberry’s blog

読みたい本が見つかる

リフレッシュで体力回復が集中力を上げる

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結局、体力って大切なんですね。
集中力に、エネルギーがいるから
朝は、十分にエネルギーがある。

疲れた日って、夜、家に帰って
早く、寝ないといけないのに
なぜか時間がかかるなぁ、と思っていました。
お風呂に入るのも、ちょっとスマホを見るのも
全部、ダラダラしてしまっていて
これが、体力が無くなってしまっていて
やることに集中できていなかった、と言うことだったんですね…。

疲れてるから早く寝たいのに、と思いながらも
自分自身の中でも、矛盾を感じていたポイントでした。

また逆に
少し、ブラックな話になりますが
ここ連日、仕事の終わりが遅いので
昨日、ホテルに泊まってみました。

ホテルと言っても、カプセルホテルではなく、個室だけれど
泊まれるだけのホテルです。
京都市内に来る、オリンピックの外国人観光客を
ねらっていたようなホテルで

室内着は、欲しい人は自分でもらって
バスタオル類や歯ブラシ等は部屋にあるというタイプです。

今は、京都も夜はお店も閉まっているので
街にも人がおらず
ホテルもガラガラで、レディース専用のフロアにも
たぶん、ほとんど泊まっていなかったようです。

新しいホテルで、観光客ねらいで
京都らしさを出しているような感じで
でも、狭いですよ。トイレ、シャワー共同
宿泊税など入れても、2500円くらいでした。
高速代を考えると、結構いい感じです。
少し遅くまで仕事をしても
10時台に眠れて
久しぶりにぐっすり熟睡した気がしました。

このホテル、潰れないで残っていてほしい…。

ある意味、何にもない部屋で寝るしかない環境で
寝ることに、集中できたんだと思います。

あと、体力も今日はもどっていて快適です。
熟睡できる時間って必要だと、実感しました。

じゃあ、家庭は? 

と思われるかも知れませんが
何年か前に、仕事で2ヶ月自宅を空けた経験から
少々、母親がいなくても
そして、もう今は高大生なので
理解があるというか、ビクともしなくなりました。

いつも泊まると言うわけではなくて
どんなものか、お試しをしたのですが
予想以上にリフレッシュできたので
タイミングを見ながら、活用していきたいと思います。

 

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集中力をやりくりする

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嫌なことや、嫌な人 

そこまでいかなくても、口内炎ができただけでも
それが、頭の片隅にあって
集中力が、切れてしまうときがあります。

集中力を保持するには
そういったことも、大きく関係しているのだと本当に実感します。

仕事中、誰かに話しかけられたり
予定していない仕事が、入ってきたり
集中できる時間を、自分で作っていかないと
職場でも、なかなか時間は確保してもらえません。

本当に、隙間時間に集中力を高めることが
時間を有効に使う技となっています。

自宅にいるときには
メディアという、集中力を割かれる現代の敵を
シャットアウトすることが、できますが
職場ではまだまだ、それぞれの努力が必要です。

若かった頃のことを、思い出したのですが
昔、車のナビゲーションが存在していなかった時には
道路地図を片手に、遠くまで行くことがとても億劫でした。

地図で現在地を見て、その次は〇ページ、その次は…
と追っていかないと、ダメだし

だいたい、地図を見るくらいなので
初めての場所が多くて、地図なしでは行くことができなくて
運転を一人でして、遠くの友だちのところへ行く時には
道も分からず、地図も気になってしまって
知らない道にもかかわらず、運転に集中できませんでした。

ナビが出始めた当時も、まだまだ信用できなかったので
(目的地までたどり着いていないのに案内が終わったり、目的地がなかったり…)
運転に集中する、というところまではいきませんでしたが

