心理師 juneberry’s blog

読みたい本が見つかる

腸の弱いわたしが20年前から、腸活するようになったわけ

f:id:juneberry-miyatomo:20211213180615j:plain

私は、腸が弱かったことが
大人になってから顕著に表れてきました。

恥ずかしながら
社会人になってからの、大きな失恋のストレスや
大学卒業後、証券会社で営業をしていた時の
さらに、大きなストレスには
必ず、腸の動きがおかしくなって
吐き下しが、止まらなくなり動けなくて
救急車で入院しました。

ただ、だんだんと
そういう自分にも慣れてきて
(入院をして、点滴をしてもらうと治るので)
それも仕方がないな…というような思いもありました。

結婚して、子どもが生まれてから
同様のことが起こった時に
やっと、このままではいけないと感じました。
(ホントに、自分のことには鈍感です)

吐き下しがあっても、救急車も呼べず
赤ちゃんを抱いたまま、タクシーで病院へは行きましたが
点滴をしている間は
看護師さんに、息子を預けないと(抱いてもらわないと)いけないし
さんざん迷惑をかけて
やっとそこから、私の腸活がはじまりました。

今から20年くらい前です。

ストレスを減らすのが、本当は一番なんですが
その時は、とにかく
腸の動きを整えることを考えました。
ストレスがかかっても、しんどくならない腸に。

それからは、食べ物に気をつけるようになりました。
好きではないのですが、納豆からはじまり
キムチ、発芽発酵玄米が炊ける炊飯器も買いました。

5年前に、2ヶ月仕事で家を離れることがありましたが
食事が変わってしまうことへの不安がとても大きくて
その炊飯器も持参しました。
(ついでに、じぶんまくらも持参しました)

今でも
自分で気づきにくい大きなストレスがあった翌日には
腸の機能がおかしくなり、吐き気や下痢がありますが
昔に比べると雲泥の差です。

おかげで、普段の腸の状態は良いようです。
「長生きみそ汁」も1年ほど前からつくっていて
(玉ねぎをすりおろすのが大変なので)
そのために、やっとフードプロセッサーを購入して
その楽さに
「もっと前に買っておけばよかった…」と悔やみました。
(子どもが小さい頃には、みじん切りすることが多かったのに…という思いです)

私は、自分のストレスから
腸の働きについて考えるようになりましたが
腸の調子を意識するようになって
体調が整って身体がとても楽になったと思います。
だから、20年たっても
その習慣にプラスさせることはあっても
やめていないと言うことは
私の身体にあっていると思います。
一応、私の中で更新してきた内容と
だいたい一緒だったのでよかったです。
確かに、若くなってきているようにも感じます。
これは個人的な感想です(^_^)

今やっていることは…

発酵食品を食べる → 発芽発酵玄米、納豆、キムチ(これは毎朝の基本で、その他にプラスしています)ヨーグルト等の乳製品はたまに。

毎日同じリズムで食事を取ることから腸の動きが良い → 快便

あまり甘い物は食べないです。お酒も夫が飲まないのと、車で出かけることが多いので、ほぼ飲まなくなりました。

 

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

「キラーシード”魔の種”」徳間文庫 麻野涼

f:id:juneberry-miyatomo:20211123173820j:plain

私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(4時間52分)

 

感想…

遺伝子組み換え作物をめぐるミステリーでした。

問題が起こってしまった時の企業の隠蔽体質が恐ろしく感じました。食べ物に関して何かが起こった時、昭和の時代にはそれを隠蔽し子どもが障害を持つようなことがあったけれど、もう、今の時代にはそんなことは起こってほしくないと思ったことと、未知の世界には、色々な可能性があるので少し怖い気がしました。

 

内容(「BOOK」データベースより)

群馬県小沢岳で男性の絞殺死体が発見された。被害者は種苗会社の社員。遺伝子組み換え作物をめぐり、農家を説得するため交渉に当たっていた。一方、静岡県の薬剤師向井は、産婦人科医師から不自然な流産が頻発しているとの相談を受ける。調べると患者に共通するのは、ある農場の生産品を食べている点だった。二つの事件を繋ぐ接点とは?背後に潜む恐るべき真相。書下し長篇サスペンス。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

