心理師 juneberry’s blog

読みたい本が見つかる

未完成なモノは魅力的

f:id:juneberry-miyatomo:20211113122439j:plain

自分の推しているアーティストが売れていく様子は

嬉しくもあり、寂しくもあり…ですね。
一緒に、その成長を見ていくと身近に感じられてと考えると
未完成なものならではの、価値があると思います。

そう考えると
職場でも、未完成な若者たちの中に価値を見ることがありますね。

ベテランになると、一定の知識や技術はありますが
やっぱり凝り固まっていたり
意見を受け入れなかったり、と
その人たちにこれからの、伸びしろを感じることは少ないです。

でも、若い人たちを見ていると
今はできなくて、
それが、失敗だったり、パッとしなかったりだとしても
3年後、5年後、10年後が楽しみに感じます。

それは、やっぱり
少し長く生きてきたから、見えるものですね。

若い頃、失敗したり、恥ずかしい思いをしたり、いろいろ悩んでいることが
10年後には、必ず力になる
それは仕事と言うよりも、生き方として…

昨日、ちょうどそんな話を、職場の若い人としていました。

未完成なモノには伸びしろがあって
だから、魅力的なんですね。

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

そう言えば「おおざっぱキッチリ」だった私

f:id:juneberry-miyatomo:20211112231932j:plain

自分の何が、完璧主義をつくっている部分なのか 

引っかかる部分が、どこなのかが
だんだんとわからなくなってきての、5日目です。
毎日の投稿に、矛盾があるかも知れないですが
いろいろな角度から見た、私なりのホントのことです。

そう言えば、私は学生時代から
「大ざっぱキッチリ」と言われていたので
基本的には、8割主義に近いところにいると思います。

その「大ざっぱ」なところと「キッチリ」のところが
極端に離れているというのが
私の特徴だと言うことを、思い出しました。

キッチリのところに、自分でも
しんどさを感じているのだけれど、やめられない…

そんな感じです。

キッチリのところが、8割になると
それこそ完璧な8割主義になると思います。笑

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

間違いや失敗に対する許容度はあるけれど、私はなにの8割にこだわっている?

f:id:juneberry-miyatomo:20211112231616j:plain

8割主義を考えて
分解して考えていると、私は何にこだわっているのかが
少し見えてきたように思います。

失敗を含めた8割は、まったく問題なく許容できるんです。
どちらかとい言うと
失敗をどうクリアしていくのか、を考えるのも楽しい
(その時は必死ですが)

私は、失敗に対しては8割を許容できるのですが
完璧にしたいところは何なのか…と考えると
自分の立てた見通しや、予定に関して違ってくることなど
8割の許容がきないような気がしてきました。

だから、自分でコントロールできる
自分が立てた予定に関しては絶対に守る…みたいな

変化に弱い?って訳ではないんだけど
見通しが変わることは許容できない。

自分のことながら
私の頭ではまだ、意味がよくわからないです…

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

脳科学捜査官 真田夏希(角川文庫)鳴神響一

f:id:juneberry-miyatomo:20211110211443j:plain

私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(4時間49分)

 

感想…

ちょうど公認心理師の勉強後だったので、心理に関わる内容がたくさん出てきて、興味深く面白かったです。犯人の心理を考えながら爆発事件を追うのですが、些細なヒントからその人物像を導き出す、心の捉え方にもなるほど…と関心しました。ストーリーとしては上手くいきすぎなところもあるけれど、一緒に考えながら安心して読める本でした。

内容(「BOOK」データベースより)

神奈川県警初の心理職特別捜査官に選ばれた真田夏希は、知人に紹介された男性に会うため横浜駅付近の飲食店に向かった。婚活に失敗続きの夏希は、織田信和と名乗る男性に、好印象を抱く。だが、そんな甘い雰囲気を激しい炸裂音が打ち消してしまう。みなとみらい地区で爆発事件が発生したのだ。翌日、捜査本部に招集され、爆発事件の捜査を命じられる夏希。初の事件で戸惑いを覚える夏希の前に現れたのは、意外な相棒だった。