最近は目的地を入れると、最後まで案内してくれるので
安心して運転に集中できているな、と思い出していました。

あと、プロの集中力へのこだわりということから

思い出したこと。

心に残った小説の一文を、思い出しました。

登場するある職人の言葉ですが
「神は細部に宿る。だから、爪の先ほどでも妥協はするな」

(「夏美のホタル」 森沢明夫

私は、職人ではありませんが
この言葉は、私の心に響いたので書き留めてあったものです。

そこまでするから、職人であって
そこがプロ意識と言われるものなんだな、と。
私も仕事をする身で、仕事をして対価をもらっている
ある意味プロなので、そういう気持ちって大切だな、と感じたことを思い出しました。
 

 

目標が見えなくなってることって、ないかな?

f:id:juneberry-miyatomo:20210411083358j:plain結局、幸せな人生って

自分の目標を決めて、それを達成し続けられる人生のことなんですね。

そう考えると、目標っていう言葉を聞くと
やっぱり、構えてしまって、大きなことのように感じてしまいがちですが
自分イメージする幸せな人生側から、目標を考えるというよりイメージすると
すごく身近にハードル低く考えらえるような気持ちになりました。

そして
グリッド、やり抜く力を持っている人が
一定の情熱を傾けて上手くいかなかったものについては
さっさとやめて違う目標に切り替えられる人だと知って

「なるほど…」と思いました。

そのものに執着することが
目標ではないというところは、とても納得です。

確かに、目標を達成することと、一つの方法にこだわることは
まったく違うことだと気づいていないこともありますね。

あと、仕事の話ですが

何か、物ごとを通したいときに
初めは、目標達成のためだったのに
いつの間にか人間関係内の勝ち負け、とすり替わってしまって
「誰かに負けたくない、勝ちたい」(個人の思い込みですが)
みたいなことが邪魔していることもあります。

そういったことが邪魔すると
まっすぐに目標を見ることが、できていないので
本当に、本末転倒で
目標達成から、遠のいてしまうような場面を
何度か見たことがあります。

チームで仕事をする時には
そもそもの目標が、しっかりと見えているのかを
時々、チェックして軌道修正をすることが大切なのかな
と感じました。

プライベートでも、仕事でも
自分の目標を達成し続けられるように
とにかく、細かく目標を分けてみる
どうやったらできるかですね。

今回は目標設定がテーマですが
なんでも、無意識が働いていることや
持続可能という視点をもつと
一定の方向をイメージできるんだな、と勉強になりました。

 

 

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まったくちがう、この感覚

f:id:juneberry-miyatomo:20210410094818j:plainやっと新年度の1週間が終わって、少しホッとしてます。

土日休みなので、昨日は遅くまで残って仕事をしてしまいました。

今週は仕事について。

一人の目標設定ではなくて
チームとしてやっていく時に、どう考えるかっていうところに
頭がいってしまいました。

新年度が始まって

私の頭の中がそのことでいっぱいだったのだろうな
と思っています。

仲間というキーワードでは
仕事では不快と感じても
その中で、目標を共有していくことが必要で

その不快に感じる人が、上司だったり、目標達成するにあたっての主要人物だったりすると
少し、マイナスな気分になってしまいます。

そこで昨日朝は、大げさに言うと「E」の限界を感じて
私の中では
ちょっと、ネガティブな思いが湧き上がってきました。

そこで、思い出したことが
先週、「てらっちと雑談する会」参加した時に ※
私は、てらっちさんの飾らないポジティブさに、新鮮に驚いて

「ネガティブな気持ちになることはありますか?」

的な内容を尋ねました。

すると
「ネガティブになっている暇はない」

「なんで、できないんか、どうやったらできるのかを考える」

と答えをもらって

私にはないこの感覚、すごいー!
と1人で感動していました。

SFで言うと、私とてらっちさんは真逆で

てらっちさんが1位の最上志向が、私は34位
私が1位の回復思考は、てらっちさんは34位
その他も、まあだいたい逆な感じで…

自分を否定している訳ではなく
全部がそうなりたい、と言うことではないのですが
私にはないこの感覚、とても参考になりました。

無意識にあった、そのことを思い出して
「できる方法って何かな…」と考えて

やっぱり、Eである限りは、主要な人たちや上司も含めて
気持ちよく目標を共有して、さらにやる気が出る方法を…と考えて

結局、つきなみなんですが

「自分の感情じゃなくて、本音で話して、進んでいかないとアカン!」

と決めるとスッキリして、なんだか会議もいい感じに進みました。

人の気持ちって、伝わるんだなと思っています。
(暗示にかかりやすいような、私の思い込みもすごいですが。笑)

