心理師 juneberry’s blog

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「起業のすすめ、さよならサラリーマン」(文春e-book) 佐々木紀彦

感想

本気の企業についての本だった。

自分を知り信頼できるパートナーを探すこと。

一番難しそうだが探し当てられれば、心強く進められる。

今後は起業家の時代、企てる起業家が必要とされるとのこと。

企業の王道を知れる1冊だった。

 

Amazonより

「起業の民主化のバイブルだ!」
──冨山和彦氏(IGPIグループ会長)推薦。

NewsPicks創刊編集長の著者が提案する、
「夢」も「お金」もあきらめない、会社に縛られない新しい生き方。
「サラリーマン教の呪い」を断ち、今こそ起業しよう!

起業の醍醐味とは、「自分の人生の”独裁者”になれること」。
本書は、初めの起業にあたり、私自身が悩んだこと、知りたかったことを、
100人以上の起業家やプロフェッショナルへ徹底取材し、
絶対に成功する秘訣を詰め込んだ『起業の教科書』の決定版です。

 

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「土葬の村」(講談社現代新書)高橋繁行

感想

最近まで土葬や一連の儀式が行われている地域があったこと、そして村の人たちで担っていたことにも驚く。少し前までは生活の中に人の死があったのだと感じられた。

 

 

著者について

高橋 繁行
1954年、京都府生まれ。ルポライターとして葬式、笑い、科学、人物を主要テーマに取材・執筆。高橋葬祭研究所を主宰し、『ドキュメント現代お葬式事情』(立風書房)、『葬祭の日本史』(講談社現代新書)、『死出の門松――こんな葬式がしたかった』(講談社文庫)、『看取りのとき――かけがえのない人の死に向き合う』(アスキー新書)、『寺・墓・葬儀の費用はなぜ高い?』(飛鳥新社)など、死と弔い関連の著書多数。近刊に『お葬式の言葉と風習――柳田國男『葬送習俗語彙』の絵解き事典』(創元社)。
 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。

 

 

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「在宅ひとり死のススメ」(文春新書)上野千鶴子

感想

同居人数が2人が一番ストレスを感じる、という調査結果に驚きと同時に

納得できました。すごく、皮肉な結果です。

体裁ではなく、自分がどういう死を迎えたいのかを考えることが

大切なのだと思いました。

 
Amazonより

累計111万部ベストセラー『おひとりさまの老後』シリーズ、最新作!

慣れ親しんだ自宅で、自分らしい幸せな最期を迎える方法を提案。

・「孤独死」あらため「在宅ひとり死」へ
・慣れ親しんだ自宅で、自分らしい最期を迎えるしあわせ
・ウエノが徹底取材!「おひとりさまの最期」最新事情
・医師、看護士、介護士、看取り士をコーディネートする方法
・とくにガンなら「在宅ひとり死」が、ほぼ100パーセント可能
・病院死は、医療が貴重だった昭和の名残り
・「老人施設」に入れたがるのは、本人ではなく家族
・ずばり、家で死ぬために必要な費用はいくらか
・「老後の幸せ度」は「おひとりさま」と「大勢家族」が最も高く、「老夫婦ふたり」世帯が最も低い
・たとえ認知症になっても「在宅ひとり暮らし」で問題がない理由
安楽死尊厳死は正義か?
介護保険をどう活用すべきか
・もちろん私は「在宅ひとり死」でゆくつもり

「わたしには家族がいませんので、基本、ひとりで暮らしています。
現在72歳。このまま人生の下り坂をくだり、要介護認定を受け、
ひとり静かに死んで。ある日、亡くなっているのを発見されたら、
それを『孤独死』とは、呼ばれたくない。それが本書の執筆動機です」 (あとがきより)

 