著者について

●鳴神 響一:中央大学法学部政治学科を卒業後、神奈川県内の小学校で学校事務職員として勤務。2014年3月に小説執筆に専念するため、フリーとなる。社会保険労務士行政書士の資格を持つ。熱烈なフラメンコファンであり、多くのアーティストを応援している。2014年 『私が愛したサムライの娘』で、第6回角川春樹小説賞受賞。15年同作で、第3回野村胡堂文学賞受賞。

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

死刑台の微笑(文芸社文庫)麻野涼

f:id:juneberry-miyatomo:20211108165641j:plain

私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(4時間20分)

 

感想…

裁判の様子やその供述内容の部分あたりは、ドキュメンタリーを読んでいるような気持ちになって、読んでいてとてもしんどくなりました。中盤あたりから、小説であると言う雰囲気を私が感じられるようになり、やっとドキドキできるレベルになりました。面白かったです。

少年法に守られている少年たちが、更生してくれればいいのですが、そうでないと本当に被害者はやってられない気持ちになります。更生する少年もいるとは思いますが、更生できない少年は、その育ちを含めて気の毒だとも感じました。ただ、だからと言って守られているのもどうかと、考えさせられました。

 

内容(Amazonより)

三人の少年によって、ひとり娘を惨殺された母親は、娘の無念と悲しみを晴らすため、会社を辞して、地裁での意見陳述に全てを賭けた。地裁で、三人の裁判を傍聴し続けた母親は、娘を殺害した三人の凶行を知るにつけ、憎悪を増した。死刑判決を望む被害者の母に立ちはだかる、少年法。判決を有利へと導く加害者の弁護士たち。少年審判を抉る問題作!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

麻野/涼
1950年埼玉県生まれ。早稲田大学卒業後、ブラジルへ移住。サンパウロで発行されている日系紙パウリスタ新聞(現ニッケイ新聞)勤務を経て、78年帰国。以後、フリーライター。高橋幸春のペンネームでノンフィクションを執筆。87年、『カリブ海の“楽園”』(潮出版)で第六回潮ノンフィクション賞、91年に『蒼氓の大地』(講談社)で第13回講談社ノンフィクション賞受賞。2000年に初の小説『天皇の船』(文藝春秋)を麻野涼のペンネームで上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

完璧な8割主義になる…じゃなくて

 

f:id:juneberry-miyatomo:20211110193102j:plain

8割でいくと言うのは、私の課題の部分だな、と
ジワジワと感じています。

いつも投稿に書いていることには
ウソはないのですが
職場での私と、プライベートでの私があって
プライベートでの私の中でも
より、関係が近くなってしまう身内や
最終的には自分自身に対しても
厳しい一面が残っていると感じています。

とにかく、プライベートでは簡単に言うと
どこか私にとってイヤなことがあると、すべて✕です。
人と仲良くなると、とても深入りしてしまう
相手にも心の中で、求めてしまうところがあります…
でも、それが合わなければ、相手を変えようとは考えないので
自分から離れてしまいます。

投稿内容での、8割でできているという内容部分は
職場でのことで、何の気負いもなく「生暖かく」見守れます。
きっとこれが、私がなりたいと思っている自分だと思います。

身内が許せなかったり
自分に厳しい、本当に優しくない…
まだまだ、自分や近い人に10割を求めてしまっているようです。
これには、私が自分でも、不思議に思っています。

うっかり村の人たちに対しては
まったくイライラもしないですし、受け入れられます。
それは、特性だと割り切ったところがあるからだと思います。
もしかしたら、身内じゃないからかな…

いろいろ考えていると
「テキトーに」は、自分の気持ちの部分だけで
やっている内容は実は、以前と変わっていないかも知れない…
とも感じました。
意味分かりにくいかもしれませんが
私にとっては、すごい気づきです。

とにかく、ダラダラといろいろ書きましたが
こういう性格がイヤだな、と自分で感じながらも
プライベートでも、ちょっとずつ
8割主義に、近づけるようにしたいです。

「完璧な8割主義になる」みたいなのはダメですね。笑
私、そうなりがちなので…

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

北からの使者(文芸社文庫)麻野涼

f:id:juneberry-miyatomo:20211106124736j:plain

私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(4時間45分)

 