まだ今年度、始まったばかりの会議ですが
その会議の中で、目標達成するための方法については
「日常の中に折り込ませて…」という新しい視点が出ていて

できる方法を考えたら、できる気がしてきました。
ストレングスの違う人の考え方って、とても参考になります。

※ てらっち(寺澤伸洋さん)

 

 

 

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かみ砕いてなんぼの世界

f:id:juneberry-miyatomo:20210408223942j:plain今日は どうしても、仕事に頭がいってしまいました。


相手に目標設定を、わかってもらうことの難しさを
感じています。

大きな目標を、小さなピースにしてわけることに
ピンとこない人
大きな目標を持ちたい人が、意外と多く感じます。

大きな目標の方が、やっぱりかっこいいのかな?
と思いました。 

かみ砕いてなんぼはわかりやすいですね。

今までは、コツコツやると言うところの視点しかもっていませんでした。

かみ砕いてと若干違っていました。

でも、「噛み砕いてなんぼ」は

想像力、イメージ力って大切だな、と思いました。

それか一度の成功体験か。

 

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やめるのもありかも。

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ちょっと、思い出したことです。 


私は、隙間時間で毎日投稿内容を考えています。 
5時ちょっと前に起きて、6時ちょっと前に家を出ます。 
だから、朝ご飯や身支度しながらメモしています。 
そこで、12月までは文章でメモしてたんですが 
1月から、マインドマップ風にしました。 
それは、私がマインドマップみたいなものを書くのが苦手だからです。 
やっていると、なんとなくつながってきました。 
 
だいたい、朝、ながらで考えて、思いついたことを書いて 
出勤するまでにはだいたいイメージができている感じです。 
 
あとは、夜家に帰ってから文字にしてます。 
 
親子関係について、反応してしまいました。 
 
よくしたい。 
結婚して、子どもができて、私だけの関係ではないし…。 
 
阻害要因を考えて 
本を読んで、手紙を書いたり 
内観、カウンセリング、会うことがツラい時期には 
心療内科等試してみたり。 
 
やっぱり、成果が出るまで続けたいと思ってしまっていました。 
 
でも、やってきたことが 
アプローチの仕方に、妥当性がなかったのかも? 


最近、心理学の本を読んでいて 
妥当性という言葉をよく目にします。 
合っていないことをしていたのかもと思いました。 
 
成果が出るまで…そうですね。 
つい、なんかその部分にフューチャーしてしまいました。 

 

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意識と無意識の架け橋

f:id:juneberry-miyatomo:20210406213911j:plain昨日の投稿と少しかぶりますが 

分からないけれども、動き続けて20代、30代過ごしていると 

そのときには、日の目は見ないですが
50歳になって、振り返ると、人の深みになっていることが多いです。

それと、意識的に好きなものへと動いていることもあるのですが
思い起こしてみると、そう言えば
20代の若いころから、無意識に惹かれるものの兆候が見られていたな、と
今、気づくこともあります。

心の底からしたいことって、本当に意外で無意識にあるものかも知れないです。

あと、自分の葬式での弔辞で言ってもらいたいことを
イメージしてみました。
ちょっと恥ずかしいですが
経歴よりも「いい人に見られたい」気持ちが強いようです。笑
意識と無意識の架け橋って、大切ですね。

 

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つねに動いてると、そんなに後悔しないかも

f:id:juneberry-miyatomo:20210405211500j:plain自分の目標が親の影響を受けていると気付くのは 

だいたい中高生くらいか、大人になったくらいかと感じます。

50歳を過ぎて思うことは
変更してもいいんだと言うこと。
若い頃、それに気付いて、楽になりましたし
とりあえず、足を止めずになんか動き続けていると
いつの間にか、自分の自信のあるところに
近づいてきている感じもします。
これは、50歳を超えた今だから
そう思える事だと思いますが。