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「拳の先」(文春文庫)住田光代

感想

勝つこと、負けること、逃げること、強いこと、弱いこと…

外から見て、どう見えるかではなく自分がどう感じるか。

ボクシングを通して、人間の本能の部分をあからさまにして

自分の不安や恐怖と闘う様子が、描かれていました。

シリーズもの?と後で知りました。

順番が逆になりますが、他も読んでみたいと思います。

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

ボクシング雑誌の休刊を機に、念願の文芸部門に異動した那波田空也。久々に鉄槌ジムを訪ねると、ジムの花形選手の立花やいじめられっ子の小学4年生・ノンちゃんに出会う。彼らはそれぞれの恐怖を抱きながら「拳」をふるって戦っていた。ボクシングを通して本気で生きるとは何かを問う青春エンタテインメント!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

角田/光代
1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞、96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞を受賞。03年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『かなたの子』で泉鏡花文学賞、同年『紙の月』で柴田錬三郎賞、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

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「窓ぎわのトットちゃん」黒柳徹子

 

感想

10歳のころに読んで40年。

小学生の頃「トモエが焼けた」の章で、涙が出たことをだけを自分でも覚えていました。

今、読み返してみて

こんな話だったのか… そんな気もする…

年月を超えても、感動しました。

年代を超えて心を動かされるお話です。素晴らしいです。

 

内容(「BOOK」データベースより)

「君は、本当は、いい子なんだよ」。トモエ学園のユニークな教育とそこに学ぶ子供たちをいきいきと描いた名作の「新装版」。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

黒柳/徹子
東京都港区乃木坂生まれ。トモエ学園、英国系ミッションスクール香蘭女学校を経て、東洋音楽大学(現東京音大)声楽科を卒業し、NHK放送劇団に入団。テレビ女優第1号として活躍。その間、文学座研究所、ニューヨークのメリー・ターサイ演劇学校などで学ぶ。「徹子の部屋」などテレビ番組に多数出演する一方で、舞台での活動も多い。1981年より社会福祉法人トット基金」を設立し、プロのろう者劇団を運営。1984年よりユニセフ(国際連合児童基金)の親善大使となり、飢餓、戦争、病気で苦しんでいる世界の子どもたちを訪ね、その実情を伝える活動をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

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「サイコパス」(文春新書) 中野信子

感想

嫌な人、怖い人というイメージのサイコパス

サイコパスの思考を脳科学の観点から解説しています。

勝ち組サイコパスと負け組サイコパスの存在や、サイコパスが絶滅しないことも理解できました。

その人の性格としてではなく「サイコパス」として捉えることが得策だと感じました。

 

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

とんでもない犯罪を平然と遂行する。ウソがバレても、むしろ自分の方が被害者であるかのようにふるまう…。脳科学の急速な進歩により、そんなサイコパスの脳の謎が徐々に明らかになってきた。私たちの脳と人類の進化に隠されたミステリーに最新科学の目で迫る! --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。

著者について

脳科学者。東日本国際大学特任教授、横浜市立大学客員教授。1975年生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。医学博士。2008年から10年まで、フランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務。著書に『脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体』(幻冬舎新書)ほか。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。

 

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「星の子」今村夏子

感想

新興宗教を信仰する両親を客観的に捉えている娘が主人公。

外から見ると違和感のあることも、家族で環境が完結し、家族円満なら内にいる限りには問題に感じられない…

家族の内と外を感じる少女の揺れる気持ちが描かれていました。

家族内の視点から、両方の良さがわかって、少女の揺れる気持ちがうまく描かれていた不思議な世界観をもった作品でした。

 

 

メディア掲載レビューほか

過去の自分と決別

今村夏子の『星の子』は雑誌掲載時から話題になっていたが、単行本の発売直後に芥川賞候補作に選ばれてさらに注目され、新たな読者を増やしているようだ。

物語の語り部「わたし」は中学3年生、林ちひろちひろは未熟児で生まれ、生後半年目には原因不明の湿疹に苦しむ。両親は医者が薦める薬やあらゆる民間療法を試したが、効果はない。困り果てた父親は、勤務先の同僚がくれた「金星のめぐみ」という水を持ち帰り、助言どおりちひろの体を洗う。すると、ちひろの夜泣きが減り、2カ月目には全快したのだった。

