「武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50」山口 周
外国との比較を知って、日本で哲学がほぼ使用されていないこと
とても残念に思いました。
哲学的な考え方をもっているかが、人間の豊かさや深みに影響が出るとも感じました。
ビジネスや日常の中に哲学を使う場面があると気づけたことは大きいです。
人間としての、ゆとりを感じました。
内容(「BOOK」データベースより)
哲学というと「実世界では使えない教養」と捉えられてきたが、それは誤解。実際は、ビジネスパーソンが「クリティカルシンキング」つまり現状のシステムへの批判精神を持つために、重要な示唆をくれる学問である。本書では、“無知の知”“ロゴス・エトス・パトス”“悪の陳腐さ”“反脆弱性”など50のコンセプトを、ビジネスパーソン向けの新しい視点で解説。現役で活躍する経営コンサルだから書けた「哲学の使い方」がわかる1冊。 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山口/周
1970年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ等を経て、組織開発・人材育成を専門とするコーン・フェリー・ヘイグループに参画。同社のシニア・クライアント・パートナー。専門はイノベーション、組織開発、人材/リーダーシップ育成。株式会社モバイルファクトリー社外取締役。一橋大学経営管理研究科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
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#ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを取り戻す #山口 周
これまでと違って
今後はコンサマトリー自己充足的な時代がくるだろう、との予測がありました。
人間らしい、直感的な文化的に豊かな生活を送りたい
と考える人が多くなるという考えには同感でした。
一般的な豊かさではなくて、本当に自分がやりたいこと
人が生きている意味を、しっかりと考える時代になるのだろうと思いました。
内容(「BOOK」データベースより)
21世紀を生きる私たちに課せられた仕事は、過去のノスタルジーに引きずられて終了しつつある「経済成長」というゲームに不毛な延命・蘇生措置を施すことではなく、私たちが到達したこの「高原」をお互いに祝祭しつつ、「新しい活動」を通じて、この世界を「安全で便利な快適な(だけの)社会」から「真に豊かで生きるに値する社会」へと変成させていくことにあります。
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「乳と卵」川上未映子
感想
まくし立てるような関西弁が心地よくて
本質を言い当てているようなところが、とても面白かったです。
あっけらかんとした母親と、多感な思春期で感受性の高い娘の中にある思いが
少しずつぶつかる様子が刺激的でした。
考えていることの次元が違う親子のようで
でも、繋がっているところに温かさを感じました。
内容(「BOOK」データベースより)
娘の緑子を連れて大阪から上京してきた、「わたし」の姉でありホステスの巻子。
巻子は豊胸手術を受けることに取り憑かれている。
一方で、緑子は言葉を発することを拒否し、ノートに言葉を書き連ねる。
夏の三日の間に展開される哀切なドラマは、身体と言葉の狂おしい交錯としての表現を極める!
日本文学の風景を一夜にして変えた、芥川賞受賞作。 --このテキストは、paperback版に関連付けられています。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
川上/未映子
1976年、大阪府生まれ。「夢みる機械」(2004年)「頭の中と世界の結婚」(2005年)などのアルバムをビクターエンタテインメントより発表。2006年、随筆集『そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります』をヒヨコ舎より刊行。2007年、初めての中篇小説「わたくし率 イン 歯ー、または世界」が第137回芥川賞候補となる。同年、坪内逍遙大賞奨励賞を受賞。2008年、「乳と卵」が第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』が中原中也賞を受賞。2010年、長篇小説『ヘヴン』が芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback版に関連付けられています。
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「姑の遺品整理は迷惑です」(双葉文庫)垣谷 美雨
感想
主人公とともに、たくさんの遺品を残した義母のへの想いが変化していく。
遺品には、その生き様があり、その人らしさなんだ…と。
人が一人逝ってしまい処分する作業が生まれるけれど
その生きてきた道を振り返る作業だと感じました。
著者について
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「外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術」 山口周
感想
「あれっ?」読んだことあるかもと思いながら再読…
読書メーターがなければ気づかなかったです。
読書の役に立つ部分を、後々検索できるようについて思い出してきました。
今では「読書メーター」に記録して事足りています。満足しています。
ビジネス本の記録は、何度か見返すことがあります。
内容(「BOOK」データベースより)
成果は「どう読むか」で9割変わる。現役コンサルによる「使える」読書術の決定版!MBAに行かず、独学だけで外資系に転職した著者のメソッド、全公開! --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。著者について