著者について

1950年埼玉県生まれ。早大一文卒後、ブラジルへ移住。パウリスタ新聞勤務。本名・高橋幸春で第6回潮ノンフィクション賞、第13回講談社ノンフィクション賞を受賞。00年「天皇の船」(文藝春秋)で小説デビュー。03年「国籍不明 上・下」(講談社)が第6回大藪春彦賞候補となる --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

 

人生100年時代70代以降のイメージは

f:id:juneberry-miyatomo:20211212091737j:plain

先日、大学院で研究されている先生の講演を聴きました。

内容の本筋ではありませんが
生涯学習も含めて考えると
学習のピークが早すぎる
とおっしゃっていました。

大学卒業後に勉強をしなくなる人が多く
学びっぱなし。
社会人になってから
仕事内容でも、それ以外でも
30代でしっかりと色々な学習をした人は
学習の習慣が身につくし、力も身につく
その後の、40代以降にも学習していける…

と言うことでした。

「学習のピーク」と言う考え方もっていなかったですが
確かに、一般的には

学校=学習

のような感覚が一般的なのかも知れないですね。

私が、人生100年とイメージし始めたのは
つい、最近なので
自分の70代以降のイメージは、まったくなかったんです。

でも、そう考えると
社会とのつながりはとても大切だし
自分よりも若い人とつながることが多いんだろうな…
時代もどんどん変わっていって
だから、若い人から学ぶことの方が多くなる。
頭柔らかく、いろんな意見を受け止められるように
くらいかな。

生涯のライフワークとなるような学びを見つけたいと思います。
あと、小さなことでも
日々の学びは止めないようにしたいです。

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

人間の身体は動かさないと退化するので、脳をグルグル回す

f:id:juneberry-miyatomo:20211211095629j:plain

子育て中に、通信大学で単位を取りましたが
学習に専念できない環境から
余計に、飢餓感のようなモノがあって
いろいろ工夫した覚えがあります。

その学習した内容すべてが
今、役立っているわけではないですが
今に繋がっているものもあります。

当時は耳読(読み上げ機能)なんて、まだなかったので
Icレコーダーに録音して
家事をしながら聞いていたような気がします。
ちょこちょこやっていました。

ある意味、時間はたっぷりあるので
当時は、今しかできないことを
と考えてやっていました。

あと、話は変わりますが
私はびっくりするような間違いをたまにします。

「もう終わりや…」

と思うくらいのことが年に1、2回あるような感じです。

これは仕事ではなくて
だいたいプライベート起こります。
きっと、気を抜いているんです。
プライベートでは
気が張っていないので抜け抜けです。

私にとってびっくりするような、と言っても
知れてるんですが

夏ごろにあったピンチは
駅から、模擬試験を受ける会場までを
アプリで調べていましたが
手段を、車と徒歩とを間違えていたこと…

駅から10分となっていたので
昼食をコンビニで買って歩き始めました。
ナビ通りに歩いているんですが
10分経っても、どうも到着しない。

余裕があったけれど
だんだんと、時間がなくなってくる。

「10分? あれ? おかしい…」

やっと気づきました。
「車で10分」となっていました。

もうその時には 受付終了まであと15分くらい。

歩くと40分くらいどうしよう…
駅まで戻る?
でも、もう15分は歩いてるし…
(そもそも駅を間違えているという、またもや凡ミス)

こんな中途半端な場所で…( ; ; )

心の中で自分に(がんばれ!)と応援して
気を持ち直し

「タクシーしかない!」と

普段乗りなれないタクシーの呼び方も、あまりわからず
調べ電話しましたが、日曜の朝の早い時間。

土地勘がなくない場所で、現在地を伝えると
「範囲外」だと言うことで…(大丈夫、がんばれ!)

わかるタクシー会社に、次から次えと連絡して
やっと一社、配車してくれました。

そして、急いでもらって
受付終了ギリの時間会場に入ることができました。

とにかく、もう諦めたくなることも多いけれども
そう言う時には自分に(大丈夫、がんばって)と励まして
とりあえず乗り切れています。

何百通りも試していないですが
自分の中では、粘っている感覚があります。

ちょっと大げさですが「火事場の馬鹿力」的な
普段使っていない脳の一部が働いたような、感覚が
そう言うピンチの時には、あります。

今さらですが養老孟司さんの「バカの壁」を
読んでいます。

人間身体は、動かさないと退化するので
脳内でをグルグル回さないと退化していく…

ちょうどピッタリの内容で
粘りをもって、頭をグルグル回していきたいと思います。

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

時間割引率が低いと真面目と捉えられがち?

