心理師 juneberry’s blog

読みたい本が見つかる

「ニュー・ワールズ・エンド」 文芸社文庫 川口祐海

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私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(4時間51分)

 

感想…

とてもSFチックでしたが、世界情勢が面白く興味深く読めました。

地球規模の話にドキドキしながら吸い込まれていきました。

現実世界の中でも、資本主義社会の中で操られている私たちは、その構造をあまり深く考えずに幸せを感じたりもしています。何が幸せかは人それぞれですが、日常生活ではなく、非日常のちょっと大きな目で世界を見てみると、普段の日常生活の捉え方も変わってくるように感じました。

 

著者について

東京都生まれ、在住。広告代理店やIT系企業の役員を経て退職、アルバイトをしながらデビュー作を執筆。著書に『イシュタム・コード』(文芸社・単行本『ナゼアライブ』を改題)、『きものジゴロ』(文芸社)がある。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

 

「がんばる」ってどういうことかな…

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今日は、がんばるって何だろうって思いました

今まで、がんばってきたことは
がんばったのではなくて
積み上げてきた蓄積なのかな、と感じました。

私の母はよく「頑張りや」と言います。
何かの話をした最後の締めくくりや
別れ際、息子たちへのメッセージにも必ず 


「がんばってください」 だとか
「がんばっていますか?」 から始まったりします。

私は、その言葉にイヤな感じをもっていました。
何か、私ががんばっていない
みたいな感じを受けているのか、自分でもよくわからないですが
言われて嬉しいことばではないです。
母はきっと、がんばり教の信者だと思います。

ここ2,3年、私はがんばらないとだめな状況の中にいます。
簡単に言うと、仕事内容がガラッと変わったということです。
とりあえず、今は、目先のやりくりをしていく中で
がんばらないといけない状況がつづいているな…
と感じています。

仕事上、遠くの目標もあるけれど
まず、目先を整えないと…という現実があって
それは、あまりいい働き方ではないですね。
そればかりではないですが、そこに手を取られています。

ただ、がんばっているってなんだろう?って考えました。
言葉の問題かも知れないけれど
コツコツやることが、がんばっているではないとすれば、
がんばっていると言うことは、結果は関係なく
表面的に取り繕っているようなイメージが、強くなりました。

 

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「死の臓器」(文芸社文庫)麻野涼

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私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(5時間14分)

 

感想…

移植について詳しくなかったので、とても 勉強になりました。

レストア・キッドニ(修復腎) と言う言葉も知らなかったのですが、移植を求めている家族にとってはレストア・キッドニでも移植してもらえることが救いになる。

一般的に体裁としては、ガンが発症した時のことを考えて…と言うけれど、家族がその立場なら、レストア・キッドニでも喜んで受け入れると言うこと。

あとは、ドナーの善意とお金との問題。考えさせられました。

患者に視点を置いてそのために働く人はその人の考えがあり、法整備をする人にはその考えがあり、患者にはその考えがあり…と立場によっての意見の違いを興味深く学べました。

麻野さんの作品には、そういった多角的な視点から教えられることが多いです。

 

内容(「BOOK」データベースより)

熊本県A市の日野誠一郎は聖徳会日野病院の医師で、泌尿器科の部長をしている。ある日、日野医師は、A警察より、任意の取り調べを受ける。容疑は、「臓器売買」の疑いだった。日頃、日野医師は、人工透析患者を担当し、日本における「臓器移植」の困難に直面していた。手をこまねいて、死を待つばかりの患者に、日野医師は、レストア・キッドニ(修復腎)、がん患者から摘出した腎臓の移植手術を何度か行っていた。テレビ制作会社のディレクターの沼崎恭太は、事件の裏に陰謀の匂いを感じ、アジアでの「臓器売買」の実態を調べるため、上海に飛んだ―。「臓器移植」をめぐる医療サスペンスの傑作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