これを機に、両親は水をくれた同僚が所属する新興宗教にはまっていく。父親は会社を辞めて教団の関連団体に移り、母親は怪しい聖水をひたしたタオルを頭にのせて暮らすようになる。叔父が忠言しても両親は聞き入れず、家は転居するたびに狭くなり、ちひろより5歳年上の姉は家出する。

読者から見れば、この展開は林家の悲惨な転落話となるが、ちひろはそうでもないらしく、淡々と冷静にこれまでの家族の内実を語っている。親の愛情を日々実感しながら育ったからか、外は外、内は内で対応してきたのだろう。しかし、将来がちらつく中学3年生になると、ちひろにも変化が訪れる。今村はその予兆を、そして実際の場面を丁寧に、これでもかと繊細に描いてみせる。

人の内と外がつながることを「成長」と呼ぶかどうかは知らないが、そのとき人は、それまでの自分と決別する。『星の子』はちひろと両親の別れを予感させて終わり、読者には、自身の過去の分岐点を思い出させる。

評者:長薗安浩

(週刊朝日 掲載)

出版社からのコメント

今村夏子さんの新刊『星の子』は
小説トリッパー」掲載直後から大きな反響を呼んだ話題の一冊。
これまでに発表された単行本は『こちらあみ子』(三島由紀夫賞受賞)、
『あひる』(芥川賞候補、河合隼雄物語賞受賞)の2作だけという寡作ながら、
作品を発表するごとにファンを増やし続けている今村さんの、
最新作にして最長編作です。

内容(「BOOK」データベースより)

大切な人が信じていることを、わたしは理解できるだろうか。一緒に信じることができるだろうか…。病弱なちひろを救うため両親はあらゆる治療を試みる。やがて両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいき…。第39回野間文芸新人賞受賞作。

 

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「ユダヤの商法」藤田田

感想

1972年の新装版ではあるけれど、本質的にまったく色褪せていないことに驚きました。シビアに数字を追求して、約束を守り、どんな場面でもルールとして割り切れるようなユダヤの感覚にその強さを見ました。

本当に昔の本だけど、全く色褪せていないと思う。

ユダヤの本は読んだことはあるけれど、これほどシビアに書かれていなかった。

この本に載っていることをしていれば、儲かるのもわかる気がした。

日本とは真反対というか、シビアに数字を追求し、約束を必ず守り、それがどんなに情に流されそうな場面でも、ルールとして割り切れるような感覚を持っている。

基本的には、ユダヤ人は人を信用しないということが書かれていた。

今では、ユダヤ人は国家を持たないというわけではないが、世界各国で活躍する根本が見えた気がした。

 

内容(「BOOK」データベースより)

ユダヤ商法の「定石」こそ金儲けのノウハウ。総計276刷、82万7000部。あの伝説のベストセラーが今ここによみがえる。どうすれば金持ちになれるのか。その答えは世界の巨富を一手に集めるユダヤ商法の「定石」にあった。「定石」とは何か。それは、「銀座のユダヤ人」と呼ばれた著者が勝ち得た金持ちになるための原理原則。全世界でいまだに通用する唯一の「商法」である。「定石」さえ守れば、金儲けなんか誰でもできる―本書は、夢を抱き、巨万の富を築き、新しい未来を自らつくりたいと望む若者やビジネスマンには必読のノウハウだ。1972年5月刊行初版本を底本に、新装版としてここに読者待望の復刊! --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。