f:id:juneberry-miyatomo:20211211083326j:plain

いつも思うことは 
もともと、自分は時間割引率が低いなと感じます。 

時間割引率が低い私からすると 
時間割引率が高い人を見ると 
やっぱり、イラッとすることもあります。 
ちなみに、夫は時間割引率が高いです。 
 
結婚して21年になりますが 
20年程前の結婚当初は、良かれと思って 
いろいろと、アドバイスしていましたが 
 
人を変えることは、難しいので 
もう今では、何も言いません。 
 
でも、仲が悪いということではなく 
考え方が違うんだ、と言うことが 
自分の中に落ちたんです。 
 
高校生と大学生の息子が2人いますが 
今のところ、こんな両親を見ながら 
時間割引率の高い息子と、低い息子 
一人ずつに分かれているように感じます。 
それぞれの息子には 
何がどう見えているのかな…と思っています。 
 
私が普段、付き合っている人たちは 
だいたいは時間割引率の低い人・・・かな。 
低めの人くらいが多いです。 
その方が心地いいので 
きっと、無意識にそうなってきています。 
 
時間割引率の高い人たちの中にいくと 
「真面目」扱いされるのが面倒くさくて 
あまり、自分のことを話さなくなってしまいます。 
 
もしかしたら 
子どもの頃も、そうだったのかもしれない 
だから、あまり話さなかったのかも…と 
今、思いました。新たな気づきです。(^_^) 

 

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

「チェリーブラッサム」角川文庫 山本文緒

f:id:juneberry-miyatomo:20211123130434j:plain

私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(2時間56分)

 

感想…

山本文緒さんの作品を、いろいろ読んでいます。昔に少女小説を書かれていたとは、衝撃的でした。ご本人からのあとがきで、復刻させた経緯等も書かれていて、以前読んだ「カウントダウン」でも同様の気持ちになったけれど、なるほどな…と納得しました。小説家が成長していく過程を見られたように感じました。

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

 

モヤッとしていたことが落ちた気が…

 

f:id:juneberry-miyatomo:20211209210125j:plain

自分が学びたいと思うことを
学んでいるときって、本当に楽しいと思います。

学びは、終着点にたどり着くためのものだと考えると
楽しいと思える学び
それが、自分の終着点なのかな、と。

それだけでは、どうにもならない
いろんなことはあるけれど
大きな目で見ると
モヤッとしていたことが、自分の中に落ちました。

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

「癒し屋キリコの約束」幻冬舎文庫 森沢明夫

f:id:juneberry-miyatomo:20211123173258j:plain

私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(5時間32分)

 

感想…

映像化されていたと知って、小説を読みながら映像が浮かびやすかったこととどこか繋がりました。ストーリーも登場人物も

人の心の奥にある、幸せと不幸の違いや、ふつうに生きることが人生の正解か、無駄なエネルギーを使わずに生きることが正解か、等々…50代の私にも、心に響く言葉がたくさんありました。

「才能ってのはね、成功するまで絶対に努力を止めないって、自分自身を説得し続ける能力のことを言うのよ。(略)夢が叶うまで折れずにひたすらベストを尽くし続けることーそれができる人を、夢を叶える才能がある人って言うの」

「人って長所で尊敬されて、短所で愛されるんだよ…」(略)

「短所を必死に誤魔化して、どこまでも隠し切ろうとしている人間は、愛すべきところまで隠してしまっているのかも知れない。つまり人間の半分の側面しか人に見せないから、その人はとても小さく見えてしまうのではないだろうか。

「ありがとうって言葉はさ、表の意味では感謝を表しているけど、裏側のもっと本質的な部分には、さらに大きな意味があるんだよ。」(略)

「わたしは、わたしの過去を受け入れました。そういう意味。」

短所で人は愛される…なんかわかるような気がしました。確かに短所を隠している人は、小さく見えます。

そして、相手に「ありがとう」を言えたら、過去を受け入れました。という感情が芽生える。芽生えるから言えることでもあるけれど、奥深い…。

キリコの包容力とその生き方とがとても魅力的でした。

 

内容(「BOOK」データベースより)

純喫茶「昭和堂」の店主・霧子は、美人なのに、ちょっとぐうたらな不思議系。でも、裏の「癒し屋」稼業では、依頼人のどんな悩みも奇想天外な手法で一発解消させる敏腕だ。ところが、そんな霧子にも悲しい過去が―。ある日、彼女宛てに届いた殺人予告。それをきっかけに、霧子は過去と向き合う勇気と未来への希望を取り戻していく。感動エンタメ。