若い頃は、ゴールも見えないし、空回りしているみたいな気もするし
なんか不安がいっぱいでしたが
ここ2,3年でいろいろなことが回収できてきたように感じます。
自分が思った方向に動いていると
それがもがいていても、空回りしていても
力になっていると思います。

上手く、伝わるかどうかわかりませんが
今、高3生になる息子が中学受験をするときに
(関西大手の塾長ですが)先生が言っていた言葉で
「受験の当日、会場では、とにかく手を止めるな」
「なんでもいいから、手を動かせ」と言っていました。

その言葉を受けて、素直な小6の子どもたちは
必死で手を動かして、何かしらの問題を解いていました。
子ども達には、表面上の意味しか伝えられていませんでしたし

スパルタな雰囲気の言葉に聞こえますが
私には、思考を止めないで動き続けなさいというメッセージが
とても暖かく入ってきました。

私は思いついたら、動いて後悔したくないタイプなので
心に入ってきた言葉かもしれないですね。

 

 

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ゆるいネットーワークでの情報収集の仕方

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情報収集仲間に恵まれている私は、そこからもらう情報は

今まで知っていた、マスメディアからもらっていたのとは
少し違うな、と感じます。

広告が入っていないからか、目的が同じだからか
少し、見る角度が違っているようで
すぐに使えるものが多いです。

そう思って、気づいたことは
私は、情報が欲しいと思った時に
その分野に強そうな人に
ピンポイントで聞くことが多かったです。

去年から、やっと情報発信できるようになった私ですが
「何か教えてほしいという」情報発信は
何がどう、私の中で違うのかはわかりませんが
ちょっとハードルが上がるなぁ…
と考えてました。

でも、発信という形で聞いて教えてもらえたら
また情報仲間も増えて、世界が変わるように思いました。

私が、教えてください系の発信をしていたら
その時には、優しく教えてくださいね。

 

 

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宣伝のないモノへ、たどり着いたつながり

f:id:juneberry-miyatomo:20210403085613j:plain無意識の情報収集って大きいと思います。

タイガーの炊飯器と聞くと
メロディが流れてきますし…。

現代の生活で選択の自由がある中で
テレビやラジオの聞き流しから
無洗濯に情報収集していると言うことには
意識的ではなかったです。

確かに
あまり宣伝広告のない良いものに、自分がたどり着いた時に
同じものに、たどり着いている人を見かけたら
とても嬉しくなります。

それは

「この良さ、わかるよね」と

その価値観を共有できることから
親近感や仲間意識が、勝手に芽生えて
一気に距離が縮まるように感じていました。

レアであればあるほど

「おぉ〜!知ってる?」

となります。

私は、結構マニアックなところにたどり着いていることが多くて
それを知っている、使っている人を見つけると
昔からの仲間がいたような気持ちがして
とても嬉しいです。

以前、知人と話していた時

お互いノートの使い方が
岡田斗司夫さんの「スマートノート」に影響されていることがわかって
「おぉ〜」となりました。

お互いに無意識だけど
意識的に、そこへたどり着いたと言う一点のつながりって大きいと思っています。
だから、同調できるのですね。


日々の生活の中で、意識的に情報収集することには頑張れるけれど
実際は、無意識的な時間の方が長いので

無意識の情報に、自分が左右されないようにしていきます。

 

 

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読書感想は 秋ごろまでお休みします

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いつも、読書感想をお読みいただきましてありがとうございます。

もともと読書好きではあったのですが、Kindleを耳読するようになって、読書がさらに加速して、毎日楽しく読んでいました。

読書するだけでなく、大した感想ではないのですが、思いをブログに書くと、それに対してコメントをいただいたり、著者の方や関わっておおられる方々よりお言葉をいただけることは、とても嬉しく、またさらに楽しく続けるモチベーションになっていました。