感想…

麻野さんの作品にハマっています。

事実がもとになりながらの小説であるところと、その背景がリアルで目を覆いたくなる内容が

あって、私が知らない世界がたくさんあるんだと実感しました。よく北朝鮮を題材にしたドキュメンタリー番組なんかで流れている内容が、よりリアルに小説で表現されている感じで、心が痛くなりました。国が違うだけで、この時代にこれほど生活環境が変わるとは、そのトップに立つものの責任を大きく感じます。

 

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

麻野/涼
1950年埼玉県生まれ。早稲田大学卒業後、ブラジルへ移住。サンパウロで発行されている日系紙パウリスタ新聞(現ニッケイ新聞)勤務を経て、78年帰国。以後、フリーライター。高橋幸春のペンネームでノンフィクションを執筆。87年、『カリブ海の“楽園”』(潮出版)で第六回潮ノンフィクション賞、91年に『蒼〓(ぼう)の大地』(講談社)で第13回講談社ノンフィクション賞受賞。2000年に初の小説『天皇の船』(文藝春秋)を麻野涼のペンネームで上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

テレビでは連日連夜「小泉首相平壌を電撃訪問」のニュースが報じられていた。その直後、横浜の寿町の市営アパートで老女が殺された。犯人は、手紙の行方を韓国語で尋ね、老女が否定するとサバイバルナイフで首筋を斬りつけ、立ち去った―。伊丹夏生は、元陸上自衛隊員で、除隊後、ミャンマー少数民族カレン族の解放軍の傭兵として戦っていた。歌舞伎町と新宿西口で焼肉店を経営する朴昇一は、密かに伊丹と連絡を取り、彼の帰国をうながした。伊丹は朴から、寿町で殺された母親のことを話され、殺人の動機となった手紙のコピーを見せられた。その手紙には、なにが書かれていたのか!?北朝鮮の闇を抉る、衝撃の書下ろし社会派ミステリー! --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

見切り発車はできないけれど、台風の進路図のように…

f:id:juneberry-miyatomo:20211109204038j:plain

私の思考を、ちょっと考えてみると
10代、20代の頃は、目標があるから動く
目標が定まっていないと、一歩も動けないくらいに
遊びがなかったです。

でも、今では方向性が決まれば
その範囲で、とりあえず動いてみるということが
できるようになってきました。

例えるなら
台風の進路図のようなイメージだなぁ、と自分で思いました。

先日、知人と話をしてから、少し考えて
高校の頃、不登校気味だった
長男もそんな感じだったのかな、と今なら思えます。

長男は、正解までの道がしっかりと見えて
「絶対に大丈夫」という確信がないと
動けないような感覚、だったのかも知れないと
思いました。

そこから見ると、3年たった現在
長男も、ずいぶんゆるくなりました。(^_^)

とりあえず、動いていると
思ってるモノと違っていることがわかったり
そこでまた、違うモノに出会ったりしながら
すごくいい方向へ進んで行きます。
それが、わかってきました。

ただ、私は「テキトーに」とは思ってはいましたが
具体的には、8割を目指していたわけではないので
結局は自分のできなさに、いちいち嘆いていました。
「テキトーに」はまだまだ言葉だけだったのかも知れないです…

でも「塞翁が馬」で
できなかったことがあるから、それが次につながって…と
方向が少しずつ絞られていく感じが、今では心地よくて
ちょっと、ワクワクドキドキできるようになってきています。

見切り発車は、ハードルが高いけれど
台風の進路図くらいなら、行けそうです。

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

もしも俺たちが天使なら(幻冬舎文庫)伊岡瞬

f:id:juneberry-miyatomo:20211108171856j:plain

私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。

本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(4時間54分)

 

感想…

そう言えば、こんな詐欺師の話って今まで読んだことなかったような…と改めて思いました。(テレビドラマなんかではよくあるんですが)

最後の最後まで、誰が嘘をついているのかわからずでしたが、最終的にスッキリとしました。歳をとると、人を見た時にだいたい胡散臭いのか、本物なのかが分かるようになってきましたが、その上をいく詐欺師がいると言うことも覚えておこうと、読み終わってから思いました。

最近、重い小説が続いていたので、ちょっと気楽に読書を楽しめました。

 

内容(「BOOK」データベースより)