著者について

一九六九年千葉県生まれ。高倉健主演で話題になった『あなたへ』をはじめ、吉永小百合主演の『虹の岬の喫茶店』や『津軽百年食堂』『ライアの祈り』も映画化され、ベストセラーに。その他の著書に『大事なことほど小声でささやく』『夏美のホタル』など。

 

特に功績のない私が言っても、ちょっと説得力ないですが

f:id:juneberry-miyatomo:20211208200553j:plain

歳のせいか 

20代、30代の人を見ていても
伸びるだろう人が、わかるような気がします。
それは今、成果が上がっているかというよりも
しっかりと深く考えて、動けているかどうか
ではないかと思っています。

とても要領よく、なんでもこなせる人はいますが
見た目だけ、できたとして
もし、その時は成果を出せたとしても
その応用問題のようなことが起こった場合には
対応ができないです。
またその時に、アドバイスを受けると
その場は、またとても上手くクリアできます。

そういった能力は長けている、と思いますが
将来のイメージをもったときの、伸びしろを考えると
少し、物足りなさがあります。

逆に、今は見た目には、派手な成果は出ていなくても
アドバイスを謙虚に受け止めて
不器用でも、試行錯誤をしながら
自分から深く考えている人は、伸びしろがあると感じています。
もしかしたら、活躍するところは違う分野かも知れないですが。

どちらにしても、やらされているのではなくて
自分から学ぶ、という姿勢の違いかと思います。

50歳を過ぎて、もう一つ感じることは
昔子どもの頃、ムリに習わされていたものや
以前、勤めていた職種等
すべてがあって今の私がある、という当たり前のことです。

大きな方向性としては、違っていたかも知れないですが
そこで学んだことは、マイナスではなくて
最終的につながってきていると、感じています。

思いがあふれてしまって、まとまりがないですが
何が言いたいかと言うと
その時には、とてもしんどくても
しっかりと深く考えたことは、身になっていて
後には、複利として帰って来きていると感じています。
(大きな功績のない私が言っても
説得力ないですが、そう感じています)

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

「壊れた人々」ユーレカ書房 林麗子

f:id:juneberry-miyatomo:20211123173528j:plain

私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(1時間20分)

 

感想…

単純だけど面白いストーリーだった。小説通りの殺人事件が起こる展開だが、その中にも勘違いもあり…。

 

Amazonより

ミステリー作家の加賀美聡子が殺された。発見された遺体には目立つ外傷が残されていたが、明らかに他殺であるにも関わらず、事件解決の手がかりがつかめない。苛立つ刑事のもとにもたらされたのは、とあるジャーナリストから送られてきた封書。その中には、加賀美聡子が手掛けた三編の小説が入っていた――。絡み合う虚構と現実、隠された真実。作家殺しは誰なのか?新感覚サスペンス。※本編にグロテスクな表現が含まれます。著者に犯罪行為を推奨する意図はありません。※・登場人物・山崎…………捜査一課の刑事。加賀美聡子殺しの真相を追う。松木…………フリージャーナリスト。自身に送られてきた手紙について警察に相談を持ちかける。高瀬直之……警察官。一週間前から行方不明になっている。松木の友人。加賀美聡子…ミステリー作家。自身の実体験を小説にしているのでは?と噂されている。何者かに殺害され、遺体で発見された。実は……・加賀美聡子作品・『標本男』…………絵本作家の女性が自身を暴行した編集者に復讐する物語。ショッキングな表現あり。『検査薬』…………友人と恋人に浮気された女性がふたりを破滅させる物語。『マリオネット』…自身の作品を復讐に利用され、思い悩む作家の物語。

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

 

ドキドキして怖い向こう側に

f:id:juneberry-miyatomo:20211207201646j:plain

私は、SNSは怖いもので
わかり人がやるだから
きっと一生やることはないかな、と
思っていました。

個人情報がダダ漏れなんじゃないか、とか
炎上したらどうしよう、とか
そんなところに、足を踏み入れたくない
という思いが強かったです。

でも
Facebookも、ブログも、Twitterも、みんな普通にやっていて

私も「えい!」と踏み出してみると
なんてことはなかった。

もちろん、個人情報には気をつけないとダメだと思いますが
炎上するほどの発信もしていないし
また、それほどの人も見ていないし。

やり始めてみると
全体像を知らずに、怖がっていた自分が
今思えば、滑稽に思えます。そんなもんですね。

1年半前に、SNS世界に飛び込んだ私ですが
そんな私でも、なぜかInstagramだけは
この秋(だったかな?)くらいまで怖くて
Instagramは若い人がするもの」だという
ブレインロックだけが残っていて…

