シュガーレス・ラブ 角川文庫 山本文緒
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(3時間31分)
感想…
現代の女性の抱える精神的なストレスをテーマになった短編集。短編ではあるけれど、すべてがとても奥深く感じるのは、私が女性だからだろうか。
年齢も、格好も境遇も病歴もそれぞれだけれど、女性ならちょっとずつその感覚をかじっていると思った。その人間観察からくる物語が、確信には触れないのだけれど面白い。
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
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気持ちは有限、意思では生産性は上がらない
投稿する内容はまだ音声入力していないですが
音声入力は、とても生産性が高いと感じています。
ただ、音声入力は周りの人の状況を気にしないといけないので
どこでもできるわけではない、というところが
私が、職場でも家でも応用できていない理由です。
それでも、周りに迷惑にならない場所では
音声入力を使うことがあります。
音声入力を使うと
普段、無意識にもキーボード操作に気を取られて
言いたいことが全部アウトプットできていない…と気づきます。
普段と同じ状況でキーボードに触らずに
思っていることをつぶやくと
文字では表せないものが、出てくることがあります。
と言っている今日も普段のルーティーンで、キーボードで打っていますが
休み日の朝くらいは、音声入力でやってみます。
まとまりはないけれど、その方が早く書けると思います。
きっと生産性は上がります。
言われてみると今まで、 必要以上には生産性を考えていなかったのは
自分のがんばりは、意志の力で無限に続けられると
思っていたからです。
今までノーマークだった時間も気持ちも、有限だと考えると
その配分には 慎重になるな…と思いました。
入塾してから、やりたいことがたくさん出てきたのですが
50代の私にとっては
時間に限りがあることを痛感していたことを
思い出しました。
でも、時間には分かりやすく限りがあるので
その時間内でどうするか、を中心に考えていくと
「がんばらずにどうやって行こうかな…」と
イメージできたような気がしました。
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結構、敏感な私が実は鈍感なところとは
先日たまたま、アンガーマネジメントの本を読みました。
以前も読んだことがあるので
あまり深く考えて、本を選んではなかったです。
でも、読んでいるうちに
今までずっと、心理的な面や、環境面から考えていた母との関係を
自分のアンガーマネジメントでどうにかできるのではないか…
と思えてきました。
私は、なんて言ったかは忘れましたが
根に持つタイプらしいので、この状態に納得できました。
今後に、期待です。
私は、やっぱりがんばっていることが多く
夫からは、無理をしているように見えるようです。
だからよく「そんなにがんばらんでいいよ」と言われますが
夫は、本当にがんばらない人なので
(↑悪い意味ではないのですが、正反対のマイペースで)
そう言われると、申し訳ないけれどイラッとしてしまいます。
でも、夫の言っていることもあっていて
私は、疲れに鈍感、さらに空腹にも鈍感なので
自分でもよくないな、とは思っています。
だいたい、行き着くところまで行ってしまうような勢いです。
(若い頃はつぶれていました)
今の生活の中に、自由な時間はほぼないのですが
その中でも投稿などは、今すぐに成果が出ないけど大切な2割の活動だと
私は考えて、1時間ほど割いています。
でも、夫の理解は得られず、そういったことに対して
「がんばりすぎ」と言われてしまうことに
イラッとして、ガッカリします。
私って夫にイラッとしていますね。
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「空白の絆 暴走弁護士」文芸社文庫 麻野涼
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(4時間28分)
感想…
暴走弁護士の続編なので、内容も似通ったものかと思っていたが、まったくテイストが違っていた。会社の後継者争いを発端に、戦後の広島を舞台にした謎解きでした。
認知症の症状がまだらに出てくる老人の記憶を丁寧に紐解いていくあたり、スリルではないドキドキ感がありました。
内容(「BOOK」データベースより)