偶然出会った3人の前に、「変な男に実家が乗っ取られそう」と捷の妹が現れたのが、すべての始まりだった―。この闘いは、大金のためか、友情のためか―。“詐欺師”+“ヒモ”+“元刑事”=“正義の味方”!?野良犬みたいなイケメン小悪党トリオが、人助けのために凶悪組織に立ち向かう。最注目のミステリー作家の痛快クライムノベル。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

伊岡/瞬
1960年東京都生まれ。日本大学法学部卒。2005年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞テレビ東京賞をダブル受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。 

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

出し切ってきた私が、8割主義に更新します

f:id:juneberry-miyatomo:20211108082420j:plain

もともと、私は完璧主義の方に寄った性格でした。

昔、私が30代の頃
斎藤一人さんが自分の力を「出し切る」と言うお話しされているのを聴いて

「なるほど」と思いました。

それからは、目の前のことに対しては
自分のできる限りの力を出し切っていました。

誤解がないようにお伝えすると

「自分が力を持っているのに、それを出し惜しみしたり
出し切らなかったりすると
毎日歩かないと、だんだん足が弱ってくるように
その力も無くなってくるよ…」

と言う内容だったと思います。

限度ものって、難しいですよね。

私は、「出し切る」と言う言葉から
直感で、本当に倒れるまで出し切る、をイメージしてしまっていて
「出し切る」=「倒れるまでやる」みたいな感覚を持っていました。
(それもおかしいのですが、真面目にそう感じていました)

たぶん、斎藤一人さんも
実際に「倒れるまでやる」なんて考えておられないでしょうね。

もともとが完璧主義寄りだったので
背中を押されて、さらに頑張ってやっていました。

出し切ることで、結果はちゃんとついてきますが
そこからちょっと肩の力を抜いて、8割の力でやることで
さらに結果が出る、と言う感覚も50歳にしてもっています。

結構長くの間「出し切る」ことを忠実にやってきていたので
無意識にやっているところもあります。

ちょうどいい更新機会となりました。
今日「8割主義」に更新したいと思います。

私はこれだと思ったことがあれば、すぐに感化されます。

そして、そう言うものがあれば
ぶれなくなってきて、少しずつ私の軸となっていくので
決められた枠の中で、考えることができて
私的には、とても楽なんですね。

だけど私の性格上、少し入りすぎてしまうところがあるので
それも含めて、8割でいきたいと思います。

職場では「てにをは」は非常に重要なことで
「ひとマス空ける」だとか、数字の全角、半角についても細かく指導されます。
上司はそう言うミスをキッチリ見つける人で
「すごいですね」と褒められています。

でも、私は心の中で

(そのうちAIがやってくれる仕事だから、こんな技術を積み上げる必要はないだろう…)

つぶやいています。心の中だけです…。

上司は、自分の仕事を全うしているのでいいと思います。

ただ、それが主な上司の仕事ではないだろう、と思っているので
指摘されるたびに、いろいろな気持ちが私の中によぎるのも事実です。

私は、ミスを見つけるのがそれほど得意ではなくて
それこそ意図を詠んでしまうと、細かいミスが見えなくなってしまうので
この仕事に関しては、苦手で役立たずです。

自分の苦手分野だから余計に、いづれAIがやるんだから…
と言い訳しているところもありますね。(^^;;

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

 

ヒカルの卵(徳間文庫)森沢明夫

f:id:juneberry-miyatomo:20211105221741j:plain

私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(5時間43分)

 

感想…

重い作品の次に読んだので、はじめは頼りなさを感じました。

でも、どんどんと物語に引き込まれていき、途中ではウルウルしました。

以前に森沢さんの作品を読んだ時にも涙がでましたが、心がキュンとする感じで、見返りを求めない人の温かさを感じました。森澤さんの作品には心をつかまれる言葉が出てきます。

今回は「財産を失うのは小さな痛手だが、勇気を失うのは人生を失うのと同じ」この言葉にいたく共感しました。歳を経るごとに忘れつつあったことをたくさん感じました。 

 

内容(「BOOK」データベースより)

世界初?たまごかけご飯専門店にようこそ!「限界集落」に暮らす村人たちを、俺が元気にしてやんべ!養鶏農家でお人好しの二郎は「たまごかけご飯専門店」を開くと決意した。しかも、限界集落からさらに山奥に入った森のなかで。このあまりにも素っ頓狂な計画に、村人たちは大反対するが…。小さな山村に暮らす愉快な面々が繰り広げる、笑って泣ける物語。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