麻野/涼
1950年埼玉県生まれ。早稲田大学卒業後、ブラジルへ移住。サンパウロで発行されている日系紙パウリスタ新聞(現ニッケイ新聞)勤務を経て、78年帰国。以後、フリーライター。高橋幸春のペンネームでノンフィクションを執筆。87年、『カリブ海の“楽園”』(潮出版)で第六回潮ノンフィクション賞、91年に『蒼氓の大地』(講談社)で第13回講談社ノンフィクション賞受賞。2000年に初の小説『天皇の船』(文藝春秋)を麻野涼のペンネームで上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

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睡眠から考えると通学・通勤時間も大きな影響が

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そう言えば、小さな頃から私の習いごとは
遠いところが多かったな…と気づきました。
「近所の」というのはなかったです。

高校までは、歩いて通える近所の公立学校でしたが
大学は2時間かけて通っていました。

良くも悪くも、そんなとこから始まって
時間をかけて遠くへ行くことへ抵抗がないように思います。

でも、息子たちもその影響を受けてしまっているのか
学校選びに、通学に時間がかかることをあまり考えなかったです。
逆に、私が止めようとアドバイスしたくらいで…
でも、本人の意思は固く、高校も大学も自宅から遠いところに通っています。

若い頃は、睡眠についてまったく考えていなかったですが
息子たちにも、睡眠のことや睡眠から考える生活については
家庭で、念仏のように言い続けていこうと思っています。

だから、家族の個人行動と家族愛とは別ものだということも一緒に
わかってると思うけれども、ハッキリと伝えておこうと思っています。


平日は、家族それぞれの生活時間が少しずつ異なっているので、自分たち自身で睡眠時間の確保をするようにと、まず家族には話したいと思います。
睡眠していることがデフォルトの意識を持つと

8割主義で考えて日常生活を考える時に、ちょうどいいような気がしています。

 

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いづれは、最高の寝室をつくるわたしの計画

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今は、高大生の息子が2人いるのですが
男の子は、すぐに家を出てしまうだろう…と
生まれた時から
息子たちが自立していくことをイメージして過ごしていました。

そうイメージしている理由は

男の赤ちゃんを見ると
周りの先輩たちが、男の子はせっかく育てても
嫁さんに取られる…「男の子は育て甲斐がない」
という人までいて(ちなみに、これは実母…ひどい( ; ; ))
それを真に受けていて(これもブレインロックかも、と今気づく)
いざ、そうなった時に私がショックを受けないためにです。

それで、ま、一応今も
息子たちは、就職と同時に家を出るイメージを持っています。
(これはうちの弟がそうだったので)
家をリフォームして、またカスタマイズします。

今、息子たちの部屋であるところも含めて
私たち夫婦の寝室、それぞれ充実させようと
以前から目論んでいました。

ただ、最近の若い子は家から早く出たいと思うわないようで
そこが、誤算です。

私が、高大生の頃は
リビングにいるよりも、自分の部屋で過ごす方が
心地よかったので

息子たちも高大生になったら
リビングには、それほど下りてこないだろう、という考えから
7年前くらいに、リビングを、こじんまりと変えたのですが

息子たちは、今でもリビングにいる率がとても高くて
私は朝早く帰りが遅いので、一緒になることは少ないですが
リビングが、それぞれにエリア分けされて
息子たちが、そこで過ごしていることが多い。
モノでマーキングされている感じ。

このままいくと、私の寝室計画ものびのびになるかも…と
先日、主人と話していたところです。

ま、過ごしたいと思える家だとするなら
色々失敗したかな…と子育てに不安をもっていた私的には
とても嬉しいことですが。

 

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夢って何からできてるんだろうって、いつも思いながら…

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夢については、不思議に感じることがあります。
だいたいは、無意識がベースかな…
と自分でも、感じています。

たまに、びっくりするくらい自分の生活に関係がなく
忘れていたような人が、登場すると
私の無意識の中にその人について、どう書き込まれているのか
とても気になります。

私は、10年前に「内観」というのを受けました。(参加した?)
ちょうど専業主婦から、フルタイムで働き出した頃で
生活のいろんなところに、支障が出てきていていました。