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「あおい」西加奈子
感想
日常生活の中で、素直に思ったことを
素直に書いていて、包み隠さないところに親しみを感じました。
私たち年配のものから見ると
若い人たちが、適当に生きているように見えることもあるけれど
心の中ではすごく大きなものが動いていて、暖かいものがあるんだ…と感じました。
出版社からのコメント
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
西/加奈子
77年5月、イラン・テヘラン市生まれの大阪育ち。関西大学法学部卒業。『あおい』がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
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「腰痛放浪記 椅子がこわい」(新潮文庫)夏樹静子
感想
夏樹静子さんが腰痛の原因を突き詰めた一冊。すごい。
なんとかしたいという思いと、原因はなんだろう?と言う思いとが交錯している…
心因性はなかなか自分で気づけない…
人間の不思議を感じました。
内容(「BOOK」データベースより)
「夏樹静子のお葬式を出しましょう」―苦しみ抜き、疲れ果て、不治の恐怖に脅かされた闘病の果てに、医者はこう言った。時には死までを思い浮かべた鋭い腰の疼痛は、実は抑制された内なる魂の叫びだった。そして著者もいまだに信じられないという、劇的な結末が訪れる。3年間の地獄の責め苦は、指一本触れられずに完治した。感動の腰痛闘病記。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
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「かたちだけの愛」 平野啓一郎
感想
自分が愛だと思ってるものが、相手にとっては愛ではないことが、人が別れる理由にもなっているとは、寂しい…。
言葉にするとすごく薄っぺらい感想で、すごくありふれた言い振りですが
愛のあり方について、いろいろ考えさせられました。
内容(「BOOK」データベースより)
事故による大怪我で片足を失った女優と、その義足を作ることになったデザイナー。しだいに心を通わせていく二人の前に立ちはだかる絶望、誤解、嫉妬…。愛に傷ついた彼らが見つけた愛のかたちとは?「分人」という概念で「愛」をとらえ直した、平野文学の結晶!著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
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「『超』勉強力」中野信子 山口真由
感想
頭のいい人と、一括りにするけれど、彼女たちは自分のことを天才とは思ってないし、その分、試行錯誤しながら努力している事が分かりました。
本を7回読むことなんかの発想は、ホントに努力でしかないです。
その原動力は知りたい、学びたいという内面からのもの。
知的好奇心を満たしたい人たちが、超勉強力をもっているとも感じました。
素晴らしいです。
内容(「BOOK」データベースより)
頭のよさは後天的に伸ばせる!試験、仕事、そして人生で確実に結果を出す。今の自分を超えていく!脳科学×経験知から導き出した、学びを最大化するメソッド。著者について
中野信子(なかの・のぶこ)
脳科学者・医学博士・認知科学者。1975 年、東京都に生まれる。
東京大学工学部卒業後、同大学院医学系研究科修了、脳神経医学博士号取得。
フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。
現在は、東日本国際大学教授、京都芸術大学客員教授として教鞭を執るほか、脳科学や心理学の知見を活かし、マスメディアにおいても社会現象や事件に対する解説やコメント活動を行っている。
レギュラー番組として、『大下容子 ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系/毎週金曜コメンテーター)、『英雄たちの選択』(NHK BS プレミアム)、『ホンマでっか!? TV 』(フジテレビ系)。
著書には、『サイコパス』、『不倫』(ともに文藝春秋)、『人は、なぜ他人を許せないのか?』(アスコム)、『空気を読む脳』(講談社)などがある。
山口真由(やまぐち・まゆ)
研究者・法学博士・ニューヨーク州弁護士。1983年、北海道に生まれる。
東京大学を「法学部における成績優秀者」として総長賞を受け卒業。
卒業後は財務省に入省し主税局に配属。2008年に財務省を退官し、その後、2015年まで弁護士として主に企業法務を担当する。
同年、ハーバード・ロースクール(LL.M.)に留学し、2016年に修了。2017年6月、ニューヨーク州弁護士登録。
帰国後は東京大学大学院法学政治学研究科博士課程に進み、日米の「家族法」を研究。2020年、博士課程修了。同年、信州大学特任准教授に就任。
出演中の主な番組として『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)、『ゴゴスマ』(CBCテレビ/TBSテレビ系)など。
主な著書に『いいエリート、わるいエリート』(新潮社)、『思い通りに伝わるアウトプット術』(PHP研究所)などがある。
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「僕が親ならこう育てるね」ひろゆき
感想
ひろゆきさん目線の子育て本。
今までのしきたりとか、しがらみとかを取っ払って、いいこと言っておられます。
一番心に響いたのは、根拠のない自信を持たせてあげること。
私はこれができていなかったと思います。この発想は、全くなかったけれど、それが子どもの強い芯の部分になると感じました。
体裁に惑わされずに、当たり前のことを、当たり前にやってみるって大切だと思いました。
Amazonより
ひろゆき的思考で語る初めての教育&子育て論!