暴走族から弁護士になった真行寺悟は、暴走族仲間の峰岸孝治から仕事の依頼を受けた。孝治は峰岸工業の代表取締役社長、峰岸平の次男で、かつて親の敷くレールに反発して暴走族に加わっていたのだ。相談の内容は、峰岸工業の後継者問題で内紛が起こり、係争に発展していたためだった。創業者の孫を巡る後継者争い。その発端は、戦中戦後の創業者の謎の半生にあった。調査にあたった真行寺は、創業者の長男の出生の秘密に突き当たった!? --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
「AI vs.教科書が読めない子どもたち」新井紀子
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(4時間21分)
感想…
AIが活躍することで、私たちの過酷な仕事を代わりにやってくれて、生活が暮らしやすくなるけれども、私たち人間の仕事が奪われてしまうことがあげられていました。ビッグデータが集まったからと言って東ロボ君が東大合格できるわけではないと言うところ、私はやっぱり東大ってすごいな、と思いました。そりゃそうですよね…。
求められるのは意味を理解すること、これがAIができないことと言われるととてもわかりやすかったです。試験をスキルで乗り越えているようで、それが得意だと言うのなら、いづれはAIと同じところで戦うことになると言うことを考えると納得できました。
内容(「BOOK」データベースより)
大規模な調査の結果わかった驚愕の実態―日本の中高校生の多くは、中学校の教科書の文章を正確に理解できない。多くの仕事がAIに代替される将来、読解力のない人間は失業するしかない…。気鋭の数学者が導き出した最悪のシナリオと教育への提言。 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
がんばらないは、気が楽なことかも
今週、がんばらないことを考えていると
ますます「がんばるって何だろう」って
思えてきました。
日常的には、「がんばった」「がんばって」など
頻繁に、使われている言葉ですが
みんな、どんな意味で使っているんだろうか…
と、不思議になってきました。
(私も日常的に普通には使っています)
「がんばる」ことの裏には
不安や、焦りがあるというのは
とても的を射ていると思いましたし
逆に言うと、確かに不安や焦りが無いときには
特にがんばらなくても、普通にやっています。
だから「がんばる」の正体は自分の不安や焦りだったのかと
とても納得できました。
「がんばる」っていう言葉からは
期間をきめて注力するようなイメージや
一定の水準を目指していくような
ちょっと強制的なイメージがあるのですが
日常生活の中に落とし込んで、平準化することで
自然と達成できるということにたどり着ければ
それが理想なのかも、と感じました。
昨年夏ごろ、サポメを書き始めてから
1年と少し経ちますが
最近は、あまりがんばって書かないように
なってきました。
今までは、何を書こうかと、書く内容を考えてメモしないと
書けなかった(そうしたルーチンでやっていた)んですが
適当に課題から考えて
がんばらず、気負わずに書くようになりました。
どちらにしても、私が考えていることなので
内容的には、それほど変わっていないと思いますが
一番変わったことは
投稿に対して気が楽になったところです。
なんか、がんばらないっていう大元は
「気が楽」ということかも知れないな、と感じています。
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プレゼンと人前とは、似て非なるもの
私は人前が苦手で、それに大きな声で話すのも苦手なので
プレゼンテーションは苦手でした。
と言うよりも、苦手だと思い込んでいました。
でも、10年くらい前に
どうしても、人前で話さないといけなくて
パワーポイントで話してみると
意外に、できたんです。
よくよく考えてみると、文章を考えることは
それほど、苦手ではなかったので
内容を、文章でまず考えて
それから、パワーポイントをつくって説明すると
よく伝わりました。
アドリブで話すのは、苦手ですが
決まっている内容を話すのは、特に問題なかったんです。
そして、気にしていた「声が小さい」こと。
でも、今どき大きな声で話す場面は少ないです。
小学校の頃は教室で「聞こえませーん」と言われて
イヤな思い出があったんですが
今は、だいたいマイクがあって
声の大きさは、全然問題ではないですね。
そうこうしているうちに
パワーポイントが、紙芝居のように思えてきました。
今は、やることさえ決まっていれば
がんばることもなくなりました。
厳密に言うと、人前で話すことが苦手
というわけではなかったんですね。
あと、気づいたことは
思いを伝えることは、比較的得意なんです。
がんばらずにできます。
だから、会議でも意見はできます。
何が苦手って
ふってわいた事務連絡が、一番苦手です。
特に思いもないので