「集中内観」といって、1週間まったく人に会わずに
ひたすら、自分の過去について振り返る…みたいな
感じのものです。

本心は、私の心の中にある母との良くない関係から
自分の息子との関係にも、同様の影響が出てきていて
さらに生活が変化して、新しいストレスも出てきていて…
と八方塞がりになっていた状況で、「内観」へたどり着きました。

今回は、内観の紹介ではなく
そこで、夢について思ったことです。

うろ覚えですが、1週間目覚めてすぐに
見た夢の内容を、書くように言われました。

集中内観では1週間の間
普段の生活とは、まったく隔絶された環境で
一人で内観していたので
そういう、特殊な世界にいる間に見た夢は
場面の設定は、いろいろなんですが
すべて、1週間自分で考えたことや話したことが
ベースになってるのが、わかりました。

他人との交流が、一切ないので
夢の内容に、自分が考えたことが
反映されているのかを、とても実感しました。

そして、夢には考えた内容がリンクしていて
しかも、形を変えて出てくるので
自分で、自分の無意識の部分を見れたようで
興味深かったです。

夢って、起きてすぐにはまぁまぁ鮮明に覚えています。
でも、文字にしたり、夢から意識を外すと
すぐ側から忘れてしまうような
ふわっとしたものだな、と感じています。
不思議です。

 

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疲れてエコモードの今週

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今週は、特にエコモードで動いているような気がします。
ちょっと疲れています。

それでも、就寝時間を早くするという意識をもって 
ずいぶん、楽になったんだと思っています。

今は、長距離通勤していますが
以前の職場にいたときでも
私は、時間があれば眠りたい
と感じていたように思います。
人生、ずっと睡眠不足かも知れないです。

通勤距離関係なく、睡眠時間を削って
何かをする癖があるのかな、と思いました。
気をつけたいです。

あと、美容室には
私も、朝早くに行くようにしています。
美容師さんが疲れてからやってもらうよりも
1日のうちに一番元気な状態で
カットや、パーマをしてもらいたいと思っていました。
しいて言えば、空いている時の方がいいです。
その方がプラスαが、あるように感じます。

エコモードで働いている時に
サービスしてもらったら、損ですね。 
美容室だけでなく
他のところでも、探してみたいと思います。

 

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私には、寝るまでにすることの線引きが必要

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自分では、睡眠を最優先しているつもりでいましたが
改めて、見直してみて
いつの間にか、できていないことが多いことに
気がつきました。

どうしても、日々の中でルーティーン化していると
つい、自分の楽な方に流れている、と実感です。

自分では、昨日、おとといの投稿で書いたことを
やっているつもり、でしたが
耳栓ができていない日もあったり
10時に就寝と思っていても
だんだんと、日常の家事等に追われて
気を抜くと10時10分、10時15分、30分…
11時前と就寝時間が遅くなり
日々、遅くなってきているな…と、薄々は感じていました。

家事を含めて、やり切りたいことがありますが
どこで、決断してやめるか
そこでの葛藤です。

葛藤していると、あっという間に時間が過ぎてしまうので
夜に葛藤しなくていいように
私には、きちんとした線引きを
先につくっておくことが、必要です。
「10時には寝る」を最優先にしたいと思います。
(8割主義で…)

昨日、気を引き締め直して
しっかり耳栓をして、10時前に床につきました。
いつも通りの時間に起きると、普段よりも得点が良かった。
環境のせいではなくて、普段できてなかったんだ…

やっぱり、些細なことをしっかりと守ることって
ホントに、大切なんですね。
些細なことの積み重ねって
やっぱり、最終的には時間割引率につながりますね。

受験生の帰りを待たずに、寝るのには
とても罪悪感があるのですが

お母さんが、倒れても困るので
とりあえず、寝ようと思います。

 

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amazonのすごい会議ージェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法 佐藤将之

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私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(2時間43分)

 