「勉強」「お金の使い方」「インターネットの使い方」について、子育て&教育において直面する悩み&問題について、どの本よりもわかりやすく「子育ての正解」をマジメに論じる!
※この本の著者印税は児童養護施設へのパソコン寄贈に充てられます
【本書で語られる主な正解】
★子どもの幸せは「勉強しなさい」からは生まれない
★他人が読めないキラキラネームを付ける親がバカな理由
★「あなたのためよ」は他人のせいにする子どもに育つ
★アップデートの時代だからこそ「テストで70点」の大切さを教える
★「夏休みの宿題」の中にはやらなくていいものがある
★いじめを助長するPTAなんてやめればいい
★「スマホは何歳から?」の正解は「何歳でも」
★ゲームを「やるな」より「とことんやれ」が正解な理由
★子どもにネットの「嘘」を見抜く方法を学ばせる
★母親への要求が高すぎる日本社会は毒親を生みやすい
著者について
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「努力不要論――脳科学が解く! 『がんばってるのに報われない』と思ったら読む本」 #中野信子
感想
すごく興味深い内容だったという感じです。
科学的な根拠を持って、空気を読んでいる日本人の脳の働きを紐解いてくれました。
科学的に説明するのが難しい空気を読むという内容も、科学的でいて、私たちが納得のいくようにわかりやすく説明してくれています。
Amazonより■「努力は報われる」って本当?
今一番注目されている脳科学者が、
大人は誰も口に出したがらなかった
「努力」のウソとホントを解き明かします!
■――もう、無駄な汗は流させない! ――■
「努力は報われる」「努力はウソをつかない」など、
世の中を見渡してみると、努力をゴリ押しする言葉がアチコチにあふれています。
しかし、結局は才能がなければ徒労に終わるのでは――?
脳科学的な見地から、そんな素朴な疑問の真偽を問うことを入り口に、
自分の夢を叶えるための戦略や、才能を見つける方法、
すり減らない生き方を説いていきます。
■――搾取されない人生を――■
脳科学という視点から世の中を俯瞰すると、
「常識」と考えられたものの裏には多くの欺瞞が存在していることに気づくと語る著者は、
その代表的なものの1つが「努力は報われる」という言葉であると考え、
読者へ次のように問いかけます。
◎あなたが今している努力は、本当にあなたがしたいことなのか?
◎周りに流されてやってしまっているだけなのではないか?
◎身近な誰かに洗脳されてしまっているのではないか?
◎社会そのものに洗脳されているのではないか?
努力信仰は脳科学的にも歴史的にも、日本人にとってもっとも馴染みやすい幻想とのこと。
時折一歩引いて、上記のように問いなおす習慣のない人は、
何十年もの時間が、他者のための無駄な努力に費やされ、
自分のためにあるはずだった膨大な時間が搾取されていたのだということに、
取り返しがつかなくなってから気づくことになると警鐘を鳴らします。
近年、問題になっている「ブラック企業」が
努力信仰が招いている象徴的な例であることは容易に想像がつきますが、
それ以外にも努力信仰が招いた弊害として「少子化問題」についても吟味していきます。
そんなアテンションを読者に実感していただきたいという気持ちも込め、
あえてタイトルに「不要」という振り切った言葉を用いました。
では、努力をしないでどうやって生きていくべきなのか?