どう言ったら、わかりやすいのかとか
どの順番で話せばいいのかとか
どうでもいいことですが、深く考えすぎて…
これは、それほど重要ではないのですが
がんばらないと、できないです。
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「見仏記6 ぶらり旅篇」角川文庫 いとうせいこう みうらじゅん
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(3時間25分)
感想…
やっぱり、面白い。
みうらさんの行動も謎めいていて面白いけれど、それを見ているいとうさんの観察力と、そこからの分析、そして文章力がすごい。その情景が手にとるように伝わってきました。
この空気感が羨ましいというか、その中に入れてもらいたい感じをもらいます。
この本を耳読しながら、実際に仏に会いに行くのもいいな、と思いました。
内容(「BOOK」データベースより)
「裏切り」広山義慶
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(3時間11分)
感想…
話し言葉や、生活の中に出てくるものなどから、ちょっと昔の作品なのかな…と感じました。
でも、それが逆に面白くて、私は目につきました。
誰が裏切るのか、ずっと考えながら読んでいましたが私はノーマークの人物でした。
面白かったです。
内容(「BOOK」データベースより)
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がんばっているウサギはいない
がんばっているネコや
がんばっているうさぎは、いませんね。
面白い。
そう言う生き方、自分に必要だなと思います。
恒星世界仮説はファンタジーだと
言われてみれば理解は、できているのですが
報われてほしい…
と思う気持ちも、まだ全部は捨てきれていませんね…
自分には、適切なトレーニング、適切な平準化を
と考えられます。
若干方向が違うところで、一心に
がんばっている人を見ると
何か、アドバイスできるような立場でもなく
なかなか、言えないこともあって
なんの責任もない立場から
「報われてほしいな」
なんて思ったりもしています。
今日は「がんばっているうさぎはいない」
と言うイメージが
私の頭の中に加わりました。
大切にします。
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「ニュー・ワールズ・エンド」 文芸社文庫 川口祐海
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(4時間51分)
感想…
とてもSFチックでしたが、世界情勢が面白く興味深く読めました。
地球規模の話にドキドキしながら吸い込まれていきました。
現実世界の中でも、資本主義社会の中で操られている私たちは、その構造をあまり深く考えずに幸せを感じたりもしています。何が幸せかは人それぞれですが、日常生活ではなく、非日常のちょっと大きな目で世界を見てみると、普段の日常生活の捉え方も変わってくるように感じました。
著者について
東京都生まれ、在住。広告代理店やIT系企業の役員を経て退職、アルバイトをしながらデビュー作を執筆。著書に『イシュタム・コード』(文芸社・単行本『ナゼアライブ』を改題)、『きものジゴロ』(文芸社)がある。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
「がんばる」ってどういうことかな…
今日は、がんばるって何だろうって思いました
今まで、がんばってきたことは
がんばったのではなくて
積み上げてきた蓄積なのかな、と感じました。
私の母はよく「頑張りや」と言います。
何かの話をした最後の締めくくりや
別れ際、息子たちへのメッセージにも必ず
「がんばってください」 だとか
「がんばっていますか?」 から始まったりします。
私は、その言葉にイヤな感じをもっていました。
何か、私ががんばっていない
みたいな感じを受けているのか、自分でもよくわからないですが
言われて嬉しいことばではないです。
母はきっと、がんばり教の信者だと思います。
ここ2,3年、私はがんばらないとだめな状況の中にいます。
簡単に言うと、仕事内容がガラッと変わったということです。
とりあえず、今は、目先のやりくりをしていく中で
がんばらないといけない状況がつづいているな…
と感じています。
仕事上、遠くの目標もあるけれど
まず、目先を整えないと…という現実があって
それは、あまりいい働き方ではないですね。
そればかりではないですが、そこに手を取られています。
ただ、がんばっているってなんだろう?って考えました。
言葉の問題かも知れないけれど
コツコツやることが、がんばっているではないとすれば、