初めてみると、「なーんだ」って感じです。

私って、毎日 
いろいろわかったみたいなこと言ってますが
(これはこれで、ウソではないんです)

よく考えると
心の奥底で落ちて切っていないこともあって
頑ななところがあるんですよね…

今では、Instagramは気楽で好きです。
私に、とても合っているようです。

Instagramだけではないですが
50歳を過ぎてから
今まで知らなかった世界を知ることができるなんて
思ってもみなかったです。

はじめ、ちょっとドキドキして怖いけど
自分の外の世界へ、勇気をもって一歩出ると
本当に、世界が広がりました。

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

「東京タワーが消えるまで」徳間文庫 森沢明夫

f:id:juneberry-miyatomo:20211123130227j:plain

私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(3時間25分)

 

感想…

ちょうど体調を崩しているときに読んだので、仕事で疲れている登場人物を俯瞰しながら、私は、働き方についても考えていました。仕事が楽しくて、一人で会社を設立したアラサー女子のパワフルさを見ながら、働き方って何がいいとは一概に言えないかな、という考えに、私は至りました。そして、支えてくれる人がいて働けるんだと強く感じました。

 

内容(「BOOK」データベースより)

ライブハウスで出会ったバンド「DEEP SEA」に特別な才能を見いだした佐倉すみれ(32歳、独身)は、彼らを一流のプロに育てるべく、一人でインディーズのレコード会社を設立。以後、全てを賭けて彼らのために奔走するが、大切なライブ当日にメンバーが現われない!?「誰かを笑顔にするために」ひたむきに人生を駆け抜けるアラサー女子の爽快小説。森沢明夫×村上てつや(ゴスペラーズ)対談収録。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

森沢/明夫
1969年、千葉県生まれ。作家。早稲田大学卒。『海を抱いたビー玉』(山海堂)で小説家デビュー。『津軽百年食堂』(小学館)は2011年春に映画化。ノンフィクション作品の『ラストサムライ 片目のチャンピオン武田幸三』(角川書店)では第17回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。小説、ノンフィクション、エッセイ、絵本と幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

 

見えないものを見えるようにする力

f:id:juneberry-miyatomo:20211206204329j:plain

想像力を働かせてとか
発想を豊かに…創造する
というような言葉を耳にしますが

見えない物を見えるようにする力って
どうやってつけていくのかな…と考えました。

たぶん、縛りなく考えを巡らせることを
子どもの頃から、続けてきた人は
すんなりと、何の壁もなく考えられるのではないかな
と思いました。

家庭でも、学校でも
子どもたちが、自分の考えが不正解のように
正解が一つしかないように
感じてしまわないように したい、と思っています。

既存のものを、発展させることと
目に見えない、今までなかったものを
見えるようにすることとは
雲泥の差があると思っていました。

やっぱり、ゼロからイチを創り出すことは
大変です。
そういう視点で物ごとを考え慣れてくれば
そんなに、大変でもないようですが
前年度踏襲の中にいる大人にとっては
とっても大変なことです。

「見えないものを見えるようにする力」を
つけていくことをイメージすると
本当に必要な力が身につくように感じました。

日常の生活の中から、職場まで
多様な場面で考えられるな、と。
やっぱり、頭を柔らかくかな。

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

「三叉路ゲーム」文芸社文庫 麻野涼

f:id:juneberry-miyatomo:20211123125429j:plain

私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(5時間29分)

 

感想…

事件の全体像がわかるまでのドキドキ感と、ふとした時に、今までの点と点がつながる瞬間や、展開、テンポの良さが面白かったです。このゲームの裏にある人の醜い部分や、組織内にある忖度… 麻野さんの作品からは、小説なんだけれど、そう言うことがあるんだろうな、という思いで読んでしまいます。面白かったです。

 