著者について

藤田 田(ふじた・でん)
1926(大正15)年、大阪生まれ。旧制北野中学、松江高校を経て、1951(昭和26)年、東京大学法学部卒業。在学中にGHQの通訳を務めたことがきっかけで「藤田商店」を設立。学生起業家として輸入業を手がける。
1971(昭和46)年、世界最大のハンバーガー・チェーンである米国マクドナルド社と50:50の出資比率で「日本マクドナルド(株)」を設立。同年7月、銀座三越1階に大第1号店をオープン。日本中にハンバーガー旋風をまき起こす。わずか10年余りで日本の外食産業での売上1位を達成し、以後、トップランナーとして走り続ける。
1986(昭和61)年、藍綬褒章受章。1989(平成元)年、大店法規制緩和を旗印に米国の玩具小売業トイザラス社との合弁会社日本トイザらス(株)」を設立し、全国展開した。
社団法人日本ハンバーグ・ハンバーガー協会初代会長。創立30年にあたる2001(平成13)年7月26日、日本マクドナルドは店頭株市場に株式公開を果たした。2004年4月21日逝去(満78歳)。
著書に『ユダヤの商法--世界経済を動かす』、『勝てば官軍』(小社刊)など多数。
 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。

 

「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」ジェーン・スー(幻冬舎文庫)

感想

発想がとても面白く気楽にサラッと読ませてもらえまし。

それでいて、辛いけれど、傷ついた心をひも解いていくとさらに辛い現実がある…ところにも触れられていて深い。

女子の心の中にある傷ついた心って、(男子でもあるかも知れないけれど)辛いけどそれを紐解いて行くと、辛い現実があるんだな、と感じた。

私は、あまり女子に不満はなかったけれど、男子に生まれていたら、それは性が違うだけだけど、全く違う性格も出て来たかもしれないな、とも思った。

 

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

「女子会には二種類あってだな」「ていねいな暮らしオブセッション」「私はオバさんになったが森高はどうだ」…誰もが見て見ぬふりをしてきた女にまつわる諸問題(女子問題、カワイイ問題、ブスとババア問題…etc.)から、恋愛、結婚、家族、老後まで―話題の著者が笑いと毒で切り込む。“未婚のプロ”の真骨頂。講談社エッセイ賞受賞作。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ジェーン・スー
1973年東京生まれ東京育ちの日本人。作詞家/ラジオパーソナリティー/コラムニスト。TBSラジオジェーン・スー生活は踊る」をはじめとするラジオ番組でパーソナリティーとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

 

「ひとまず上出来」ジェーン・スー

感想

歯に衣着せぬ物言い、女性が歳を重ねていくことを実生活をとおして、さらに斜に構えて見ている。面白い。同年代女性なら一度は感じるだろうことを上手く紐解いていおり、まったく共感。

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ジェーン・スー
1973年東京生まれ東京育ちの日本人。作詞家/ラジオパーソナリティー/コラムニスト。TBSラジオジェーン・スー生活は踊る」をはじめとするラジオ番組でパーソナリティーとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

 

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睡眠というよりも快かな

今日は仕事が休みなので
普段よりも、ゆっくりと眠れました。

私は、昔から布団の中が好きです。
冬になると、暖かい布団から出にくくなりますが
あの感じが大好きです。

前から思っていたのですが
布団の中の感覚と、温泉に入っている感覚が
私の中ではつながっていて、大好きです。

身体中が温ったまっている感じ。
この感覚が、私には布団か、温泉かでしかないんです。

結局、私は冷性だと思います。

寝ている時に、足の先まで身体の中が温まって
すごく心地いいです。

長い昼寝は、よくないと言われますが
昔から、何もない時には
布団に入って、昼寝をしていたように思います。

とにかく、身体が心地よく感じる快の状態を
睡眠というよりは、布団の中に求めているんでしょうね。
やっぱり、血行が私のポイントかな。

 

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身体感覚に身を任せる

身体感覚ってすごく不思議ですね。
私もよく、感じています。

相手が言葉で言っていることと
とっている態度が異なると
すごく気持ち悪く感じます。

わかりやすいものから、わかりにくいものまで
全部、私は不快なんだと。
それを、敏感に感じてしまうようです。
(最近やっと、これに気づきました)