がんばっていると言うことは、結果は関係なく
表面的に取り繕っているようなイメージが、強くなりました。
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「死の臓器」(文芸社文庫)麻野涼
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(5時間14分)
感想…
移植について詳しくなかったので、とても 勉強になりました。
レストア・キッドニ(修復腎) と言う言葉も知らなかったのですが、移植を求めている家族にとってはレストア・キッドニでも移植してもらえることが救いになる。
一般的に体裁としては、ガンが発症した時のことを考えて…と言うけれど、家族がその立場なら、レストア・キッドニでも喜んで受け入れると言うこと。
あとは、ドナーの善意とお金との問題。考えさせられました。
患者に視点を置いてそのために働く人はその人の考えがあり、法整備をする人にはその考えがあり、患者にはその考えがあり…と立場によっての意見の違いを興味深く学べました。
麻野さんの作品には、そういった多角的な視点から教えられることが多いです。
内容(「BOOK」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
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睡眠から考えると通学・通勤時間も大きな影響が
そう言えば、小さな頃から私の習いごとは
遠いところが多かったな…と気づきました。
「近所の」というのはなかったです。
高校までは、歩いて通える近所の公立学校でしたが
大学は2時間かけて通っていました。
良くも悪くも、そんなとこから始まって
時間をかけて遠くへ行くことへ抵抗がないように思います。
でも、息子たちもその影響を受けてしまっているのか
学校選びに、通学に時間がかかることをあまり考えなかったです。
逆に、私が止めようとアドバイスしたくらいで…
でも、本人の意思は固く、高校も大学も自宅から遠いところに通っています。
若い頃は、睡眠についてまったく考えていなかったですが
息子たちにも、睡眠のことや睡眠から考える生活については
家庭で、念仏のように言い続けていこうと思っています。
だから、家族の個人行動と家族愛とは別ものだということも一緒に
わかってると思うけれども、ハッキリと伝えておこうと思っています。
平日は、家族それぞれの生活時間が少しずつ異なっているので、自分たち自身で睡眠時間の確保をするようにと、まず家族には話したいと思います。
睡眠していることがデフォルトの意識を持つと
8割主義で考えて日常生活を考える時に、ちょうどいいような気がしています。
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いづれは、最高の寝室をつくるわたしの計画
今は、高大生の息子が2人いるのですが
男の子は、すぐに家を出てしまうだろう…と
生まれた時から
息子たちが自立していくことをイメージして過ごしていました。
そうイメージしている理由は
男の赤ちゃんを見ると
周りの先輩たちが、男の子はせっかく育てても
嫁さんに取られる…「男の子は育て甲斐がない」
という人までいて(ちなみに、これは実母…ひどい( ; ; ))
それを真に受けていて(これもブレインロックかも、と今気づく)
いざ、そうなった時に私がショックを受けないためにです。
それで、ま、一応今も
息子たちは、就職と同時に家を出るイメージを持っています。
(これはうちの弟がそうだったので)
家をリフォームして、またカスタマイズします。
今、息子たちの部屋であるところも含めて
私たち夫婦の寝室、それぞれ充実させようと
以前から目論んでいました。
ただ、最近の若い子は家から早く出たいと思うわないようで
そこが、誤算です。
私が、高大生の頃は
リビングにいるよりも、自分の部屋で過ごす方が
心地よかったので
息子たちも高大生になったら
リビングには、それほど下りてこないだろう、という考えから
7年前くらいに、リビングを、こじんまりと変えたのですが
息子たちは、今でもリビングにいる率がとても高くて
私は朝早く帰りが遅いので、一緒になることは少ないですが
リビングが、それぞれにエリア分けされて
息子たちが、そこで過ごしていることが多い。
モノでマーキングされている感じ。
このままいくと、私の寝室計画ものびのびになるかも…と
先日、主人と話していたところです。
ま、過ごしたいと思える家だとするなら
色々失敗したかな…と子育てに不安をもっていた私的には
とても嬉しいことですが。
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