著者について

1950年埼玉県生まれ。早稲田大学卒業後、ブラジルへ移住。サンパウロで発行されている日系紙パウリスタ新聞(現ニッケイ新聞)勤務を経て、1978年帰国。以後、フリーライター。高橋幸春のペンネームでノンフィクションを執筆。1987年、『カリブ海の〈楽園〉』(潮出版)で第6回潮ノンフィクション大賞、1991年に『蒼氓の大地』(講談社)で第13回講談社ノンフィクション賞受賞。2000年に初の小説『天皇の船』(文藝春秋)を麻野涼のペンネームで上梓。以後、『死の臓器』『死の刻』『死刑台の微笑』『誤審死』(以上、文芸社文庫)など、社会派ミステリーを精力的に発表している。2015年には臓器移植の闇と医療の倫理を描いた『死の臓器』がWOWOWの連続ドラマになる。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

Amazonより

国立警察署に勤務する警部補の小学2年生の娘が青梅鉄道公園で誘拐された。犯人からの指示で、警部補は新宿駅から東京駅、さらには新幹線で新横浜駅まで移動させられ、ホームにあるロッカーの中からメッセージを取り出す。そこには〈三叉路ゲームスタート〉とだけ書かれていた。捜査が進むにつれ、次第に過去の“あの事故”があぶり出されてくる。社会派ミステリー作家の力作!

 

juneberry-miyatomo.hatenablog.com

 

 

判断の線引きと、判断リソースの節約

f:id:juneberry-miyatomo:20211205104223j:plain

昨日朝、体調が悪い中ゆっくり起きてくると
大学生の息子から、必死の相談を受けました。

12月末の集まりで、サークルの先輩の色紙を贈る。
その色紙(寄せ書き)の図柄というか、真ん中の部分
どうしたらいいかな…と。

しかも、もうすぐ家を出るから、それまでに作らなければいけない。
9枚も。時間がないと。
(なんで、もっと早くからやってないのか…)

私も体調が悪くて、病院の午前診療の時間がない中

とりあえず、ググっていくつか画像を出して
「こんなんどうなん?」と提案しても

「写真も貼るし…」とか
「書けへん…」とか

私にとってはどうでもいいことなんで
そして、簡単にできることなんで
「じゃあ、真ん中部分だけプリンターで印刷したら?」

もう、私も時間もなくて、めんどくさかったので

例えば…と
「いらすとや」からとったテニスボールのイラストを
真ん中に置いて
あとは、サークル名や、日にちや適当な文字を入れて印刷しました。

すると、コピー用紙だったので「色がどうの、こうの」言うので
以前に残っていたインクジェット紙にプリントしてみました。

「で、あとは自分で変えて、やりたかったら印刷しーや」
と言って放っておきました。

すると、
「全体写真、入れた方がいいかな」とか
「〇〇先輩って、上に書いた方がいかな」とか

私にとってどうでもいことを、独り言のように
話しかけてくる…

そこで、もう一度初めから考え直して、作業が止まっている。
心の中では、私もだんだんイラッとして(心の中です)

今、時間がない中
「電車の時間までにすることは、とりあえず9枚作るこやろ?」
と言って、また放っておきました。

色紙なんて、大量に作ったことがないので
不安なんでしょうね。(私もないけど)

いちいち、私に確認してくるんだけれど
部外者の私は

「いいんちゃう?」

としか言えないし
結局、自分で判断して、決めるしかないんだけどね。

長男は、夏休みの宿題を最終日までやってないのに
完璧を求める…みたいな
自分らしさを出すようなものは
苦手なところがあったな、と思い出しました。

誰かに文句言われたら嫌やし…
そんな感じです。

実際プリントしてみて
具体的になってくると、自分で色々工夫して
1時間後には、9枚作ってギリギリに出ていきました。

きっと、頭で考えてるばっかりじゃなくて
「まず動く」ができるようになると
やっていることが、具体的になってわかりやすいのに…
と母は思います。

とにかく、私から見ると優柔不断で、決断力に欠ける息子です。

これからの経験で、判断の基準や線引きを
イメージできるようになれば、いいと思いますが
とりあえず、今後、色紙系をお願いされたとすれば
いろんな判断ができるハズです。

あと、私が日常生活の中で
「判断のリソースを節約」していることと言えば
仕事着を、エアークローゼットにしていることです。

苦手分野を、お任せできることは
本当にありがたいです。

エアクロを利用することで
服選びに時間をかけることも、労力を使うこともなく
そして、パフォーマンスはいい。
これは、判断のリソースを節約できていると
心から感じています。