 

そんな中、私の、耳事情ではありますが

秋ごろまで、耳がとても忙しくなり、他のものを聞く時間を取ることになって、泣く泣く耳読を中断することになりました。涙

私自身は、本大好きなので、1日も早く本を読んで、アウトプットする生活に戻りたいと思っています。

また、再開した時には、また読んでください。

一旦お休みさせていただきます。

Eの学習性無力感対策

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ESBIのフレームワークにおいてEmployeeであることの問題点。

仕事上の情報収集をしたとしても、自分に権限がなければ
上司にはねられてしまうと役に立たないということ。
検討してはねられたならまだしも
そもそも、上司がその情報を知らない
という残念なこともありました。


私は、5年前に2ヶ月ほど、ある研究所で研修生として勤務させてもらました。

そこで、全国での最新の情報を知り
全国の方々とのネットワークもでき
自分の職場にも還元できるのでは…など考えながら
戻りましたが

現場では、変わらない日々がありました。

ただ、それは予想されていたことで
研究所の先生からも、折に触れて

「そういう立場でないと、すぐには現場ではいかせないことが多いから、まずはエッセンスから…」

と言う言葉をもらっていました。

研究所に来た人で、現場に戻ってから「学習性無力感」を感じてしまう人は
多いようで、研究所の先生方は無理しないようにと口々におっしゃっていました。

だから、だいたいそのモチベーションを保ちたい人たちは
全国レベルの勉強会や学会などの集まりに
ちょこちょこ顔を出しながら、その気持ちを保っている、ようなところがあります。

でも、目の前の山は大きくても
少しずつは変わってきている、と言う実感もあります。

最初はメゲそうになりましたが
得た情報を、職場で少しずつ発信して、いろんな人を巻き込んでいくことで
変わっていくことができると感じています。
(ただ、年単位の少しずつの変化です…)

情報って、今ではネットから何でも入手できるし
気持ちがあれば、本を買って情報を手に入れることもできます。

私が研究所からもってきた情報は、新しいこともありましたが
本やネットでも探すことのできる情報の、再確認が主です。

そこから気づいたことは
「よほど能動的な人でないと、その情報収集しなくて
多くの人は、まだまだ、人が説明してくれた情報を頼りにするところが大きい」
と言うことです。


どう言うことかというと
「私が知った内容を、口で簡単に説明すると納得し、賛同する方が多かった」
と言うことです。

この意味が伝わるか、どうかわからないですが
私の中ではその時の様子が、時代劇の江戸時代のイメージで

「江戸ではこんなことしてるらしいよ」みたいな

江戸に行ってきた人の話を
「なるほど〜」と頭を寄せ合って聞いている庶民の感じでした。

 

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「代償」伊岡瞬

 

代償 (角川文庫)

代償 (角川文庫)

 

 私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(6時間27分)

 

感想…

解説に書いてあったのだが、後味の悪い嫌なミステリーのことを「嫌ミス」と言うらしい。

そういう分野があると言うことを知って驚きました。

主人公はツラい少年時代を過ごすのだが、とても良い友達とその親戚に出会って救われると言うところは、「嫌ミス」でもやはり小説的でほっとしました。

この「嫌ミス」と言うカテゴリーは、なかなか人の心に響くというか、えぐられるような感じで心の中にぐっと入っててきます。

また、それを心地よいとは感じてはいないが、心を揺さぶられる感じが心地よく?