感想…

良い会議資料について

会議の趣旨、目的が明確である

少ない労力、少ない時間で読むことができる

いつ誰が読んでも確実に伝わる

その通りだと思いました。とにかく、いつ誰が読んでも伝わるような資料でなくてはならないのは、当たり前ですが、意外とできていないことだと感じました。文章力の大切さを感じました。

コロナで随分、無駄な会議が見直されつつありますが、これからは必要だという本質を見極めてコロナ以前には、戻らないようにしたいです。

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

すぐに決まる!アイデアが生まれる!プロジェクトが進む!ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法。これがアマゾンの成長を支えるノウハウだ。 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

佐藤/将之
エバーグローイングパートナーズ代表取締役/事業成長支援アドバイザー。セガ・エンタープライゼスを経て、アマゾンジャパンの立ち上げメンバーとして2000年7月に入社。サプライチェーン、書籍仕入れ部門を経て、2005年よりオペレーション部門にてディレクターとして国内最大級の物流ネットワークの発展に寄与。2016年、同社退社。現在は鮨職人として日本の食文化の発展に携わるとともに、成長企業での15年超の経験を生かし、経営コンサルタントとして企業の成長支援を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
--このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。

睡眠の質と生活音の影響

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睡眠の質って、可視化していても 

私の感じ方と、ズレていることがあって
難しいな、と感じています。

大きな目で見ると
可視化していなかった時よりも、格段に良くはなっているのですが
ぐっすり眠ったーと感じる時の睡眠と
普通なのに、得点が高い時の睡眠との違いが
自分では、まだわかっていません。

ぐっすり眠れた、という感覚を維持していきたいのですが
これも、普段の生活で何が違うのか
納得でき原因が、自分ではなかなかわからない状態です。
でも、これはある程度改善されてきたので
今、行き詰まっている感もあります。

私は、週に1度はホテルで泊まることがあるのですが (補助があって安く泊まってます)慣れているホテルでは、熟睡できた気がしています。
何が違うか考えて、一つわかったことは生活音がないことです。

自宅では、いくら耳栓をしていても
何となくの、生活音は聞こえていたり
人の気配(やっぱり音かな)が、わかるので

「息子が部屋へ行ったな」とか
玄関ドアの音やバイクの音で「バイトへいったな」
(今どき、なぜか新聞配達をやっているので早い)とか
「遊びから帰ってきたな」とか

寝ているのに、聞こえてきた音を
頭で、理解している感じがあって
たぶん、いちいち頭が起きているように思います。

そうすると、寝ているんだけど
眠れていない状態が、あるような感じだと思います。

それでも、昨年春ごろから睡眠を意識し始めて
半年経ったころに、睡眠アプリの点数が上がり始めたので
同じ時間に寝ることや
寝る前にはブルーライトを見ないこと、など

できる範囲だけれど工夫したことが
自分の中でルーティーン化されて
私の身体の、リズムになってきたのだと思いました。

 

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暴走弁護士(文芸社文庫)麻野涼

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私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(4時間44分)

 

感想…

事件シーンと裁判シーンが多く、事実関係から考えられる展開がどうなっていくのか、面白かったです。

ただ、弁護士が元暴走族ということで、途中弁護士の若い頃の話と、いわゆる不良だった被害者、加害者の息子との話の内容が似通っていて、私には区別がつきにくく感じられたところがありました。

そして「償い」って、お金ではなくてやっぱり人の心だな、と感じました。修復的司法はいい方法だと感じますが、人の心の奥までは見抜けないので、裏切られた時の落胆は倍以上になるだろうと想像しました。

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

麻野/涼
1950年埼玉県生まれ。早稲田大学卒業後、ブラジルへ移住。サンパウロで発行されている日系紙パウリスタ新聞(現ニッケイ新聞)勤務を経て、78年帰国。以後、フリーライター。高橋幸春のペンネームでノンフィクションを執筆。87年、『カリブ海の“楽園”』(潮出版)で第六回潮ノンフィクション賞、91年に『蒼氓の大地』(講談社)で第13回講談社ノンフィクション賞受賞。2000年に初の小説『天皇の船』(文藝春秋)を麻野涼のペンネームで上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
--このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