私の、不快の原因でした。
わかったので、少し楽になりました。

あと、仕事で、苦情やクレームなどに対応することがあります。

同じ言葉を発していても
敵意を持っている時と、心を開いてくれている時との
違いは感じます。
気持ちが変わる時にはその瞬間も、感じられます。

言葉では、同じことを主張しているのに
相手の気持ちが変わったことを
私は、どうやってキャッチしているのだろうか…と
私も思います。

目線や表情、仕草、声などの視覚情報や聴覚情報から
きっと判断しているんでしょうね。
だいたいは、状況が緊迫してしているので
分析したことはないですが
もう頭では考えずに、身体感覚に委ねているところがあります。
そして、その方が上手くいくように思います。

もちろん、話の軸はありますが
あとは、身体感覚に任せて流されていく感じです。

 

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「ハヤブサ消防団」 池井戸潤

感想

池井戸さんの作品なので、勧善懲悪だろうと安心して読み進められました。でも、途中では誰が裏切っているのか疑心暗鬼に…。やっぱりどこか安心して読めました。

 

著者について (Amazonより)

池井戸 潤(いけいど・じゅん)

岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。

「果つる底なき」(講談社文庫)で江戸川乱歩賞、「鉄の骨」(講談社文庫)で吉川英治文学新人賞、「下町ロケット」(小学館文庫)で直木賞を受賞。

他の作品に、『半沢直樹』シリーズ①「オレたちバブル入行組」、②「オレたち花のバブル組」、③「ロスジェネの逆襲」(すべて文春文庫)、④「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社)、『花咲舞が黙ってない』原作本「不祥事」、「空飛ぶタイヤ」(それぞれ講談社文庫/実業之日本社文庫)、「ルーズヴェルト・ゲーム」(講談社文庫)、「民王」(文春文庫)、「下町ロケット2 ガウディ計画」(小学館)、「七つの会議」(集英社文庫)、「なるへそ」(Kindle Singles)などがある。

 

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「俺ではない炎上」浅倉秋成

感想

SNSの乗っ取られ?から始まり前半は、臨場感がありドキドキのしっぱなし。後半になるにつれて、なるほど…と。私は最後の最後に納得ができた。面白かった。

 

 

著者について

1989年生まれ。2012年に『ノワール・レヴナント』で第13回講談社BOX新人賞Powersを受賞し、デビュー。
19年に刊行した『教室が、ひとりになるまで』が第20回本格ミステリ大賞〈小説部門〉候補、第73回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編部門〉候補となる。
さらに、21年に刊行した『六人の嘘つきな大学生』も第12回山田風太郎賞候補、「2022年本屋大賞」ノミネート、第43回吉川英治文学新人賞候補となる。
その他の著書に『フラッガーの方程式』『失恋の準備をお願いします』『九度目の十八歳を迎えた君と』がある。
現在、「ジャンプSQ.」にて連載中の『ショーハショーテン! 』(漫画:小畑健)の原作も担当。

中野信子 鳥山正博 「ブラックマーケティング 賢い人でも脳は簡単にだまされる 」

感想

詐欺等のマーケティングも解説している。マーケティングは人の脳をどのように動かすかが主な視点になっています。私がマーケティングに踊らされていると感じた部分もあたりました。脳の働きとマーケティングについての視点が、新鮮で面白いです。

悪いことに使われるマーケティングがあるということを知っていることは、必要だと思いました。

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

「送料無料」で得をした気になってはいけない。愛情や帰属意識を利用する「オキシトシン商法」とは?ギャンブル依存や悪徳商法にハマらないためのナレッジ。

著者について

●中野 信子:東京大学工学部卒業後、2004年、東京大学大学院医学系研究科医科学専攻修士課程修了。2008年、東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。2008~2010年まで、フランス原子力サクレー研究所で研究員として勤務。テレビ番組のコメンテーターとしても活動中。

●鳥山 正博:ICU卒(1983)、ノースウェスタン大学ケロッグMBA (1988)、博士(工学、東工大2009)。1983年より2011年までNRIにて経営コンサルティングに従事。テクノロ