やはり、読書で心を動かされる感覚というのは、読書の中での真骨頂で、読者が求めているものだと感じてしまいました。

この作品で言うと、達也の小学生でありながら、そこまでの世渡り術、大人の弱みを把握しそれを手のひらで転がすような行動や、振る舞いをできてしまうところが、彼の中での生育歴から来るものだと思うと、少し寂しい。

代償という題名が、誰にとっての代償だろうか、を思いながら読み進めていました。

 

内容(「BOOK」データベースより)

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。運命は一転、過酷な思春期を送った圭輔は、長じて弁護士となるが、逮捕された達也から依頼が舞い込む。「私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。私の弁護をしていただけないでしょうか」。裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追いつめられた圭輔は、この悪に対峙できるのか?衝撃と断罪のサスペンスミステリ。

著者について

●伊岡 瞬:1960年東京生まれ。05年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞テレビ東京賞をW受賞しデビュー。その他の著書に『145gの孤独』『七月のクリスマスカード』がある。2010年、短篇「ミスファイア」が日本推理作家協会賞短篇部門の最終候補作となる。

 

 

 
 

 

ニュースを見なくなって

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 私は去年春までは、ニュースが大好きでした。

いつも、ニュースを見ていました。
夜のニュースは、9時、10時、11時と見ていました。

先の見えない社会情勢の不安が、伝えられる中
明日もニュースを見なければ…と
明日、ニュースを見逃すことで
私の生活が、とんでもないことになるような、感じを持っていました。

でも、今はまったく見なくなって
びっくりするくらい、「心の平安」があります。

それでいて、生活に役立つ情報や自分の人生が変わるような情報は
コミュニティから、たくさんもらえています。

テレビで「〇〇がいい!」という情報が流れていても
自分の生活に、あまり近くなかったり
そもそも、宣伝のために紹介しているような節が見えて
無意識のうちに、ちょっと信用できなかったりします。

でも、コミュニティからの情報は、スポンサーに左右されていない情報なので
まず、その人が感じたことであるというところで、信用できる気がします。

そして、その思考経過もわかりますし
「だから、こういう結果にたどり着いたんだ」というところもわかりやすく
初めに言われた結果が変更されたからといって、支障はありません。

自分の状況を踏まえて、欲しい情報をその中から探せるので
役立つのだなと思っています。

そういう生の情報に触れられて、自分が欲しいと思っている情報は貴重です。

自分の力で、YouTubeの専門家の話を選ぶのは
私にとってまだ、難しいです。
180度違うことを言っている人がいる中で
だいたいの方向性を、見極めるくらいで

とにかく
いただく情報を、とても信用しているので
自分の中に軸のようなものを持って、判断できるという感じです。

 

 

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「ボーイミーツガールの極端なもの」山崎ナオコーラ

 

ボーイミーツガールの極端なもの

ボーイミーツガールの極端なもの

 

 私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(3時間16分)

 

感想…

 

恋についての短編だけど、それぞれが少しずつ絡んでいました。

こういった短編が、初めてだったので、前半を読み終える頃に、やっと、なんとなくの全体像が見えて、それぞれの共通点が見えてきました。共通点は、その人の想い、恋。

年齢、性別関係なく、人に対する想い、その人を大切に想うということが中心。その対象は人でないかもしれない、と言う。大切に思うこと、それを描いています。

読み終わったときに、うっすらと共感できる部分がありました。

でも、その内容を考えようとすると、消えてしまいそうな…

私は、まだ言葉にはできない感覚。

自己完結していてもいいという、無償のと言う言葉が似合うような思いを感じました。

共感できる読書も楽しいですが、

そんな感覚もあるんだと思える感覚も、読書をしていて新鮮です。

 

内容(「BOOK」データベースより)

“恋愛は苦手だけど、恋愛小説は好き”なあなたに贈る、心に柔らかい刺を残す連作短編小説集。人気多肉植物店「叢」のサボテン×山崎ナオコーラのラブストーリー。 --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。

著者について

山崎ナオコーラ
1978年生まれ。2004年、「人のセックスを笑うな」が第41回文藝賞受賞作となり、以降、作家として活動。主な著書に、『人のセックスを笑うな』『浮世でランチ』『カツラ美容室別室』『お父さん大好き』『昼田とハッコウ』などがある。近作のエッセイ『太陽がもったいない』では趣味のベランダ園芸について執筆。本作は、自身も愛するサボテンを題材にした、『ニキの屈辱』以来の恋愛小説である。 --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。