新宿歌舞伎町でホストをしている大河内壮太は深夜の中央高速を走っている時、後ろから来たトラックに追突されて、一時、生死をさまよう重体に陥った。当時、トラックは時速百十五キロで走行し、走行車線に入ろうとした乗用車の後部座席に追突した。実況見分をした警察は、ただの交通事故から、計画的な事故の可能性を疑いはじめた―。暴走族から弁護士になった真行寺は、殺人未遂で立件されようとしているトラック運転手の弁護をするため、事件の背景を調査し、驚愕の真実にたどり着く!! --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。

 

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睡眠はダメージを回復させるためのモノ

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コロナの影響で、昨年春は勤務も減り
家にいることが多くなった時期がありました。

コロナの1年前に、ちょうど転勤があり
長時間通勤でフラフラな上に、仕事内容もハードで…と
行きついたのは、睡眠時間を削ることでした。

コロナの影響で、睡眠時間が確保され
心身ともに、よみがえってきていた頃でした。
しっかり眠れて、空いた時間にヨガをしたりして
ひどかった腰痛も、解消されました。

勤務が通常に戻る頃には、すっかり元気で
スマートウォッチで睡眠の質の計測も、始めていました。

でも、はじめは60点台が多かったです。
まず、なにより時間が短い。
5時間台、下手すると4時間台になっていて
これを6時間まで上げました。

あと、私はちょっとした音などで目覚めてしまうので
耳栓と、アイマスクをして寝るようにすると
自分でも、ぐっすり眠れるようになった気がしました。

半年くらいたった頃から
睡眠の点数が、急に70点から80点台に上がってきました。
これは、自分ではあまり自覚はないのですが
質が上がってきたようです。
もちろん寝室への、スマホの持ち込みはやめています。
(休み前はダラダラすることもあります)

もう一つ、私の体験として
マタニティブルーが、とてもひどかったです。
長男を、8ヶ月の早産で産むことになったので
その時しか時間がないから、といろいろな勉強や家事を
いつでも、フル回転でやってしまっていました。
そして、赤ちゃんが帰ってきたときに母乳をあげたかったので
長男が入院している2ヶ月間は、搾乳していました。

年配の人たちはみんな
「産後はゆっくりせなアカン」と
言ってくれていたように覚えていますが
痛い目に合わないと、わからない私は
めちゃくちゃ動き回っていたと、思います。
そして、一人になってドヨーンと涙。

結局、睡眠不足と疲労から
普段の思考能力が、なくなっていたと思います。

それまでは
「徹夜で、寝ずにやれば、なんでもできる」というような
感覚をいつももっていたように思います。

でも、そうじゃないんですね。
若い頃には、睡眠の大切さは感じませんでしたが
今になると、ホントに
睡眠は、ダメージを回復するモノだと感じます。

これは、違うかも知れませんが
私は、精神的にやられた時も眠りたくなります…

 

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孤独こそ最高の老後 (SB新書)松原惇子

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私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(2時間16分)

 

感想…

孤独「こそ」とまでは思わないけれど、孤独が悪いものだとも私も思わないです。老いてから孤独を楽しむと言う感覚を持つことが大切だと感じました。

遺言については、意外だったのですが、残ったものがいいようにしてしまうことがあると。

確かに、いくら葬儀はいらないと言われても体裁を考えて残された家族がやったり、一応良かれと思って…なんて言うことは想像できたので、本当にやってほしいことを伝えておくこと、そして誰にやってもらうかと言うことも決めておくことは大事だと教えてもらえました。

 

内容(「BOOK」データベースより)

老後は孤独だと不安になりますか?健康や病気、お金、人付き合い、人間関係、生きがい、終活などで。確かに、配偶者や子どもが近くにいれば、安心できるかもしれない。でも、周囲に人がいるからこその不自由さや拘束もある。実は孤独こそが、至福の老後を約束する。著者は70歳を超えた今までずっと独身であると同時に、これまで1000人以上の孤独老人を見てきた上で、そう確信するに至った。そこで本書では、孤独をうまく味方に付け、老後を幸福にする方法を、誰でも実践できるかたちで提言する。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