森沢/明夫
作家。1969年、日本列島の千葉県生まれ。早稲田大学人間科学部卒業。2006年、『ラストサムライ 片目のチャンピオン武田幸三』で、第17回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

仕事しながら、こうして勉強しました。公認心理師Gルート合格までの勉強方法を軽くシェアします #2 時間の融通 〜通勤時間の活用〜

f:id:juneberry-miyatomo:20211030221346j:plain

第4回公認心理士試験を受験する際に 私が最も優先したものは、勉強に時間を割くと言うことです。

現任者の方が公認心理師試験を受けるとなると、一番のボトルネックになるところは時間の融通だと思っています。日々の業務等もあり、試験勉強に時間を割けないところを、どう克服し勉強の時間を少しでも多く確保することが合格の可能性をあげるポイントだと考えて勉強をしました。

なかなか純粋に勉強できる時間が割けないという方のお役に立てれば…と思って、シェアしますが、ちょっとレアなケースですので、そう思って、参考にしてください。

通勤時間の活用

通勤時間がかかる…と考えると気が重くなりますが、だからと言って、それを公認心理師試験で配慮してくれるわけもなく、どうしたらいいか考えた結果、通勤時間の活用、そして、私がいつもやっているKindle本の耳読を利用して、試験勉強をしようと考えました。

1 Kindle本の読み上げ

#1 使った参考書でお示ししたペンギンシリーズ心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト単行本の緑ペンギン、オレンジペンギンは、iphoneで読み上げをすることでできました。

 

f:id:juneberry-miyatomo:20211107171021p:plain

 

 

f:id:juneberry-miyatomo:20211107171030p:plain
f:id:juneberry-miyatomo:20211107171037p:plain

※ ちなみに、青ペンギンのKindle本はあるのですが、読み上げすると「画像」と読み上げてしまい、できませんでした。赤本も読み上げはできませんでした。

読み上げ方法はこちら

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

2 CD教材の活用

濃縮! 公認心理師 (音声CD+データCD+テキストBOOK+速聴CD)4版 (要点濃縮リスニング)

 

これは、初め聞いた時には「・・・?」という感じだったのですが、ずっと聞いていると、少しずつ入ってくる感じです。

問題形式でもなく、本当にただただ、要点を読み上げてくれているだけなんですが、私のように時間のない者にとっては「ああ、そうか」と思うだけでも儲けものでした。

 

要点問題がついたものもあるようです。↓

f:id:juneberry-miyatomo:20211107172452j:plain
f:id:juneberry-miyatomo:20211107172521j:plain

f:id:juneberry-miyatomo:20211107172510j:plain

 

CDが3枚入っていて、① 朗読のように女性が普通に読み上げてくれているもの、② 速聴版として①を倍速したようなもの、③データ版 でした。

そして読み上げてくれているテキストが1冊ありました。私は主に、速聴版を車で流していました。一応、範囲の基礎知識を網羅してくれているようなので、とにかく聴き流していました。とっても長いので、3時間では終わらないです。

3 DVDの活用

公認心理師試験対策講座のDVD

 

 

f:id:juneberry-miyatomo:20211107172844j:plain
f:id:juneberry-miyatomo:20211107172822j:plain

 

春に京都コムニタスの基本問題試験を家で受験しました。パソコンに答えを入力する形式でした。その解説DVDがあったので、どんなものか一度購入しました。基本問題なだけに解説も基本なのですが、知らないこともあるので、車中で聴き流していました。(DVDは運転していると写らないので)

・ その他、mixdataアプリを使用して、役に立ちそうな動画も流していました。

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

死の刻(文芸社文庫) 麻野涼

f:id:juneberry-miyatomo:20211105220748j:plain

私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(4時間11分)

 

感想…

列車事故をもとにしたストーリーだった。

私は、登場人物と同年代だったため、元となった?事故が印象に残っていたこともあり、とても興味深く読み進められました。

当時、高校生だったと考えるとその多感な時期に遭った大事故、親友の死は人生に大きな影響を与えることが想像できました。大人になってからなら、大したことではないことや、他の方法を考えられることも、高校生の登場人物たちにとっては、自分たちに選択肢のないどうしようもないことの中で、大人たちの汚い部分を見てしまった…という、心が死んでしまった状態になったんだろうと思えました。面白かったです。 