絶対に報われる努力の仕方はあるのか?
もちろん、本書では努力を切り捨てるばかりではありません。
すり減らずに格差を乗り越え、夢を実現させるために、
私たち一人ひとりができること、まわりの人たちとの協力構造の築き方など、
本書の大半を使って明確に示していきます。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中野/信子
1975年生まれ。東京都出身。脳科学者、医学博士。横浜市立大学客員准教授、東日本国際大学客員教授。高IQ国際組織「MENSA」会員。東京大学工学部卒業後、同大学院医学系研究科医科学専攻修士課程修了(2004年)、同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了(2008年)。その後、フランス国立研究所サクレー研究所で研究員として勤務(2008~2010年)。現在、脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。内容(「BOOK」データベースより)
もう、無駄な汗は流させない。誰も語りたがらなかった「努力」のウソとホント。「努力は報われる・報われない」論争の終止符。 --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
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「女に生まれてモヤってる!」中野信子 ジェーン・スー
感想
絶対的な幸せでなくて、相対的な幸せに向かう…と言うようなところに心が響きました。
あと、40歳くらいになれば色んな意味で落ち着くということ。
専門家の言葉は大きい。そんな気がします。
臨床の世界でも言われていると知ると、自分と重ね合わせてもそのような気もする。
すべて含めて、若い頃の方が、女は何かとしんどいような…。そんな気がしました。
内容(「BOOK」データベースより)
「女らしさ」は誰のため?敵と味方とルールを再検証する。恋愛と結婚、私たちの戦略。なぜ女は自信を持ちづらいのか。ジャストフィットな生き方は自分で決める。 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ジェーン・スー
1973年、東京生まれの日本人。作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティ。TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』のMCを務める。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎文庫)で第31回講談社エッセイ賞を受賞
中野/信子
1975年、東京都生まれ。脳科学者。医学博士。横浜市立大学客員准教授。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピンで研究員として勤務後、脳科学についての研究と執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
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「カラスの親指」道尾秀介
感想
初めはとてもドロドロした感じだけど、そうでなく…
とぼけたような人たちが、実はとても暖かくて、結局それは意図されたものだったんですが、どこか、安心して読めました。
内容(「BOOK」データベースより)
人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは?息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。「このミス」常連、各文学賞総なめの文学界の若きトップランナー、最初の直木賞ノミネート作品。第62回日本推理作家協会賞受賞作。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
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「横道世之介」吉田修一
感想
ふわっとした暖かさ不思議な感覚。
主人公のいろいろな核心には触れられていない。今まで思い描いていたようなストーリーではなかった。
そして、いつの間にかストーリーが終わってしまっていた感じ、その余韻がまたいい。
私にとって、不思議な小説だった。シリーズがあるみたい。
「県警VS暴力団 刑事が見たヤクザの真実」(文春新書) 藪正孝
感想
初めは小説のように、あまり変わらずに読んでいましたが、徐々に真実と言うことが重く感じられてきました。
どこかで聞いたような話でも、真実だということが重いというのが、本当の感想です。
刑事小説が好きでも、ドキュメントとは違うと言うことがよくわかりました。
内容(「BOOK」データベースより)
脅迫・銃撃・放火・殺人・手榴弾…全国唯一の特定危険指定暴力団・工藤會。その壊滅に警察官人生をかけた元刑事の、30年余にわたる戦いの軌跡。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
藪/正孝
1956年北九州市戸畑区生まれ。高校を卒業して一浪後、福岡県警察官を拝命。主に刑事部門、特に暴力団対策部門に携わる。2003年3月捜査第四課に新設された北九州地区暴力団犯罪対策室副室長に就任。以後、10年間、大半を指定暴力団工藤會対策に従事。2008年全国初の暴力団対策部の設置準備作業を担当するとともに、工藤會取締りを担当する北九州地区暴力団犯罪捜査課長、暴力団対策部副部長等を歴任。2016年2月地域部長を最後に定年退職。同年4月から公益財団法人福岡県暴力追放運動推進センター専務理事を務める。2019年暴力団に関するより正確な情報を発信するため暴追ネット福岡を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
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