松原/惇子
ひとり女性の老後を応援する団体であるNPO法人「SSS(スリーエス)ネットワーク」代表理事。1947年、埼玉県生まれ。昭和女子大学卒業後、ニューヨーク市立クイーンズカレッジ大学院にてカウンセリングで修士課程修了。シンガーソングライターや映画製作の活動も行い、自らが孤独な老後を充実させていることを体現している。『女が家を買うとき』(現在・文春文庫)で作家デビュー。一貫して「ひとりの生き方」をテーマに執筆、講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
--このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。

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俯瞰してみて、何のためにやっているのかを知る

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いつ頃からか、全体像がわかってから

物ごとを考えると、とてもわかりやすいと言うことが
わかっていたようです。

大学生の頃、初めてアルバイトをした時は
一つ一つ、教わった順番でやっていました。
目の前の仕事を、一つ一つ必死にこなしていました。

たとえば、ウェイトレスの時には
注文を通してから、お皿を用意すること。

初めは、細かいところまで一つ一つ守っていたけれど
全体を考えて臨機応変に、動く方が動きがいいと実感できてくると
周りを見て、動くようになりました。

習ったことは、1つの方法だと
全体のイメージを持てたように思っています。
(マニュアルの厳しいところはあまりなかった時代なので)

「何のために」やっているのかを
教えてもらったほうが、仕事がスムーズにいった気がします。

だから、はじめに全体を知りたいと思うようになってきて
今は全体がわからないまま進んでいくことに
逆に、すごく不安を感じるようになっていました。

今、仕事をやっている時にも
全体像がわかると、落ち着きます。

アルバイトをしていた時と違って、臨機応変に対応できることばかりではないですが
組織として「何のために」やっているのか
また組織のその上から、どういう指示が来ているのか
がわかると、自分の理解も進みますし
自分が人に伝える時にも、わかりやすい説明ができると実感しています。

今週いろいろ考えて、私の完璧主義なところはどこか?自分が何に関して許容できないのかを考えていました。
一週間考えて、私自身は、だいたいはおおざっぱだし8割主義だなと思いました。他人が故意に手を抜いていることも許容できますが、他人が故意に手を抜いたり軽く考えたりしていたりすることで、私の見通しが崩れたり、予定に変更が必要になることが許容できないとわかりました。(許容できないと言っても、自分の中で心が乱れる、そして尾を引く、と言うことくらいです)
ここをスルーできる力があれば、いちいちしんどくならずに済むんだけど、という考えに、とりあえず行きつきました。この1週間自分なりに考えて、私に足りないものはスルー力ではないだろうか、と今は思っています。(なぜ、そこに私がこだわりを持ってしまうのか、も知りたいところですが)

 

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あなたへ(幻冬舎文庫)森沢明夫

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私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。

 

読み終えるまでの平均的な時間(4時間25分)

 

感想…

「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」この言葉は以前から好きで、いろいろな場面で助けられていました。

最近もその言葉を聞き、この本でも取り上げられていて、また縁を感じました。

森沢さんの作品は、いつも人の本質を感じさせられます。人の心の奥にあるけれど、普段は忘れてしまっているいい部分を思い出させてもらっていて、それでいいんだ、と背中を優しく背中を押してもらうような感覚があります。よかったです。

 

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

森沢/明夫
1969年千葉県生まれ。小説、エッセイ、ノンフィクション、絵本と幅広い分野で活躍しており、小説『津軽百年食堂』は2011年に映画された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

富山の刑務所で作業技官として働く倉島英二。ある日、亡き妻から一通の手紙が届く。そこには遺骨を故郷の海に撤いてほしいと書かれており、長崎の郵便局留めでもう一通手紙があることを知る。手紙の受け取り期限は十二日間。妻の気持ちを知るため、自家製キャンピングカーで旅に出た倉島を待っていたのは。夫婦の愛と絆を綴った感涙の長編小説。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

 

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