内容(「BOOK」データベースより)

ある日、有名私立進学校湘南台旭日高校に、学校を爆破するという強迫電話が入った。犯人は「十四時二十分正門を爆破する」と、メールを送ったと告げた。そして予告通り、正門を爆破した。警察に通報した校長に、犯人はメールで、「明日三月二十五日十四時二十分までに、湘南台旭日高校を破壊しようとしている我々の動機を解明しろ。誤った回答や返事がなければ校舎を爆破する」と指示してきた。校舎には、四百人もの生徒がいる。校長から通報を受けた湘南台警察署の佐々木警部は、メールがブラジルから送信されているのを突き止めた。犯人の動機は?!爆破の時刻が迫る―!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

麻野/涼
1950年埼玉県生まれ。早稲田大学卒業後、ブラジルへ移住。サンパウロで発行されている日系紙パウリスタ新聞(現ニッケイ新聞)勤務を経て、78年帰国。以後、フリーライター。高橋幸春のペンネームでノンフィクションを執筆。87年、『カリブ海の“楽園”』(潮出版)で第六回潮ノンフィクション賞、91年に『蒼氓の大地』(講談社)で第13回講談社ノンフィクション賞受賞。2000年に初の小説『天皇の船』(文藝春秋)を麻野涼のペンネームで上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

親切欲も政治力、実は食欲のように親切欲がある

f:id:juneberry-miyatomo:20211107081431j:plain

そう言えば、私自身も
ボランティア活動をやっている時は、とても心地がよくて
周りの人からも自発的に、次から次へとアイデアが出てきます。
仕事だと、ここまではいきませんね。

指示されてから動くのでなくて
自分から自発的に動くことからは、ホントに大きなパワーを感じます。

私の若い頃は、ボランティアがあまり知られていないという
時代背景があったからかも、知れないですが

「お金ももらえないのにボランティアする意味がわからない…」

という思考でした。

でも、30代からボランティアを体験し出して
親切欲が満たされる感覚を、だんだんと知って今、50代。

最近は、ボランティア自体への参加はできていないのですが
人のために役立つことに、幸せを感じられていることは事実です。

仕事の中で、業務ではないけれど
人に関わっていくことで、役に立てるのなら
私も幸せ…という感じです。

昔の「おせっかいなおばちゃん」たちは
そういう思考からきたのかも知れないですね。

押し付けがましいおせっかいだと、ダメですが
そうならないように気をつけながら
私自身の親切欲も、満たしていきたいと思います。

これも政治力の一端だったんですね。


人の前に出たくないけれど、人の役に立つことで自分が幸せになる気持ちはとても強いです。

本当に歳とともに、50歳をすぎて自分以外の人が幸せになることに無限の幸せの可能性を感じているところです。

少し不思議ですが、いろいろな経験をして、結局、人ってそこへ行き着くような気がしています。

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

政治力のフォーマルとインフォーマル

f:id:juneberry-miyatomo:20211106120828j:plain

昨日の投稿では、職場とプライベートについての政治力の線引きについて
考えていましたが
フォーマルとインフォーマルの中でも
とにかく、集団の中の序列づけがあると考えると
すごくスッキリしました。

私はインフフォーマルな中での序列づけについては
私自身が、あまり興味を示していなくて
私は自分の世界で楽しんでおけばいい、と言う考えが強いのだと思いました。

フォーマルにしてもインフォーマルにして
人の役に立って業績を上げながら
人の心を掴まないと
信用してもらえないですね。

あと、個人的には
リーダーが、優先順位の低いもの切り捨てる姿は
勇気がある行動をしてくれているんだ、と
私には感じられて、とても応援します。
(もちろんちゃんとしたもので)

でも、いざ自分が判断するとなると
とても迷って、避けて通りたくなってしまいます。
私にとっては、難易度の高い決断です。
そう言う時の判断と、決断を
他の人の顔色にビビらず、淡々と
できるようになりたいです。

そう考えていると、人の顔色にビビらない
インフォーマルな時の判断は、意外と思い切ってできているんだ…と
今、気づきました。^ - ^

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com